2015年11月30日月曜日

カードゲーム

昨今、ドラゴンボールやら妖怪ウォッチやらのカードゲームが流行って(?)いますね。

ちょっと前までは、ムシキングとか恐竜キング(でしたっけ?)とか女の子ならラブ&ベリーとか、

上の娘や息子の時は一生懸命やってましたね。

今、上の中学2年生になる息子がドラゴンボールのカードゲームに熱中しています。

以前に、その息子に「中学生にもなってそんなの面白いのか」、と言ってみましたが、

「うん。それに大人の人もやってるよ。」

という答え。

確かに、息子とも顔見知りの常連さんで、大人の人もいるようで、

カードゲームの大会にも一緒に出たりしているようです。

最初は、そんなゲームセンターで遊ぶカードゲームなんて、

小学生以下の遊びかと思っていましたが、どうもそうでもないらしい。

大人でも遊んでいるものを、中学生にもなって幼稚だから止めろ、とも言えないですね。

まあ確かに、DSとかプレステとかいい大人になっても一生懸命遊んでいます。

別に子どもだけのおもちゃではないですよね。

そこらへんは私も認識を改めました。

それと、SNSでみた話ですが、

やはり、そんなゲームが面白いのかと、大人に言われ、

「大人が一生懸命考えて、一生懸命作ったものなんだから、面白くないわけがないでしょ」

というようなことを子どもが答えたという話を聞いて、

なるほどと思いました。

子どもはもとより、大人もそりゃ面白いんだろうな、はまるよな、と感じ入りました。

趣味というのは人それぞれでいいし、ストレスが発散できるなら尚いいですよね。

今日はそんなことを思いました。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年11月29日日曜日

ゼンメルワイス その3

さて、ヒーローであるはずのゼンメルワイスに何が起きたのか?

この産褥熱撲滅の成果を、彼は学会で発表します。

しかし、学会も医学界も彼に激しく反発したのです。


「そんな方法で産褥熱が撲滅されるわけがない」

「手を洗うなんて面倒だ」

「医師は手を洗わないのがしきたりだ」

というのが反発の理由だったようです。


当時の医師は、今から思えばとても滑稽でバカですよね。

ゼンメルワイスもまったくもって幻滅したことでしょう。

でも、今の医師も上記の様なことは言いそうですよね。

医師に限りませんが。

この反発は、つまるところ、

当時の病理学の権威の提唱する学説を否定する内容だったための、

学会挙げての猛反発だったようです。

自説を否定されそうになった医学界の大御所たちが、自分たちの権威を守るために、

手を洗うだけで産褥熱が撲滅できたという「事実」を押し潰したとのことです。


結局ゼンメルワイスは大学を追い出され、産科学会から無視され、失意のうちに発狂し、

47歳で生涯を終えています。

この時点では、まだパラダイムシフトが起きなかったんですね。

実はこのあと、パスツールの研究、リスターの登場、コッホの研究などにより、

現在のような感染予防が完成していきます。

そのお話は、ここでは触れません。

医学界は現在でも、いろいろなことを隠してきているような気がします。


今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年11月28日土曜日

ゼンメルワイス その2

ゼンメルワイスの続きです。

産褥熱の原因を突き止めたゼンメルワイスは、以下のような対策をたてます。

「解剖を終えた後に石鹸で手を洗い、出産に立ち会う前にも手を洗う」

えっ?!

今ならとても当たり前すぎる話ですよね。

その後さらに、

石鹸では取れない臭いがあるので、塩素水で洗う方法に変更し、

さらに爪も短く切って爪の下をブラッシングするようにしたそうです。

テレビでも見られそうな光景ですよね。

ゼンメルワイスが最初だったんですね。

しかしながら、実にこれだけで、産科病棟での産褥熱発生率は数%に減少しました。

さらに、たまに発生する産褥熱に対しても、その都度、「目に見えない何か」が

どこから運ばれたのかを突き止めて対策を取り、

ついに彼の病棟で産褥熱は根絶したのだそうです!

やった!!
 
まさしく、ゼンメルワイスはヒーローだ!


となりそうですが……

そうはなっていないのが歴史の暗い部分…

このあと、ゼンメルワイスには悲劇が訪れます。

今でもありそうな話です。

続きは又次回にしたいと思います。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年11月27日金曜日

ゼンメルワイス その1

一昨日は職場で手指衛生及び感染対策の勉強会でした。

簡便な内容でしたが、基本的なところをおさらいできたと思います。

講師の方(医薬品会社の営業?の人)が自己紹介で、家族構成とか、趣味とか、子どものこととか

お話していて、親近感が持てました。

なるほど、自分のことを少し詳しく話せば、好感を持ってくれるんだな、と得心しました。


さて、今回の勉強会の中で、手指衛生の立役者の一人である、

ゼンメルワイス、という人の物語が紹介されました。


私の持っている書籍からも引用して、このゼンメルワイスという人を紹介してみたいと思います。


イグナーツ・ゼンメルワイス(1818~1865) ハンガリー人医師 

彼は、ウィーン大学卒業後、ウィーンの総合病院の産科に勤務していました。

当時は、産褥熱(出産後の正体不明の熱病)による母体の死亡が多く、

実に3割、病院によっては半数の母親が死亡していました。

ゼンメルワイスは一生懸命に、この原因を探り続けました。

産褥熱の病態が、手術の後に起こる創傷熱という熱病と酷似していること、そして、

産婆さんによる自宅での出産においては、この産褥熱の発生が少ないことから、

医師の手に「目に見えない何か」が付着し、患者から患者へと次々に産褥熱が伝播している

のではないかと疑うようになります。

なんと当時は、手術にしろ病理解剖にしろ、素手で行うのが常識で、

医師には手を洗う習慣すらなかったそうです。

手にべっとりとほかの患者の膿をつけたままお産に立ち会っていたので、

出産でできた傷が化膿するのは当たり前だったのです。

いかしながら当時は膿があまりにありふれていて、

病院中が膿だらけだったので、だれもそれを気にもとめなかったようですし、

まさかそれが産褥熱の原因だとは思いもしなかったようです。

一方、産婆さんは病理解剖をすることががなかったため、

産婆さんが立ち会う自宅での出産には産褥熱の発生は少なかったのです。

今となっては信じられないような話ですね。


さて、ではゼンメルワイスはどのような対策を講じたか、については、次回にいたします。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!





