2016年5月31日火曜日

清潔の難点…

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今朝は、いつも行っている小学校の女性職員の方と、

健康についてお話しする機会がありました。


その方は、ご年配ではありますが、

学内でもとても精力的に活動されている方で、とても若く見えます。

そして、見た目同様に、健康そうで、お体はどこも悪くないようです。


まずは、偏りなく栄養を摂ることが必要ですよね、といったお話をされていました。


その通りですね。


その後、現代の人はきれいにしすぎであるという話しになりました。

きれいにしすぎて、免疫力が落ちているのではないかということですね。


確かに、子どもの頃から、ある程度ばい菌にさらされていないと、

免疫が獲得されないので、後々病気にかかりやすくなると言われています。


ここでその方から面白い話しを聞きました。


その方が、給食センターに勤めていた時のお話で、


手に付着したばい菌を検査する機会があり、


普通に手を洗っていた時と、

一生懸命ゴシゴシと洗っていた時と比べたら、


一生懸命ゴシゴシと洗っていた時の方が、ばい菌の付着が多かった、というのです。



でもそれもあり得る話しですね。

手には常在菌が付着して手を守ってくれているので、

石けんとかでゴシゴシ手を洗ってしまうと、

よけいばい菌が付着してしまいそうですよね。


たとえば、O-157なんかは、

菌としては弱いので、他の菌がいるところでは生きられないけど、

他の菌がいないところでは、生きられてしまうという菌です。

だから清潔にしている厨房なんかで逆に発生してしまうのです。

逆説的ですけどね。


有名な研究者の先生の中には、

庭の土を食べなさい、という方もいます。

庭の土壌菌を体内に取り入れると、腸内細菌が活性化されて、

免疫力がアップするというのです。


ちまたでは殺菌された乳酸菌を取り入れる健康食品もありますからね。

免疫機能をアップするという同じ理屈です。


土を敢えて食べるというのは若干勇気がいりますが、

手を泥だらけにして遊んでいても、

地面に落ちたからといってすぐに捨てなくても、

いいのかな、と私は思います。


まあ、今回その方とお話していて、

意見があったなあ、というそんなお話でした。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



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2016年5月30日月曜日

みほこさん

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今日は、「みほこさん」のお話。

と言っても、女性のお話ではありませんよ。

期待していた方、残念でした……。




コミュニケーションの技術の一つとして、

心を開かせる技術というのがあります。


それは、皆さんも聞いたことはあるでしょうし、ご存じかと思いますが、

それは、「ほめる」、ということです。


人に聞いてもらいたい話しがあるときなどは、

まず、


「認める・ほめる・肯定する」


ことから始めると良いのです。


もうおわかりでしょうか?

