昨日、いつものように小学校の校門で立哨していると、
児童らが、犬がついてくる、ご飯も食べてなくてかわいそう、等と言ってやってきました。
最初は遠くにいたようでしたが、その犬を、一人の児童が引っ張って、
校門前まで、連れてきました。
その犬は中型犬。びしょ濡れで、首輪はついているものの、飼い主が分かるようなものは
何もありませんでした。
児童によると、最初は鎖もついていたが、
とても錆びていたのでそのうち取れてしまった、とのこと。
話を総合すると、一昨日晩~昨日朝の強風・雨で、錆び付いていた鎖が切れ、
その犬が逃げ出してしまった、ということのように考えられました。
児童らは、どうする?、どうする?としきりに尋ねてきましたが、
一時保護しても、飼い主が見つからなかった場合は、
結局、保健所に行くことになるし(一人の児童が「死んじゃうし」と言う)、
児童に無理矢理引っ張られて来たように見えたので、
なついてきているならともかく、そうでもないので、
犬の好きなようにさせてあげれば、ということで、いわゆる放っておくことにさせました。
一応、先生に相談してみなさい、とは言っておきましたが。
後で、事の顛末を先生に話してみたら、
その犬がいきりたって児童に噛みついてきたら大変なので、
保護しなくてそれで結構です、とのこと。
私も、児童の心配を無碍にして放っておくことに、いくらかの引け目もあったので、
これでよかったのかなぁ、とその時は思いました。
一つ気になったのは、ある児童が、去って行く犬を見ながら泣いていたことです。
どうやら、その子の飼っていた犬も、いなくなったまま帰って来なかったことがあり、
それを思うと、保護してあげて飼い主を捜してあげたい、ということだったのでしょう。
子どもの純粋な気持ちもわからないでもないし、
個人的にだったら保護することも可能なのでしょうが、
学校という場になると、そうもいかないし、と複雑な気持ちです。
もっとも、私個人としては、動物は放っておきたい方なので、
犬猫鳥などの動物が、そこらでケガしてたって、
それが運命、と思って手を出すことはしません。
もっとも、保護しても責任が持てないからですけど。
反対に私の妻は、ケガしていたり、捨てられている動物を
みると、放っておけないらしく、これまで何度も、
犬やら鳥やら保護したことがあります。
私が、ですけど。
結局、保健所に行ったり、逃げたり、死んだり、でしたけ
ど。
今、我が家で飼っている犬も、実は捨て犬でした。 ⇒
今日もブログを見ていただきありがとうございました!
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