2015年11月26日木曜日

インフルエンザ続き2

インフルエンザシリーズ2です。

そもそも、風邪に解熱剤を使う必要があるのか、ということでしたね。

それはまず、なぜ熱が出るのか?というところから始まります。

熱が出るのは、体に入った病原菌を熱で退治するためです。

その仕組みはいろいろとあると思いますが、

免疫機構が発熱するように計らっているようですね。

経験則からいっても、風邪って、薬飲まなくても自然に治りますよね。

自らの免疫の働きで。

逆に市販の風邪薬は飲んでも全く効かない、というのは私の経験です。

病院からもらう風邪薬は効くという印象もありますが、

それは抗生物質が入っているからでしょう。

実際は抗生物質はウィルスには効果はなく、細菌には効果があります。

風邪が長引いて免疫が弱まると(免疫が弱いから風邪が長引く?)、

これまで免疫によって制御されてきた細菌が悪さをしだし、

それによって風邪様の症状を引き起こし、

その細菌による症状が、抗生物質により収まるものと思われます。

風邪そのものには抗生物質は効果がありません。


以上から、解熱剤は必要ないというよりも、

熱を下げることによって、かえって風邪を治りにくくしていると想像できます。

但し、高熱はやはり苦しいものですから、

解熱剤を使用して熱を下げれば、体は楽になるでしょうね。

どうしてもきつければ、ある程度の解熱剤は必要という意見もあります。


結局のところ、常日頃から、体を強くし、

免疫力を高めるように努めることが必要になってくるということですね。

その免疫力を高めるためには、というところは、

以前にお話した腸内環境の話につながってきます。

今日のところはこの辺で。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!








2015年11月25日水曜日

インフルエンザ続き

前回インフルエンザの予防接種に関するお話の続きです。

1918年のスペイン風邪で死者が多数でた原因については、いくつかの研究があるようで、

ある研究では、死亡の87~97%がアスピリンが原因だと述べています。

また、 スペイン風邪において肺炎の死亡例が多いのですが、

これは、ウィルス性肺炎が原因ではなく、

サイトカインストームによるものだそうです。

このサイトカインストームとは、強い解熱剤が引き起こすもので、

肺だけではなく、脳症、腎臓、肝臓、筋傷害、筋障害(横紋筋融解症)、心筋炎・心筋症、

DIC(播種性血管内凝固症候群)なども同時に引き起こすようです。

いわゆる多臓器不全です。

そして、米大陸で死亡が多い最大の原因は、市販薬で大量に用いられている、

強い解熱剤イブプロフェンではないかと考えられているそうです。

また、感染動物に強い解熱剤を用いると死亡の危険性が10倍高まると言われています。


少しまとめますと、

インフルエンザによる、と思われている死亡の本当の原因は、

治療に使用する解熱剤の不正な使用だということになります。

これはもちろんインフルエンザによるものだけではなく、

ただの風邪でも起こりうる現象だろうと思われます。

ただの風邪でも、解熱剤の使用を誤ると、死亡する可能性もあるということです。


さて、そもそも解熱剤なんて使う必要があるのでしょうかね?

その話は又次回にしたいと思います。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年11月24日火曜日

インフルエンザの予防接種

いよいよインフルエンザの季節になりました。

私の職場でも、今月より職員の予防接種が始まりました。

以前に書いたように、私も先日接種いたしました。(職員は必須であり無料です)

家族には受けさせる予定はありません。

さて、このインフルエンザの予防接種ですが、

以前書いたように、私は意味が無いと思っています。

効果が無いどころか、危険だとさえ思っています。

今日はそこのところを少し書いてみようと思います。


そもそもインフルエンザはただの風邪です。

そんなことはない、と言う意見もあるでしょう。

今年のインフルエンザはのどが腫れる、とか、今年のインフルは高熱が出る、とか

言っている人がいますが、全くの気のせいだと思います。

または、テレビとかでそう言っているから言うのでしょう。

この時期、風邪を引いたとき、これはただの風邪じゃない、と思う人はどれくらいいるのでしょう。

私はここ数年より以前には、インフルエンザの予防接種を受けたこともなかったし、

インフルエンザにかかったこともありませんでした。

昨年に無理矢理?インフルエンザと診断されたました。

(なぜ無理矢理と思ったかは、その時のいろいろな状況からです)

その時の症状は、別になんてこともありませんでした。

どれだけの人が、風邪とインフルエンザの違いを認識できるのでしょうか。


もちろん、ただの風邪だって万病の元にはなるかもしれません。

それはインフルエンザも同様だろうと思います。

1918年のスペイン風邪(インフルエンザ)で多くの人が亡くなったではないか、

と思う人もいるでしょう。

大抵の本には、その時の衛生状況が現在とは異なるから、とは書いていると思います。

実際は、多くの人が亡くなった理由は他にあるようです。

そのことは、又次回に書きたいと思います。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!


2015年11月23日月曜日

PTA講演会 その3

PTA講演会の続き その3です。

自尊感情を育てるには?

「自尊感情を高める2つのエッセンス」

①「ほめる」も悪くはないけれど、もっといいのは、

「認める・共感する・感謝する」

②小さい失敗をたくさん経験させてあげる


まず①ですが、

結果を褒めるのは×です。

なぜなら、その結果が出なければ褒められないからです。

例えば、テストで90点とったから褒めたのなら、この次90点以下なら褒められないからです。

その代わり、90点とって、その頑張りを褒めてあげれば、

その次80点でも70点でも、またその頑張りを褒めてあげられます。

それは、その子を認めるということです。

90点をとったその子を認めるのではなく、何点とろうが頑張ったその子を認めるのです。


さて、②ですが、

小さい失敗の経験は自尊感情を高めるチャンスだそうです。

失敗しても、「それを受け止め、認めてもらって」(ここが大事だそうです)

それで何らかの対処をすることができ、

「失敗してもやり直せるんだ!失敗しても、自分はダメじゃないんだ!」と実感して、

次の困難に挑戦できる!