「認める・ほめる・肯定する」

の頭文字をとって、

「みほこ」さんです。


人と出会って話しをするときに、まず、

「そのイヤリング素敵ですね」

とか、

「姿勢がいいですね」

とか、たとえ社交辞令のようであっても、ほめられれば悪い気はしないと思います。


まず、相手をほめてあげれば、相手の心を開かせることにつながります。



そして、この「みほこさん」もより効果的な使い方があります。

それは、一つには、

結果をほめるよりもプロセスをほめるということ。

これは、結果だけを見ているわけではありませんよ、

そこに至る過程もちゃんと評価してますよ、と相手に示すことになります。


そしてもう一つは、

直接ほめるのではなく、人を介してほめる、ということです。

面と向かってほめると社交辞令と思われるような場合でも、

「誰々さんがあなたのことをほめていたよ」
 
と伝えられると、信憑性も高まります。

直接いうとこっぱずかしい場合もいいかもしれませんね。


いいところを一生懸命に探して見つけなくても、

「挨拶が気持ちいいね」

とか

「いつも元気そうだね」

といった当たり前のようなことでも効果があります。



それでも、何もほめることがないと思ったら、

目が合ったときに、声をかけるだけでも良いのです。

部下だったら、

肩をポンとたたくとか、「元気でやってるか」

などと声をかけるだけでもよいのです。

人に認められる、という欲求は誰にもあるので、

その欲求を満たしてあげることが大事なのです。



さて、そうは言ってもなかなか難しい所はありますが、

意識するだけでもだいぶ違うと思います。


部下や、お子さんにはすぐにでも試していただければと思います。


自分も気持ちよくなると思いますよ。



今日はそんなお話でした。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



私たちの臨床も、そして操体法も、相手を認めることが大前提です。


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2016年5月27日金曜日

人間の身体は……

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皆さんは、

「人間の身体は口にしたものからできている」

みたいな言葉を聞いたことがありますか?

あるいは

「人は食べ物からできている」 とか

「あなたは半年前に食べたものでできている」

 という言い方もありますね。


でも、今回は、食育・健康のお話しではありません。


実は今日、ある人からその方の職場の愚痴?をお聞きする機会がありました。


実際にはその方の部署ではなく、隣の部署の問題のようで、

その方は自分の部署だけではなく、会社全体をよくしたいので、

なんとかしたいようなのですが、

当の部署の人たちは陰で不平不満を言うだけで、

上司に掛け合って職場を改善しようという行動を示さないようなのです。


その方は一生懸命に頑張っているので、私も応援したい気持ちはありますが、

よくよくお話を聞くと、

結局、当の部署の人間が動かなければダメだろう、

という結論めいたものにに達します。


そこで、私は思いました。


その職場(組織)は、構成されている人間でできているんだと。


ここで冒頭の話しとつながりました。


傍から見て、いい会社・いい組織ならば、

その社員や構成員がいきいきと働いているのではないでしょうか。

逆に、社員・構成員が嫌々働いていたりすると、

その職場は、魅力のない職場になるのではないでしょうか。


上司が問題だという場合もあるかもしれませんが、

経験上、純粋に上司だけが問題、という場合はあまりないように思います。



職場が悪いから社員もダメになる、と思う方もいるかもしれません。

しかし、職場、というのは、場所、などの物理的環境はありますが、

実体としてはありません。

人がいるから職場になるのではないでしょうか。


私が以前勤めていた職場も、今ひとつな職場でした。

いい職員だなと思う人は、大概辞めてしまいます。

残っている自分は、やはり今ひとつだなと感じていました。

自虐的な感じはしますが、

自分も含めて今ひとつな職場だと思っていました。



自分の働いている環境を良くしようと努力することは、

とても尊いことだと思います。

でも、ある程度頑張ってみてそれでもダメなら、

自ら別な環境に移っていくということも必要ではないかと思います。


少なくとも、その職場は、

必要最低限の人がいるうちは存続しているから、

その職場を存続させている人がいるということです。




さて、私は別に、職場でなんとか頑張っている人を

第三者的に冷めた目で見ようとしているわけではありません。


他人を変えようと思ってもなかなか変えられません。


結局は自分を変える、あるいは自分の置かれている環境を変える、

しかないんだな、とあらためて感じたわけです。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!





