2015年10月27日火曜日

薬について

当院の医療福祉相談室が発行しているニュースレターに

当院の薬局長による記事が載っていました。

興味深かったので、要旨を簡単にご紹介したいと思います。


薬を飲むだけでは病気は完治しない。

病気を根本的には治さない薬の方が圧倒的に多い。

病気を治すには患者自身の努力が必要。

薬と毒物は全く別物ではない。

薬は毒にもなり得るその強力な作用があるために薬として作用する。


私は、最後の言葉がとても印象的でした。

まさしく、毒をもって毒を制する、ということですよね。

だから、一生薬を飲み続ける、ということは愚かなように私には思えます。

先ほどのようなことを、薬剤師の方がおっしゃっているというところが、とても素晴らしいと感じます。

もちろん今回の記事の中では、薬をうまく使う、うまく付き合う、ということも述べています。

それと、病気を治すには患者自身の努力が必要ということも、奥が深い言葉だと思います。

病気の原因を考えたときに、いろいろなことが考えられると思います。

食べるものに含まれる、添加物などの毒物。

特定の栄養素の不足。

体のゆがみ。

精神的なもの。(慢性的なストレスなど)

患者自身が、勉強し、自分を振り返り、治そうとして行動していく、ことが大事になってきます。


これらのことを各論で話すと長くなりそうです。

最後に、冒頭の記事にかかれていた、ジェネリックについて書いて終わりにします。

ジェネリックは、先発医薬品と同じ有効成分でも、効き目が先発医薬品と異なることがあります。

それは、薬の成分とは、有効成分だけではなく、添加物や、薬のコーティングまで

全て含めるからです。

そこで、先発医薬品と、有効成分、添加物、製造方法までを全て完全に同一にしたものを、

オーソライズドジェネリック(AG)という。

AGは先発医薬品とほぼ同一と言える。


なるほど、勉強になりました。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!





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