ということになります。

さて、最後になります。

子どもは、何度も何度も困難や失敗を経験して、確固たる自尊感情を育んでいきます。

そして、大人になるにしたがって遭遇する、さらなる困難にも立ち向かえるようになります。


講演はまだ続きがありますが、私からのシェアはこれくらいにしたいと思います。

3回にわたり、見ていただきありがとうございました。

自分の子育てにももちろん当てはまるので、すぐにでも実践していきたいと思います。


そして、

今日もブログを見ていただきありがとうございました!


2015年11月22日日曜日

PTAの講演会 その2

さて、一日あきましたがPTA講演会の続きです。

これからの社会でよりよく生きていくために必要となる様々な力を身につけるには……

その土台は、

自尊感情 (または自己肯定感)です。


自尊感情とは、

「自己に対する評価感情で、自分自身を基本的に価値あるものとする感覚。

自分自身の存在や生を基本的に価値あるものとして評価し信頼することによって、

人は積極的に意欲的に経験を積み重ね、満足感をもち、

自己に対しても他者に対しても受容的でありうる。

このような意味において、自尊感情は精神的健康や適応の基盤をなす。」


自尊感情の低い子どもは、

・投げやりになりがちであり、地道に努力することを避ける。

・自分の意見を言うこと(自己主張)ができず、友だちとの関係において過度に合わせようとする。

・自分の本当の気持ちが分からなくなり、

 自分を犠牲にしてでも周囲の大人の期待に応えようとする。

・不利になると、他者のせいにしようとしたり、攻撃的にふるまったりする。

・いつも不安でいっぱいである。他者のことも自分のことも信用できない。

・ストレスに陥った状況を乗り越える力が弱い。


そして、

このような自尊感情の低い状況下では、考える力、問題を解決する力、判断する力、

コミュニケーションの力、そして他者と協働する力はつかない。


日本人の自尊感情は世界と比較しても低いそうです。

それは、

長所を伸ばすことよりも、短所を矯正することに力点が置かれる傾向や

(間違えてはいけない、とか)

成績など目に見えるものの優劣が子どもの最大の評価となり、

そのための競争を強いる学校教育・社会であることなどが要因のようです。


日本では、このようにもともと自尊感情が育ちにくい土壌にあります。

では、どのようにして自尊感情を育てていくのか?

続きはまた次回に。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年11月21日土曜日

PTAの講演会

昨日は、PTAの研修に参加してきました。

しつけに関する講演があり、その内容をシェアしたいと思います。


ます、アメリカのある先生の言葉、

「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、

大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」

日本でも、以下の様な職業が現在確立している。


電子書籍編集者

ソーシャルメディア・マーケティング・コンサルタント

WEBアプリ開発者

情報セキュリティーマネジャー

社会起業家

等々…


これからの社会を生きていくために身につけるべきスキルは(21世紀型スキル)、

【考え方】

 創造性、批判的思考、問題解決、意思決定

【仕事のための道具】

 ICT、情報リテラシー

【働き方】

 コミュニケーション、コラボレーション(協働)

【生きるためのスキル】

 市民としてコミュニティに参加すること、生活と職業、個人的・社会的責任の取り方


今年のアエラの記事から、

「これまでの日本はピラミッド社会。

記憶力の優れた人が東京大学に入って、官僚になったり大企業に就職して、

ピラミッドの上の方を占めてきた。

今後は、『記憶力はあるが本当の競争力はない』人たちは没落していくでしょう。」


実際にここ数年のうちに、日本社会でも学力の評価の仕方が変わる。

大学入試センター試験は廃止され、

2019年から「高等学校基礎学力テスト(仮称)」

2020年から「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」

が導入される。


学力を測るものさしは、

思考力、判断力、表現力

丸暗記が得意なだけでは通用しなくなる。

つまり、これからの社会でよりよく生きていくために必要となるのは、

創造力、思考力、問題解決能力、意思決定能力、コミュニケーション力、コラボレーション力、等


では、どうしたら力がつくのか?


次回に続きをお話したいと思います。

長くなってしまいました。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!






2015年11月20日金曜日

夏炉冬扇

今日は、他で聞いたお話です。

昨日のネット上の投稿で、よい話を目にしました。(よい話はどこにでもあるとは思いますが‥‥)、


「夏炉冬扇」

という言葉をご存じでしょうか?

打てば変換されますね。

変換辞書によれば、

『「論衡」逢遇の「なほ夏を以て炉を進め、冬を以て扇を奏するが如(ごと)し」から》

時期外れで役に立たない物事のたとえ。』

とあります。

ネット上の投稿で聞いた話では、

今すぐ役に立たなくても、必ず役に立つときがくるので、じっと時期を待つことが大切、

と言ってます。

さらに、仕事の中でも、華やかなものと地味なものとがあり、

華やかな仕事をしている人も、それは、これまで地味な仕事をコツコツと積み重ねた結果である。

今頑張っていることは、一つも無駄にならない。

最後に、

『地味な仕事こそ、「私にやらせてください」と言ってみる。

そんな心がけのある人になりたいものです。』

と締めくくってます。


確かに、一生懸命にやってきたことを辞めてしまったり、職を変えたりして、

それまでやってきたことが、無駄だったのかなと思う気持ちも隅にはあります。

幸いにも私は、あまりそうは思わなかったので、

今が一番いいと常に思っています。


上の最後の言葉がいいと思います。

地味な、面倒そうな仕事は、自分から手を上げるのは勇気がいると思います。

私も、自ら手を上げたことはあまり記憶にありません。

言われれば、「やります」とすぐには言うようにしていますが。

これを自分から言えればすごいなと思います。

心がけたいと思います。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!


2015年11月19日木曜日

持久走大会

昨日は、小学校で持久走大会がありました。

学校外の周囲の一般の歩道も走るので、

PTAとしても立哨ボランティアを配置し、学校に協力しました。

天候にも恵まれ、持久走大会は大成功だったと思います。

今年は、一般の保護者からボランティアを募集するのではなくて、

各委員会の中から2名ずつだしてもらう方式としました。

2名×7委員会=14名という十分な人数で臨むことができました。

私も、各立哨箇所を廻りましたが、皆さん、しっかりと役目をこなしていただきました。

そのおかげで今年の持久走大会も無事に終わることができました。

 今回感じたのは、何かをやり遂げるには、みんなの協力が必要だということです。

1人ではできないことも、他の人の協力得れば成し遂げられるということ。

以前こんな話を聞いたことがあります。


富士山を登るなら、誰でも1人で登ることができます。

では、エべレストは? 1人で登れますか?