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2016年5月26日木曜日

湿布薬について

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病院に勤めていた時は、

多くの高齢者とお目にかかる機会がありました。

実に多くの高齢者が薬をたくさん処方され、そしてそれを飲んでいます。


湿布もまたしかりです。


たくさん湿布をもらって、

体中に貼り付けています。

入院患者さんも外来の患者さんも同様です。

もちろん高齢者の方に限った話しでもありませんが……。


薬と同様、この湿布も注意が必要です。



痛いところに湿布を貼ると、

その時は痛みが和らいだような気もするようですが、

それで治った、という話しはあまり聞きません。



実は湿布は血管を収縮(細く)する作用があり、

血行を阻害する作用があります。


そもそも痛みの原因は、抑えられていた血流が回復する反射なんです。

血流障害を改善しようと 血管を拡張させて血流を増やします。

同時に、知覚神経に過敏に反応する働きをもつアセチルコリンやプロスタグランジン、ヒスタミン

などを増やして、腫れや痛みを引き起こします。


プロスタグランジンについて言えば、

交感神経を抑制し、副交感神経を優位にする働きがあり、

血管を拡張させる作用があります。

と同時に、痛みの閾値を下げる作用もあるので、

結果的に痛みを感じやすくさせてしまうわけです。


湿布でもメジャーなMテープはケトロプロフェンを成分とした湿布薬で、

プロスタグランジンの働きを抑制する作用があります。

つまり、湿布を貼ることにより、


副交感神経の働きを阻害し、交感神経が優位のままになり、

血管は収縮し、血流はよくなりません。

貼ったときは、痛みが和らぐのだとは思いますが、

身体としては、常に交感神経が働きづくめになり、

身体が休まる時がなく、免疫も充分に働かなくなると思われます。


なんだか、身体にいいものとはとても思えません。

湿布はあくまでもその場しのぎの対症療法であり、

常用するとかえって痛みが日常化してしまうのではないかと思われます。


注意が必要です。


痛みのある患者さんに対しては、

やはり、根本の原因にアプローチして、そして改善してあげたいですね。

患者さんとの協力のもとで。



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2016年5月25日水曜日

集中を持続するためのコツ

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今日は「集中」ということについてお話してみたいと思います。


スポーツでもビジネスでも、もちろん臨床においてでも、

成果をあげるためには集中というのは絶対に必要なことですよね。


プロのスポーツ選手には、自分なりの集中力を高める方法を持っています。

イチロー選手なんかは、物まねもよくされますが、

打席に立ったときのあのおきまりのポーズで集中しています。

ゴルフでも、ショットを打つ際、ボールを落とす位置を確認し、

その方向をじっと見つめているといいます。

臨床においても、患者さんと同調するために、集中することは大事です。


人それぞれで、集中するやり方は違うかもしれません。


さて、プロスポーツでなくても、普段会社で仕事するときは、

集中の必要な時はありますよね。

しかも何時間もかかりそうな仕事とか。

そういうときになるべく集中を持続するためのコツを一つご紹介します。



まず、何時間もかかるような仕事を行うときは、

長時間集中しようとは思わない方がいいです。

集中力の限界は60分から90分程度と言われています。


1時間か2時間したら、

10分~15分程度の休憩をいれてリフレッシュします。

その時に、ちょうどキリのいいところで休憩するのではなく、

あえて、次の仕事にちょっと手をつけてから休憩に入ります。

ここがポイントです。


そうすることにより、

休憩していても、頭の中は完全にオフにならずに、

次の仕事のことをぼんやりと考えている状態になります。

すると、仕事を再開したときに、

すぐにスイッチがオンになるというわけです。

パソコンのスリープ状態と同じですね。


休憩にならないのではないかと思われるかもしれませんが、

集中力を完全には切らさず、

すぐに集中状態を復活できる、ということが肝心なのかと思います。


皆さんも試してみたらいかがでしょうか?



