2015年10月7日水曜日

読み聞かせ

先日の朝、小学校で児童の登校を見守っていると、ほどなくして、

私の知ってる保護者のお母さんが来られました。

今日は何の用事で来られたんですか、と尋ねると、

児童に「読み聞かせ」をするとのこと。

当PTA(私がPTA会長なのです)では、ふれあい文庫委員会というのがありまして、

その活動の一つが、「読み聞かせ」の活動です。

委員会の名前は、母親文庫、という学校もあると思います。

母親だけではないぞ、ということで、最近は(うちの市内では)ふれあい文庫、

と言うところも多いようです。

実際、その日は、男性の保護者も活動して頂いているようでした。


さて、この「読み聞かせ」、実は子どもの教育にはとても良いそうです。

これは、私がヒプノセラピー(催眠療法)の勉強会に参加していた時、

講師の先生が突然(のように私には聞こえた)、

「読み聞かせなんかは良いですよね」

とおっしゃったのです。

この勉強会の内容となんの関係があるのか、一瞬分かりませんでしたが、

どうやら、潜在意識の話と関係あるようでした。つまり、


人間の意識には、顕在意識と潜在意識があり、

それぞれ10%と80%(残りは胎児期の原始記憶)を占める。

大人の場合、顕在意識と潜在意識とは膜で仕切られており、簡単には行き来できない。

その膜ができるのが8歳~9歳の頃である。

つまり、その年齢までは、人の言ったことや外界の出来事なども、

ダイレクトに潜在意識に入っていける。

逆に膜ができた後は、ダイレクトには潜在意識には入り込めないので、

それなりの工夫が必要となる。


さて、乳幼児の場合、古典や良い文学、物語など、たとえ意味が分からなくても、

読み聞かせをしてあげれば、潜在意識にインプットされ、

よい教育効果が得られる、後々良い影響がでる、ということです。


PTAで活動していた読み聞かせが、このような分野とつながっていたとは知りませんでした。

素晴らしいエビデンス?です。

これは、生物学的教育論にも関係する話ですが、それのご紹介は、また後日にでも。


最後に、逆の注意ですが、

潜在意識にダイレクト入ってしまうということは、

悪いものも入ってしまうということです。

トラウマにもつながります。

身近なことでは、ゲームです。

過激なシーンの存在するバイオレンス的なゲームをしていると、

例えば、殺人なんかがなんとも思わなくなり、

潜在意識の中で殺人衝動が形成されることもあり得ると思います。

実を言うと、トランス状態(例えば、何かに没頭している状態)にあると、

潜在意識へ通じやすなります。

つまり、ゲームをやっていると、トランス状態になり、潜在意識へ通じやすくなります。

変なゲームをやっていると、

どんどん変なものが、潜在意識に取り込まれていくことになります。

要注意です。


今日もブログを見ていただきありがとうございました!


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