エベレストに登るには様々な多くの人の協力が必要になります。

自分一人では成し遂げられません。


これは、つまり、目標が高ければ高いほど、他人の協力が必要になるということの例えです。

私もこれからも、目標に向かって、師匠や仲間の協力を得て、頑張っていきたいと思います。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年11月18日水曜日

昨日の研修

昨日は、職場の研修でした。

とても参考になる内容だったので、少しだけでもシェアしたいと思います。

「」の中身以外の文は私の個人的な感想です。


○「損を惜しんだらプロとして成功できない」
 
 成功している人は事前に自己投資は必ずしているし、
 
 Give&Takeではなく、

 Give&Give&Give&‥‥ の精神でやってますよね。


○「お客様が最も要望しているのはサービスを提供する人の人柄や信頼感である」

 医療職としても、技術が良ければいいというのでは不十分で、

 患者さんやクライエントに信頼していただけるような態度が必要だと思います。


○「お客様の『まあまあ』は『まだまだ』の意味」

  「アンケート調査で『普通』は、本音は『この職場でなくてもいい』」

 これはわかります。5段階評価で3だと、可もなく不可もなく、と思ってしまいそうですが、

 自分が採点する立場になると、確かに、「いいところもないし、他でもいいや」と思います。 


○「お客様にファンだと思ってもらう」

 これは、この前受講したチラシのセミナーで言っていたことにも通じます。

 商品力やブランドで戦うのか、キャラクターで戦うのか、ということです。

 今回の場合は、キャラクターで戦うんだ、ということですね。

 戦う、という言葉は当てはまりませんが、

 お客様にファンになってもらうということはやはり、王道ではないかと思います。


最後に自戒を込めて

○「心配りを『仕事』にすることが大事」

 「毎日、お客様への『感謝』と『愛情』を忘れない」

 「毎日どれだけお客様への心配りをしているか」

 「清潔なユニフォーム、トイレの掃除、明るい挨拶が基本の心配り」


忘れないようにしたいと思います。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年11月17日火曜日

仲間と学ぶ

この前の週末は、師匠のところでテクニックセミナーでした。

テクニック部分もともかく、考え方の部分で、とても重要なことを教えていただきました。

ネタバレしてしまうので、詳しくは言いませんが、

ゴッドハンドはなぜゴッドハンドなのか?

ということですね。

そこまで、早く登っていきたいと思います。

それと、このテクニックセミナーは数人の仲間と受講しているのですが、

仲間の素晴らしさも感じることもできました。

今回、仲間の一人が、Kポジを施行する際の一つのポイントを教えてくれました。

その仲間も、つい先ほどわかったんだ、と言ってました。

私も「なるほど~」と思いました。

有り難いな~と感謝した次第です。


もちろん、仲間と学ぶので、お互いに治療したりされたりできるわけですし、

フィードバックしあえるわけですよね。

心強いという心理的な利点もありますよね。

今回我々が受講しているのは、本来なら師匠の個人レッスンなんですが、

師匠の計らいで、少人数でのセミナーという形になっています。

本当にそれで良かったと思います。


しかしながら、この治療というか、テクニックというか、こういった世界は奥が深いですね。

今回のセミナーでは師匠の、テクニックの神髄も見せていただいたり教えていただいたりしました。

とても勉強になった2日間でした。

どうもありがとうございました。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年11月16日月曜日

昨日の続き

昨日の続きです。

その先生のエピソードとして、こんなことを話してくれました。


ある患者で、自分の技術でどうにも治らない。

おかしいと思って、家庭状況などよく聞くと、夫婦間に問題があった。

それを行動療法で夫婦間の問題を改善していったら、治っていった。


つまり、家庭のストレスが大きな要因でもあった、ということですよね。

それと、こんな話もしてくれました。


新人時代に、ある五十肩の女性を担当して、一生懸命に治療していた。

ある時、その女性が長期に海外旅行に行くから自分で行う体操を教えて欲しいというので

それを紙に書いて空港まで届けようと思ったが結局届けることができなかった。

しかし、その女性が帰ってきて、「先生治りました!」と報告してくれた。

自分は一生懸命に治療した。

けれども、患者は自然に治っていった。

自分は余計なことをしていたんだ。何もしなければすぐに治ったのに。


確かに、五十肩はほっといても治るものどと聞いたことがあります。

実際そうかもしれません。

(もちろん、操体法を使えば、無痛で改善することができますけどね。)

オリンピック選手のトレーナーみたいなこともしていたようで、

その時のエピソードなんかもいろいろとお話ししていただきました。

すごい先生がいたもんだな、と思ったものです。

昔話になってしまいました。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!





2015年11月15日日曜日

痛みと自律神経

何年か前に受講したセミナーで、こういう話を聞きました。

「肩凝りには自転車を漕げ!」

これだけ聞くとなんのことやらと思うかもしれません。

そのセミナーの講師は理学療法士の高名な先生で、

自律神経の分野も得意にされていたようです。

私が受けたそのセミナーは痛みの理学療法に関するものでした。

その先生が言うには、

痛みは交感神経が亢進すると増悪する。

体力がない人は、普通の人がなんでもないような運動でも頑張らなければならないので、

交感神経が亢進する。すると、肩凝りが増悪する。

なので、肩凝りには自転車を漕がせて、体力を増加させる。

ということだったと思います。かなり端折っているかもしれません。

その時はなるほどと思ったものです。

この場合、体力をつけるということは、

VO2maxを向上させるということなんだろうと思います。

痛みをコントロールするには、

自律神経のコントロールも必要ということになります。

まて、その先生は、その場のデモンストレーションで、

受講者の筋力をアップさせたりして、

私はとても感銘をうけたのを覚えています。

先生の文献を読んで、先生がその時行っていた手技がAKAだったんだなと思い、

私もAKAを学んだきっかけとなりました。

モノにはなりませんでしたが…。

続きはまた明日に。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!