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2016年5月24日火曜日

雑感

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最近、子どもについてよく考えます。


自分の子どもについての様々なことはもちろんのこと、

不登校であったり、

メディアでも頻繁に取り上げられる虐待の問題であったり、

教育の問題であったり、様々なことを思います。


子どもの問題に関しては、

結局のところ、

親の問題であると、つくづく思います。


ほとんどもれなく、親の問題に行き着くと思います。


子ども自身の問題は皆無と言っていいでしょう。


自分の子どもが何かしでかした時、

怒ったり、叱ったりしますが、

その後、自分の子どもだからなぁ、と自分自身を振り返って自省してしまいます。


周りのダメな大人を見てしまった時なんかは、

子どもだけはしっかり育ってほしい、などと

他人ごとながら淡い期待を抱いてしまいます。


親がダメなときは、せめて周りの大人が、

しっかりと見守ったり、関わってあげれば、せめてもの救いになると思います。


世の中には、机上の空論ではなく、

他人の子どものために、現場で地道に行動している方がいます。


私も、自分の子どもはまずはしっかりと育てることを前提とし、


ほかの子どもにも目を向けてあげられるようになりたいと思っています。


もちろん操体法もその役に立てられればいいな、と思っています。



今日はそんなことを綴ってみました。



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2016年5月23日月曜日

今日の臨床

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今日は、当院に比較的若い男性が来院されました。

当日の電話予約ではありましたが、

仕事の合間のお昼休みに来たかったようです。

電話では、「15分くらいで終わるんですか?」

と尋ねてこられました。

初診なら、問診などで40分くらいかかるかもしれません、とはお伝えしました。


昨日ソフトボールをやって、腰から大腿後面の痛みが増強したとのことでした。


床から立ち上がるのも大変だとのことです。


視診・動診の後、

Iポジションを施行します。

左足はベッドまで上がらないので、左足は蹴る側のIポジションです。

まず基本、少し改善。

足の回旋バージョン、左足がベッドまで上がるようになりました。

その後、圧痛を入れてみました。

痛いポイントが案外少なかったですが、

圧痛操法で左足もだいぶ上がるようになり、

その際の痛みもかなり改善してきました。


基本操法を施行したのち、本人にアフターを感じてもらいました。


床からも立ち上がれるようになり、だいぶ良くなったことが実感されたようでした。


何割くらい改善しましたか、と尋ねたら、

「かなり良くなりました」

とのこと。

やり過ぎたのかもしれませんね。


手数が多かったのは反省点ですが、

操体法の素晴らしさを私自身も感じることができました。

それまでできなかった動作が、操体法の施術後にできるようになるなんて、

素晴らしいことです。


ご本人は足早に帰って行かれました。


私自身は急いだつもりでもなく、しっかりと問診なども行ったつもりでしたが、


この間20分しか経っていませんでした。


短時間で結果が出せるのは、患者さんにも都合がよく、

操体法の良いところであると再認識いたしました。


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2016年5月20日金曜日

人への関わり方について

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今日は、人の関わり、ということについて。


当たり前のような言いぐさになってしまいますが、

人の関わり方というのはとても大事です。


たとえば、親の関わり方によって、その子どもは良くも悪くもなります。


子どもが絵を描いて持って来たとします。

下手でも何でも、

「よく描けたね」と誉めるのと、

「ふーん」 と無反応なのとでは、

どうでしょう?  


前者の誉められた子どもは、誉められることで有能感が育ち、

どんどん絵を描くようになり、上手になるかもしれません。


後者の方は、有能感ではなく、何をやってもダメ、

といった自信のなさが強くなってしまうかもしれません。


これらはあくまでも例えばの話しではありますが、

子どもの成長は、親(これが一番)や周りの人の関わり方が

とても大事になると思います。


実際は、子どもに限らず、大人や高齢者についても同様かと思います。

周りの人の関わりによっては、自信がついてやる気が出てきたり、

その逆に、やる気をなくして閉じこもったりすると思います。



だから、自分も子どもや他人にどのように関わるかは、気をつけたいと思っています。

よい関わりができればいいですが、

少なくとも、悪い関わりはしないようにと思います。



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2016年5月19日木曜日

今日の来院者

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今日は、杖をついて歩きづらそうにされている高齢の方がおみえになりました。

お一人で車を運転して来られました。


タウン誌をみられていらっしゃったようです。

問診をすると、ご希望は「筋肉をもっとつけたい」とのこと。


病院での診断は特別な異常もないとのことで、

あとは筋肉をつけるだけだと言われたようです。


それでも、当院の方針をご説明した後、

いつものように、視診・動診と入ります。


Iポジも、基本操法も、体は反応してくれているようです。


そのつど、「良くなった」「痛くなくなった」等と言って下さいます。



ところが、実際どれくらい実感 していただけているのか、

正直分かりかねるところもありました。


ビフォー・アフターもしっかりお見せできたつもりでしたが、

ご本人様のニーズにお応えできていない可能性もあります。

筋トレみたいなリハビリ的なことを期待していたかもしれません。



地域的にも、今後このようなお客さんが来られる可能性は多いと考えられます。


こういった方に対しては、どのようにお役に立てられるか、

あるいはお役に立つのは難しいか、

今後もっと考える必要がありそうです。




今日はそんなお話しで。




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2016年5月18日水曜日

病院勤めだと…

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当院は二階建てアパートの1階をテナントとして借りているんですが、

