2015年10月3日土曜日

 昨日、いつものように小学校の校門で立哨していると、

 児童らが、犬がついてくる、ご飯も食べてなくてかわいそう、等と言ってやってきました。

 最初は遠くにいたようでしたが、その犬を、一人の児童が引っ張って、

 校門前まで、連れてきました。

 その犬は中型犬。びしょ濡れで、首輪はついているものの、飼い主が分かるようなものは

 何もありませんでした。

 児童によると、最初は鎖もついていたが、
 
 とても錆びていたのでそのうち取れてしまった、とのこと。

 話を総合すると、一昨日晩~昨日朝の強風・雨で、錆び付いていた鎖が切れ、

 その犬が逃げ出してしまった、ということのように考えられました。

 児童らは、どうする?、どうする?としきりに尋ねてきましたが、

 一時保護しても、飼い主が見つからなかった場合は、

 結局、保健所に行くことになるし(一人の児童が「死んじゃうし」と言う)、

 児童に無理矢理引っ張られて来たように見えたので、

 なついてきているならともかく、そうでもないので、

 犬の好きなようにさせてあげれば、ということで、いわゆる放っておくことにさせました。

 一応、先生に相談してみなさい、とは言っておきましたが。

 後で、事の顛末を先生に話してみたら、

 その犬がいきりたって児童に噛みついてきたら大変なので、

 保護しなくてそれで結構です、とのこと。

 私も、児童の心配を無碍にして放っておくことに、いくらかの引け目もあったので、

 これでよかったのかなぁ、とその時は思いました。

 一つ気になったのは、ある児童が、去って行く犬を見ながら泣いていたことです。

 どうやら、その子の飼っていた犬も、いなくなったまま帰って来なかったことがあり、

  それを思うと、保護してあげて飼い主を捜してあげたい、ということだったのでしょう。

  子どもの純粋な気持ちもわからないでもないし、

 個人的にだったら保護することも可能なのでしょうが、

 学校という場になると、そうもいかないし、と複雑な気持ちです。

   もっとも、私個人としては、動物は放っておきたい方なので、

   犬猫鳥などの動物が、そこらでケガしてたって、

 それが運命、と思って手を出すことはしません。

 もっとも、保護しても責任が持てないからですけど。

  反対に私の妻は、ケガしていたり、捨てられている動物を

 みると、放っておけないらしく、これまで何度も、

 犬やら鳥やら保護したことがあります。

  私が、ですけど。

 結局、保健所に行ったり、逃げたり、死んだり、でしたけ

 ど。

  今、我が家で飼っている犬も、実は捨て犬でした。  ⇒

 今日もブログを見ていただきありがとうございました!

 

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