2015年11月14日土曜日

困った人の特徴

職場にはいろいろな人がいます。

困った人もいます。

前職は会社員でしたが、どうにも困った人はいました。

会社などに限らず、組織、グループには、どこにでも困った人はいるかと思いますが、

同僚にいると、ほんとに嫌になります。

これまでの経験から、困った人の特徴を考えてみますと、

一つには、嘘つき、ということがあります。

それも本人は、嘘をついているとは思っていません。

たいがい、「えっそんなこと言ったっけ?」などとのたまいます。

「そんなつもりじゃなかった」と言い訳もします。

周りの人は振り回されます。

周りの人は迷惑ですが、クビにすることもできません。

そういう人とも一緒に仕事をしなくてはいけません。


もう一つの困った人の特徴は、

言っていることとやっていることが違う、ということです。

どうもいいことは言うんだが、本人はちっともやっていない。

しかも、自分はやっている、という言い方をします。

周りの人はストレス溜まります。


あと最後に、周りに感謝できない人はダメですね。

困った人はいろいろとやらかすので、周りの人がそのたびフォローするのですが、

当の本人は、フォローされていたことは全く認識せず、被害者ぶったりもします。

そして、辞めるときに、第三者に職場内の不満を言って、

最後まで全力を尽くさず、後を濁して去って行く。

周りの同僚にフォローされていることなど、考えもせず、感謝もしない。


今回は、なんか愚痴のオンパレードみたいになってしまいました。

私は、人のふり見て我が身をなおす、のが得意なので、

そうならないように気をつけたいと思います。


今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年11月13日金曜日

Kポジの施行

私は今、操体法を習っているわけですが、

自分の今の臨床場面ではなかなか適用できる場面が少ないと思ってはいました。

先日も、つま先上げを施行したら、なかなか、つま先を上げてくれません。

あと、体の感覚が鈍っているのか、効果を実感してもらえません。

もちろん、いろいろな意味での私の実力不足はあると思います。


それでも、昨日は、先の、つま先上げができなかった方に対して、

肩が挙がりにくいというので、Kポジを施行してみました。

そしたら、うまく施行できて、効果も体験してもらえました。


肩の挙がりにくさは、メインの疾患・症状ではなかったのですが、

やって損はなかろうと思い、施行してみたのです。


常にチャンスはうかがっていたのですが、今回うまく適応できて良かったです。

うまくいく場合だけではありませんが、やってみなければわかりませんよね。


最近はIポジ、Kポジよりも、基本操法を試す場合が多いのですが、

それでも、効果のあるときと、そうでもないときがあります。


それでも、どんどん試すと慣れてきて、経験値があがりますよね。

これからもっともっと、操体法を施行してみようと思います。


今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年11月12日木曜日

菌との共生

実は私は、ここ最近石けんを使って手を洗っていません。

石けんなどを使うのはお風呂に入った時だけです。

腸の話で有名な藤田紘一郎先生によれば、

石けんを使用して手を洗うと、手の皮膚の常在菌が90%は死滅してしまうそうです。

すると、手の皮膚常在菌がいなくなり、他の病原菌が侵入しやすくなるし、

もちろん手も荒れてしまいます。

幸い、10%の皮膚常在菌が残っていれば、12時間かけて元のように増殖してくれるそうです。

だから、藤田先生は、手を石けんで洗うのは1日2回までと言っています。

それ以上、石けんを使用して手を洗ってしまうと、手の皮膚常在菌がいなくなって、

先のような、いろいろと問題が起こってくるのです。


それと、関連した話。

Oー157やOー111等の大腸菌の変種は、清潔な環境で繁殖します。

これらの菌は、毒性は強いのですが、繁殖する力は強くないそうです。

毒性の産生に70%を使ってしまい、生きる力は30%しかないそうです。

つまり、これらの菌は他の菌がいるところでは繁殖しないということになります。

皮肉な話、O-157やO-111は、厨房などの清潔な場所でより繁殖するということです。


ひところ清潔ブームみたいなものがありましたが、

人間は、ばい菌がいないと、かえって病気になりやすい体になっていくようです。

先の藤田先生によると、体の中にばい菌が入ってくることで、

腸内細菌が活性化し、免疫も強くなるそうです。

藤田先生曰く、

「多様な菌との共生が病原菌に強い体をつくる」


そういえば、藤田先生は、

自分のところの庭の土を毎日一口飲め、というようなことをおっしゃっていたような気がします。

先の著書では、

土壌菌のカプセルを1日1錠飲んでいると書いています。

また、落ちたものこそ食べなさいとも言っています。


清潔にしすぎることが、かえって私たちの健康を損ねる可能性があるということですね。

気をつけたいと思います。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年11月11日水曜日

傷の治療

いつの頃だったか、勤務している病院において、褥瘡処置をラップ療法にて行うようになりました。

その当時のトレンドだったようです。

当時はよくわからなかったけれど、

夏井睦先生の「傷はぜったい消毒するな」(光文社新書)を読んでみて、納得しました。

それ以来、傷口を消毒したことがありません。

というより、もともと傷口を消毒する習慣はあまりなかったですね。

放っといていました。

でも、 乾かした方が早く治ると思っていて、絆創膏もなるべく貼らずにいました。

先の書籍によれば、

傷口からは、よくジュクジュクしたものが出てきますが、

これは傷口を治すための細胞成長因子という生理活性物質だそうです。

この細胞成長因子は40種類くらいあるそうですが、

これらの細胞成長因子がお互いに連携をとりながら、

皮膚の細胞の分裂を促したり、

繊維芽細胞に作用してコラーゲンの産生を促進させたりしているらしいのです。

この細胞成長因子は、傷口を消毒したり、乾燥させたりすると、死んでしまいます。

つまり、傷口を消毒したり乾燥させたりすることで、

わざわざ治りにくくさせていたのです。

この理屈を褥瘡処置に応用したものがラップ療法のようです。

一般人はケガしたらどうしたらよいかというと、

キズパワーパッドという絆創膏が市販されているので、それを使用するとよいらしいです。。

自分の経験として、傷口をバンドエイドなどの絆創膏で覆っておくと、

つねにグチュグチュして、治りにくいという印象がありました。

手の傷だったりすると、仕事柄、頻繁に手を洗ったりすると、

いつまで経っても傷口が治らない印象がありました。

きっとそれは、細胞成長因子が流れ出てしまっていたからなのでしょう。

詳しいことは、インターネットや先の書籍でご確認ください。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!