二階には5部屋あり、それぞれ人が住んでいます。

その中に、私の前職場で担当していたことのある患者さんがいます。

その患者さんは、今もその病院に通院しているのですが、

薬を毎日10種類もらって飲んでいるとのこと。


高齢者にはありがちな話かと思います。

10種類ではまだ少ない方ですかね…。


血圧の薬、血液サラサラの薬、血糖の薬、それぞれ2~3種類、

便秘の薬、それら薬の飲み過ぎで胃を悪くするので胃薬、

そして湿布などなど…。


自分自身ではまずこれらの薬は飲みませんが、(健康だからと言う意味ではなくて)

そういった話しはまたの機会にいたします。


私は先月開業するまでは、病院勤めでした。

急性期とか回復期の病院ではなかったので、

構造的には決して収益の上げやすい施設ではありません。


医療改正があるたびに減収になる可能性があるわけですが、

そこをなんとか頑張って、収益を維持ないし向上させようとするわけです。


裏事情では、

定期的に検査をもっとやりましょう、とか、

CTをもっと撮影しましょう、とか、

ジェネリックの割合を増やしましょう(これは国でも推奨していますけど)、とか、

収入を増やすための施策を講じるわけです。


医療費を減らそうとしている一方で、

医療機関側は、収入を減らさないように、

医療費を増やすように頑張るわけですね。

もちろんそうしないと、施設の存続や、職員の雇用もままならないわけなので、

仕方のない面はあります。


これじゃ医療費は減るわけはないな、とずっと思っていました。


私はいつの頃からか予防の方に興味を持ってしまったので、

病院では病気は防げないし、慢性的な病気は治せないな、と思うようになりました。


病院勤めをしていれば、なかなかそういったことは表面には出せません。


開業して、フリー?になると、そういったしがらみもなくなって、

より予防的な実践もできるようになりますね。


患者さんの教育であったり、

東洋医学的な実践であったり、

当実践会のセミナーでもお話しする、病院に行って診断名がつくまでに行う、

歪みの是正だったり、

人々の健康に資することがもっとできるような気がします。


まだまだ微力ですが、

地域の健康に貢献できるようにもっと頑張っていきたいと思います。

今日はそんなお話しで。


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2016年5月17日火曜日

通りがかりの来院者

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今日は、当院に、純粋に通りすがり、

「看板を見て来た」

という方が来院されました。


折り込みチラシもタウン誌もホームページも見ず、

口コミでもないようです。


本当に通りすがりで仕事の合間のような感じでしたね。

「どのくらい時間かかるの?」

と聞かれたので、

「今日は初回なので、20分から30分はかかります」

と答えました。


 さっそく問診票に記入していただきます。


そのときに、正面に貼り出してある、

「家族半年かかり放題400万円」

の広告に驚かれます。


当院でも、しっかりと貼り出しています。


そして、施術前の説明に入ります。


操体法のこと、治癒力のこと、短時間施術のこと、

60%まででおさえること、などを説明します。

納得していただいているようです。


そして、施術へ。


症状の訴えとしては、


10日前から、庭で作業をしてから背中が痛くなった、とのこと。


視診、動診から、

まずは、Iポジションへと。

基本から、回旋バージョンへ。

その後、基本操法。


今回の来院者の方は、

気持ちよいのがわかっていただけたようで、

60%はよくなった、と実感していかれました。


 「気持ちいい方に動かすというのはこういうことなんだ」

ともおっしゃっていました。


事前の説明はやはり大事だな、と今日はさらに感じました。


今日の出来事でした。



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2016年5月16日月曜日

生物学的教育論 その3

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生物学的教育論の3部作の最後となりました。


10歳から20歳くらいまでの青年期です。

幼年期までは古い脳である大脳辺縁系が主に機能していましたが、

青年期になると、新しい脳である大脳新皮質が機能し始めます。

知性を育て、論理的思考ができるようになります。

概念的思考もできるようになり、

生きる意味、使命感なども考えることができるようになります。

これらは、この時期の適切な学習によるものというよりも、

幼年期までに培われた感性の内在力によって促されているものです。



そして、この時期になったなら、

躾は抑えよと、言われています。

これは、この時期に新しい脳が働き始めて、

自我を悟り、自立・独立に向かい始める時期なので、

幼年期までの躾のような大人からの干渉はそれらの妨げになるのです。


厳しい躾は幼年期までに済ませ、

この時期になったら、本人の責任で解決するように指導すべきこととなります。



私自身の経験としては、

そうは言っても、ついつい叱ったり、あれこれ言ったりしてしまいますが、

極力、注意して、こらえるようにしています。



私の2番目の子ども、中学3年生の男の子ですが、

犬の散歩を役割として与えているのですが、

 どんなに指導しても、きつく言わなければ、なんとしてもやりません。


なので、厳しく言いつけるのもどうかと考え、

私が朝の犬の散歩をすることとしました。


これが、私が朝の犬の散歩をすることとなった理由です。



ところが、そうなると、その息子の方も、

言わなくても、自ら犬の散歩をすることがありました。


おもしろいですね。


まあ、しばらく様子をみたいと思います。






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2016年5月15日日曜日

生物学的教育論その2

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さて、今日は先日の続き、幼年期の教育について。


幼年期はここでは、4歳頃から10歳頃とします。


この時期の心の特性は、

「パターン認識」「好奇心」「遊び」「模倣」「永続する記憶」です。


井口先生は、「精神・心で生きるコツ」を身につけるために、

訓練・躾が必要だと述べています。



この時期の躾は、理由はどうでもよく、

「今にわかる!」との迫力で躾けよとのことです。

もしかしたら、叱るときにも理由をちゃんと言わないと、

また同じことを繰り返すのでは、と思われるかもしれませんが、

そういうことでもないようです。

「ダメなものはダメ!今にわかる!!」

という躾だということですね。

この時期はまだ大人のような認識の構造になっていない、ということですね。


また、学習についても、

素読、音読、漢字の書き取り、九九など、意味はわからなくても、

繰り返すのがよいとされています。

この時期に意味はわからなくとも、

青年期になったら自然にわかるようになる、といいます。

この時期の素読は次の青年期で完結するのです。


私の経験上でも、

小学校の校歌は当時よくわかりませんでしたが、

今も覚えているし、いい詩だな、と今だから思います。


この時期にしっかりとこういった基礎学力が身につくならば、

あとは「ゆとり」でもよいとのことです。


日本の「ゆとり教育」は、

詰め込み型の学習をやめ、

自ら学ぶ力を養うという学習にシフトしようとしたわけですが、

この生物学的教育論によれば、

この時期では、まだそれは早い、ということになります。


この、井口先生の生物学的教育論に賛同しかねる方もいるかもしれませんが、


次回もう一度お話させていただいて、区切りとしたいと思います。


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2016年5月14日土曜日

生物学的教育論

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昨日は、犬の散歩を始めました、というお話をさせていただきました。