2015年11月10日火曜日

東北旅行

昨日までの3日間、家族で東北旅行に行ってきました。

車で出発し、

初日は猊鼻渓の船下りと中尊寺、

2日目はものつくりセンターでの冷麺作り体験と龍泉洞、

3日目は宮沢賢治童話村

とのんびり廻ってきました。

どこも、楽しめました。

私の今の状況では、来年のトピックに向けて、いろいろとやることもあり、

旅行に行っている場合でもないんですが、

今回はあえて、なにも考えずに楽しむことに専念しました。

以前にも書きましたが、休んでいてもリラックスできずに、仕事のことを考えてしまうタイプなので、

家族と旅行に行くときくらい、集中して楽しもうと思いました。

そして、帰ってきて、また今日から、集中して頑張ろうと。


さて、今回の旅行はラッキーでした。

決して天気は良くなかったけれど、初日は夜まで雨は降らなかったし、

2日目以降も小雨で済んで、観光にはほぼほぼ影響はなかったです。

それと、サービスエリアで休憩したときに、東北観光フリープランというパンフレットに気付き、

すぐに申し込むことができました。

この東北観光フリープランというのは、いわき勿来以北のエリアで、

高速道路料金が3日間乗り降りし放題で8500円で済むというものです。

片道だけでも一万円くらいしちゃうので、とても安く済みます。

ラッキーでした。

そして、宿泊場所も、安価でとてもよい民宿・宿でやはりラッキーでした。


今回の旅行は、ラッキーづくめで、

超楽しめました。

来年のトピックに向けて一生懸命頑張って、

また、家族と楽しい旅行がしたいな、と思いました。

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2015年11月9日月曜日

思いやり?

この前、私が担当している男性患者さんが、こんな話をしてくれました。

人間には5つの必要な素養がある。

「ひとつはやっぱり思いやりだなぁ。」

あと、勤勉、健康、・・・・。(残り二つ忘れました・・)

その患者さん、さらに続けます。

「最近は思いやりのないのが多い」

「この前も、隣のベッドの男。」

「おれに、あれとってくれ、とか戸締めてくれ、とかなんとか言うから、

俺に言うな、看護婦に言ってくれ、って言ったんだ。」

 「ほんとに思いやりのないのがいるもんだ」


さっきの、思いやりが必要、という話の後に、その具体例・・・。

内心私が苦笑したのは言うまでもありません。


思いやりは、自分が相手に向けるものではなく、

相手が自分にしてもらうもの、という認識なんでしょうか。

もちろん、その90歳にもなろうという患者さんの言うことなので、

全く咎める気もなにもありませんが、

一つの人間ウォッチとしては面白かったです。

今日はそんな小話で。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年11月8日日曜日

やる人とやらない人

時々思うことがあります。

やる人とやらない人との違い。

何かを頼まれたとき、

「忙しいからできません」 と言う人と

「忙しいけどやってみます」 と言う人。

もちろん、「忙しいけどやってみます」という言い方はしませんが、

無碍に断らずに、自分が頼まれ、やるべきことと認識して、なんとかやろうとしてくれます。

「忙しいからできません」という人が悪いわけではありません。

これは、立場の問題もあるでしょう。

頼まれる人は、それ自体の責任もないので、自分が忙しければ、そう言って断るでしょう。

頼んだ人は、責任があるので、断られたら自分でやるしかないでしょう。

また、興味の問題もあるでしょう。

頼まれた人は、興味がなければ、忙しいから、という理由でさりげなく断るでしょう。

興味があれば、少々忙しくても、自分がやります、と逆に言うでしょう。

プライベートな場の時は、やるやらないは全く自由かと思います。

仕事上あるいは組織としての場合はどうでしょう?

できない仕事はちゃんと断れ、という考えもあるでしょう。

よく言われるのは、

「仕事は一番忙しい奴に頼め」

これは、暇な人は、与えた仕事もできないから、誰からも仕事を頼まれなくなり、より暇になり、

逆に、忙しい人は、期待され、仕事を任されるので、より忙しくなる、ということです。

また、忙しい人は、「忙しいからできません」とは断りません。

「忙しいけど(なんとか)やってみます」

と言うでしょう。(断れないタイプ?八方美人タイプ?という場合もあるでしょうね。)

それともう一つ、忙しい人は、自分で仕事を見つけます。

暇な人は、与えられたことだけしかしません。

そんな人間には仕事を頼みたくはありませんよね。

そういう人は、例えばコピーなどという簡単に思える仕事も満足にできなかったりもします。

私はというと、何かを頼まれたときは、

自分に頼んできたのはそれなりの理由があるのだろう、と考え、

自分の経験値を増やすために大抵やっているように思います。

もちろん、興味なければ、なんだかんだと言って断るし、「忙しいから」と言います。

あまり、仕事を抱え込むのも、健康に悪いので気をつけましょう!

今日もブログを見ていただきありがとうございました!




2015年11月7日土曜日

ボランティアグループの会合にて思うこと

先日はあるボランティアグループの会合がありました。

個人の都合の良いときに行う自主的な活動のみのグループなので、

年に一回は集まろうということになり、先日はその第1回の会合でした。

グループのメンバーはもちろん地域で暮らす方々なんですが、

これらの方々は、じつによく、地域の子どもたちや、地域の様々なことを見てくれています。

子どもたちの通学時、下校時の様子とか、

ここは危ないとか、ここはどうだとか、詳しい話が沢山出てきます。

ほんとに有り難いことだと思います。

一人保護者の方がいました。

その方のお子さんはまだ1年生なので、一人で下校してくるときは心配で、

先日、他の子どもが石蹴りをして、道路に出て行った石を拾いに行こうとしたところに出くわし、

とても危険を感じたとのことでした。帰ってくるまでとても時間のかかるときもあるとのこと。

学校の先生に、家までついてきてもらうことはできないのか、と発言しておりました。

他の学校では、そうしているところもある、と聞いていたようです。

児童の登下校の問題はなかなか悩ましいものがあります。

一つには、まずもって本来的には、学校の門から外は、

学校ではなく保護者の管轄である、ということ。

ウチの学校では、通学路は学校主導で決めたりしていますが、本来は違うとのこと。

二つ目には、では集団で登下校しようといったときに、

上級生と下級生及び同級生の問題。

上級生には下級生の面倒をみるのが負担になる。

同級生同士でも、仲がいい悪いなどの問題があります。

三つ目には、先生のマンパワーの問題。

先生は、ほんとにいろいろな仕事があり、大変です。

何十人もの児童のことを見なければならないので、責任も大きいです。

先ほどの保護者の方の意見については、

他の方がフォローしていました。

面白かったのは、

「俺なんかの時は、学校終わって帰るまで3時間も4時間もかかった」

という意見です。

確かに、今と昔では社会背景も交通事情も異なるでしょうが、

様々なことを通じて、学校以外で社会勉強なり自然の勉強をしてきたんだろうな、と思います。

皆さんはどうお考えでしょうか?

今日もブログを見ていただきありがとうございました!


2015年11月6日金曜日

防災訓練

一昨日は、職場で防災訓練がありました。

私の職場のリハ室は、厨房と同じ階にあるため、初期消火を担当しています。

毎度のこと、非常放送の後に厨房に駆けつけ、非常用消火栓のフタを開けホースを取り出し、

火災発生場所に向かいます。

「コック開栓お願いします!」

と叫んで、もう一人駆けつけた職員に放水コックを開けるふりをしてもらいます。

しばらく放水するふりをしているわけですが、

いつまでやっていいものかわからず、だんだんと困惑してきます。

すると、コック開栓担当の職員が「初期消火終了です!」と言ってくれました。

それから、非常階段を使用して、外に出て、本部に報告します。

毎度のことではありますが、練習しておくと、いざとなった時にいくらかはスムーズかと思います。


さて、そのあと、消火器の使用訓練があります。

消防隊員がまず、消火器の使い方の説明とデモを見せてくれます。

一般的な今の消火器は、ABC型といって、普通火災、油ものの火災、電気火災の

どれにも対応しているそうです。

実際、使うときには、

「火事だあー!」

「だれか来てください!」

「あなた、119番にに通報して下さい!」

と言ってから、消火器の黄色いピンを抜き、ホースの口を火元に向け、レバーを握ります。

火元から5~8mほど離れ、火元の下の方を狙います。

私も消火器訓練にエントリーしていましたので、やってみました。

これも、やっておくと違いますよね。(たぶん‥‥)


さて、先ほどの消防隊員の説明の中で気がついた点を一つ。

「だれか来てください!」といった後、「どなたか119番通報お願いします!」

と言ったのでは、だめだ、というのです。

特定の一人を指名して、「あなた、119番に通報して下さい!」

と言うべきだとのことです。

このことは、私が最近読んでいる、

「影響力の武器」(ロバート・Bチャルディーニ)という本にも書いてありました。

「社会的証明」の原理です。

アメリカで起きたジェノヴィーズ事件は、キャサリン・ジェノヴィーズという女性が

ある晩、35分間犯人に追い回されたあげく殺害されたという事件ですが、

その35分の間、38人もの近隣住民がこの事件を目撃しています。

しかし、誰一人、警察に通報する人がいなかったのです。

このことを説明するのに、ある心理学者が社会的証明という原理を用いました。

簡単に言うと、我々は自分がどう振る舞うかわからないときに、

他人がどうしているかをみる、ということです。

先ほどの事件では、38人もの人が目撃しているのに、

自分が警察に通報するかどうか躊躇していたのです。

もしかしたら、ただの喧嘩なのかもしれない、ほんとに緊急事態なら誰かが通報しているだろう、

などと考え、他人の出方をうかがっているような事態だといえるかもしれません。

つまり、自分の行動を大多数の他の人の行動に合わせるということですよね。

先ほどの書籍の中で、自分の身を守るためには、例えば、群衆の中で具合が悪くなった時は、

「誰か助けてください」ではなく、

「そこのあなた救急車を呼んでください」というべきだと書いています。

参考になります。

「影響力の武器」は具体例を用いて、いろいろと面白いことが書かれています。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!




2015年11月5日木曜日

売れてから作る?

この間の、師匠の経営セミナーにて、こんな言葉を聞きました。

「まず市場に出してみて、売れてから作る」 「DRMはテストしてみないとわからない」

確かに師匠は、バックエンドとして高額な商品を提示していますが、

それらを売れると思って出していない、ということです。

つまり、できあがっているものではないものを商品として見せているわけです。

売れてから考える、作る、ということですね。

そういうやり方もあるのか、と思い感銘を受けました。

大胆ですね。

DRMとはダイレクトレスポンスマーケティングの略ですが、

DRMとは、テストを繰り返して最適化を図りながら進めていくマーケティング手法です。

私はまだ、このDRMを理解していませんが、

DRMのやり方でいくと、

「まず市場に出してみて、売れてから作る」

という発想ができるのでしょうね。

すごいです。

このことを聞いたとき、スティーブジョブズのある語録が思い出されました。

それは以下の言葉です。

「何をほしいかなんて、それを見せられるまでわからない。」

アップル創始者のジョブスは、自分が欲しいものを作る、ことが基本だったようですが、

ジョブスははるか遠くまで見えるたぐいまれな人なので

消費者側から見れば、え?なにそれ、すごい、ほしい、ということになるのでしょう。



「まず市場に出してみて、売れてから作る」

という発想が自分のものになるようしていきたいと思います。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年11月4日水曜日