なぜするようになったのか、というお話をする前に、

今日は、少し生物学的教育論についてお話をさせていただきたいと思います。


生物学的教育論は、

九州大学名誉教授であり、「ヒトの教育の会」会長の

井口潔先生が提唱されているものです。


人間の脳は、簡単に言うと、脳幹の周りに古い脳である大脳辺縁系があり、

さらにその周りに新しい脳である大脳新皮質系があります。

それぞれが、順に進化の過程を経て今のようになってきたというわけですが、

人間の発達の過程も、その脳の進化(発達)に合わせるべきということです。


年齢をおってお話ししていきますと、

0歳から3歳くらいまでは、感性を目覚めさせる時期であり、

この時期には、美しいものを見せ、きれいな音を聞かせ、優しいものに触れさせて、

感じる心を育てます。

時に、英才教育ということで、いろいろなことを学習させようという向きもありますが、

この時期の早期英才教育のような知的刺激は感性の目覚めを妨害すると、

井口先生はおっしゃっています。

知的なことは次の時期以後で充分間に合うそうです。

さらに、この超早期英才教育などの大人の身勝手な振る舞いは、

極端になると幼児虐待になり、

人間としての基礎的ニューロン回路を撹乱して、

子どもの将来を不幸にするとさえ言っています。
  


そして、躾に関しては、この時期は、

はじめは厳しく、あとはやさしく、ということです。

生後すぐから自由にやらせてしまうと、

それでよいという観念が定着してしまうからだそうです。

はじめは厳しくして、できるようになったら、

時々誉めてやる、とうことだそうです。


時に幼児がすごい能力を見せることもありますが、

それはこの時期の子どもがもつ「パターン認識」という独特の能力であり、

大人の認識とは全く異質のものだそうです。

赤ちゃんが人見知りをするのも、

このパターン認識のためです。



さて、続きは明日以降にさせていただきます。


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2016年5月13日金曜日

犬の散歩始めました

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さて、私は4日前から、朝に、我が家の犬の散歩を始めています。


別に今回、犬を飼い始めたわけではありません。


もう10年以上も前から飼っている犬です。

私は今まで、習慣として、犬の散歩をしたことがありません。

昼間や夕方に単発でしたことはもちろんありますが、

朝のルーチンで犬の散歩をしたことがありません。


私は、朝はギリギリまで寝ている方なので、

朝早く起きて散歩するのは嫌だったし、

死んだ後のことを考えるとあまり生き物を飼う気がしませんでした。

それが、10数年前ひょんなことから野良犬?を飼うことになったのですが、

これまでは同居の父や、 その後は息子などがやっていました。


今回、なぜ私が犬の散歩をするようになったのかは、次回以降にお話するとして、

散歩を始めて、今日で4日目なんですが、

習慣化しそうな気がします。

今までは、全くやりたくなかった嫌なことだったんですが、

やってみると、そんなに大変なことでもありませんでしたね。

たった15分~20分くらいの短い散歩なんですが、

たったそれだけ早く起きればすむことだし、

今のところ、全く苦痛ではありません。

むしろ、いくらか気分が良くなるような気がします。


まだ4日目で習慣になりそうというのも、早まっているかもしれませんが、

今の時点ではそのように報告しておきます。


嫌なことでも、億劫なことでも、

思い切って始めてしまえば、

案外そうでもなかったり、

楽しかったりするかもしれません。



今回は犬の散歩の話ですが、

成功するためには、

嫌なことや、

やりたくないこと、

を、やらなければならないときが来るかもしれません。


そのときは、億劫でも勇気を持って一歩を踏み出せば、

案外いけるかもしれませんよ。


だめでも踏み出した勢いで、しばらく我慢して進むことができれば、

それが習慣化して、日常の行動になると思います。



今日は、そんなお話で。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



勇気を持って一歩を踏み出せば、

明るい未来が開けます!