アンケートの廃止から思い至る

また、小学校のお祭りネタですいません。

ちょっと前の話になりますが、

お祭りの実行委員の方が、委員会の中で、

「今年は、(お祭りの)アンケートはとりません。」「(集計が)とても大変なんです。」

と言いました。

その人はいつも頑張っていた方なので、

大変だからと言う理由でやめるわけではないな、と私は感じていました。

まあ、実行委員がやらないというなら、それも仕方ないな、とはその時思いました。

例年、お祭り終了後に、保護者向けにアンケートを行っていたので、

私としては、保護者からのフィードバックも欲しかったのですが。

でも、あとからよくよく考えてみるに、

例年のアンケートの中身は、肯定的なものももちろん沢山ありますが、

否定的なものは、カレーがまずいとか、いつも同じ事やっているとか、

毎年同じような意見ばかりではあります。

それに、我々が(実行委員側が)よかれと思ってやっていることなんだから、

他人(他の保護者など)からの評価を気にしても無駄かな、と思い至りました。

もちろん、今年のお祭りは結果的にも、

「子どもたちはとても楽しんでいました」と多くの先生方にも言って頂きました。

子どもたちが楽しんでくれたのなら、それでよいではないか、ということですね。

私もそうなんですが、

人は、他人の評価を気にして行動することが多いかもしれません。

自分がよいと思ったことをやっているんだから、

他人がどう思おうが関係ない、と思えるのが一番です。

そんなことを、アンケートの廃止、という些細なことから感じました。

今向かっている自分の目標についても、

他人を気にせず、進んで行きたいと強く思います。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年11月3日火曜日

ペルソナ

先日の師匠の勉強会にて、ペルソナ設定ということを学びました。

マーケティングの話になりますが、

簡単にいうと、ある特定の人物像をターゲットにして、

そのターゲットに向けて、アプローチするということです。

その特定の人物像を描写するために、

自分が好意的に感じているある特定の人物について、

その特徴を200個挙げる、という課題を与えられました。

その場でいくつか書き出しましたが、

200個というと、とてつもない数字に思えます。

と同時に、自分は患者さんのことをさほどよくは見ていない、

ということにも気付かされます。

見ている部分にしても、なんとなく見ていて、

見ていないに等しいんだろうなと思います。

もっともっと、患者さんともコミュニケーションをとって、

情報を得る必要がある、と感じました。

別にそれは、今回の課題のためということだけではなく、

患者さんが、治療からより良い利益を得るために、ということです。

とってつけたように聞こえるかもしれませんが、

作業療法士的に言えば、当然のことです。

作業療法は、対象者の作業的生活をみます。

以前にも書いたように、作業は生活上の全ての営みを指します。

表面に見えることだけではなく、

その人の価値観や、興味、自分自身に対する信頼性なんかも大事です。

習慣や役割も大事です。

そういったことを知った上で、その人の大事にしている作業を見いだし、

その作業をできるようにする。

そういうことを目指すならば、

もっともっと患者さんのことを、知らなければならないなと思います。

もちろん作業療法の世界には、患者さんのこれらの情報を収集・評価するツールがありますが、

それらのご紹介は又の機会にしたいと思います。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!




2015年11月2日月曜日

お祭りをやる意味

先日の小学校のお祭りは無事、終了しました。

今年は例年にない企画として、サイエンスショーとかバルーンアートショーとか

スタンプラリーを行ないました。

どれも実行委員会の新企画です。

どれも素晴らしい企画で、大成功でしたね。

実行委員会の皆さんや、ご協力くださった保護者、先生方には感謝しています。


ところで、こういった小学校のお祭り、どういった目的でなされるべきなのか、

いつも疑問に思っていました。

例えば、先日お話ししたような、面倒くさいからやりたくない、という人がいた時に、

いやそれでもやるべきだ、という理屈はどこにあるのか、ということです。

面倒くさいからやらないとなれば、究極的には何もやることがなくなってしまうわけで、

それは間違っていることはなんとなくわかります。


先日お祭り終了後に、教頭先生から、そんな疑問の一つの答えになるようなことを

お聞きしました。

教頭先生がおっしゃるには、


ピコピコとゲームで遊んでばかりいる子どもらが、工作など実際に物を作ったりしてみて

完成して、遊んで、それで楽しむ、そして、達成感などを感じる。

そういう経験を通して子どもは成長していく。

学校はもちろん勉強するところだけれど、子どもたちは行事で成長する。


とのことでした。

楽しさの中に、こういった仕掛けを盛り込んでおくならば、

お祭りにも教育的価値が見出せるんだな、と感じました。

教えてくださった教頭先生にも感謝です。

今日もブログを見ていただきありがとうございます!


2015年11月1日日曜日

評価とは

実習生が来て、最初にやるのがいわゆる「評価」。

いつの頃からか、学生に、課題として、

「評価」とは何か?

という質問をすることにしていました。

学生はそれなりにもっともなことを書き、それは間違っていません。

だいたい、その患者さんのことをよく知るため、といった内容だったと思います。

いろいろ言い方はあると思いますが、

私が気に入っている、「評価」の定義は、

「評価」とは「自分の臨床疑問を解決するための手段である」

というものです。

作業療法技術ガイドという本の評価の項目に書いてあった定義です。

なるほどな、と感銘をうけたものです。

この臨床疑問というやつが、セラピストそれぞれ異なるので、それぞれ評価もことなるわけですね。

臨床疑問をどう持つか、はそのセラピストの治療的バックグラウンドに依存すると思われます。

例えば、ボバースアプローチをメインの治療としている人は、

片麻痺のステージはみないでしょうし、

筋肉へのアプローチをメインにしている人は、関節の包内運動なんかはみないでしょう。

どのセラピストも、患者さんを見た瞬間に、自分の感じた臨床疑問を解決するために、

いろいろと評価していくと思います。

学生だと、そのような治療的手技などは教わらないので、

以前ブログでもお話ししたボトムアップアプローチもやむなし、ということになってきます。

しかし、そうでしょうか?

私は、やはり作業療法士が持ってしかるべき臨床疑問というのもあるのでないかと思うのです。

例えば、患者さんをみたとき、

この人の筋力はどのくらいあるんだろう?とか関節の拘縮はあるんだろうか?

といった臨床疑問を持つよりも、

この人は今どんな思いでいるんだろう? とか、

この人は今自分の能力がどれくらいであると感じているのだろう? とか、

この人は今後何をしたいと思っているんだろう?

などの疑問をより多く持つようにした方がよいのではないでしょうか?

別に、このような臨床疑問を持つべき、と強制するわけではありませんが、 

作業療法士の特性や専門性を十分に考慮した教育がなされれば、

自然と理学療法士と異なる視点で臨床疑問をもつことができるようになるのではないでしょうか。

と、今日はそんな話になってしまいました。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!