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2016年5月12日木曜日

水浴びの習慣

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今日は朝から暑かったですね。

とても良い季候になってきました。


さて、


私は、大学生の頃からの習慣がありまして、


それは、お風呂から上がる前に、水を頭から3回浴びることです。

これは、部活の監督から教わったことです。


これをすると湯冷めがしない、ということ。


しっかりと湯船につかって体を温めた後に、

水をザブッとかぶります。3回。

すると、人間の体は、「冷たい!」となり、皮膚の毛穴が閉じるそうです。


つまり、毛穴が閉じて体温の放散を防ぐ、とのことでした。


いきなり冬から始めるのもしんどいので、

最初は、そんなに寒くない頃から始めます。

それと、しっかり温まってからの水浴びです。


だんだん慣れて習慣化してきたら、あとは冬の寒い日でもなんとかなります。




大学生の頃、クリスマスケーキ作りの深夜のアルバイトをしたことがあります。


それが終わって朝の5時頃、その会社のお風呂に入れさせてもらって、

やはり水を浴びて、その後、

上はTシャツ一枚で小一時間ほど歩いて帰ったことがあります




この水浴びの効果はすごいと思います。


皆さんも、暖かくなった頃から試してみたらいかがでしょうか?



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2016年5月11日水曜日

ビデオ一本で挫折した経験

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今日は私の若い頃の話なんですが……


まだ20代で会社員をしていた頃、

ナポレオン・ヒル・プログラムという教材を購入して、取り組んだことがあります。

「思考は現実化する」というあれですね。


ちょっといい日本車が買えるくらいの金額でしたが、ローンを組んで購入しました。

ビデオとかテープとかテキストとかが含まれていました。


ところが、ビデオを一本見ただけで挫折してしまいました?!



なぜでしょう?


ビデオの一巻目は2話構成になっていて、


1話目のお題は、

「明確な願望」でした。

つまり、願望を明確にせよ、1年後と3年後の目標を書き出せ、というものでした。


実は、そこですでによく理解できませんでした。

願望を明確にして、目標を書き出せば、それが叶うというのか?

と疑心暗鬼でした。

ただ適当に?好きな目標を書き出せば、それが勝手に叶うものなのか、

と勘違いでもしていたのでしょう。

そのときは理解できませんでした。

それでも、なんとか書き出しました。

確か、「年収1千万」とかだったような気がします。


そして、2話目は「マスターマインド」でした。

マスターマインド同盟を結びなさいというものでした。

マスターマインド同盟というのは、そのときの理解では、

目標を達成するためにともに協力する仲間を見つけなさい、ということです。


自分の目標を達成するのに、誰がいったい一緒にやってくれるんだよ?

と思っていました。

まだ、当時結婚もしていなかったので、奥さんもいません。


もうこの時点でさっぱりわかりませんでした。


あえなく、ビデオ1本で終了してしまいました。


その後、数十年経って、もしやと思い、

テープだけでも聴いてみた時期もありましたが、

続きませんでした。


今、考えてみるに、

まず、自分のやりたいことがわかっていなかったのだと思います。

ただ、収入を上げたいと考えても、

何をして収入を上げたいのか、全くわかっていなかったのです。

当時の私は、自分で事業を起こすなんて考えもしなかったし、

できるとも、みじんも考えなかったです。

アホですね……。


今思う結論としては、


一つには、

教材買って成功しようとしても、かなり難しい、ということ。

まして、自分が何をしたいかわからない状態で、

成功なんてできっこないですよね?


二つ目には、

成功しようと思ったら、

生身の、成功した人間に直接教わるのが手っ取り早い、ということ。


たとえ自分が何をしたいかが明確でなくても、

その成功者と一緒にいれば、

その成功者と同じことをすれば、自分もうまくいくかもしれない、

というイメージが湧くかもしれませんよね。


まあとにもかくにも、

誰かに師事して、自分を磨くのが一番ということですね。



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2016年5月10日火曜日

なぜ、今になって….

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ふと思う時があります。


この年になって開業?


って……。


今さら思うことでもありませんが、

なんでまた、今になって病院勤めやめて開業ですか。


あと何年か(10年くらい?)、そのまま勤めていれば、

定年退職できるのに……。



まあ一つ言えることは、

定年退職しても、定年後の人生は決して楽ではないだろうということ。

少なくとも、私はそう思っていました。


思えば、私が大学卒業する時は、バブルの全盛期、

もちろん、バブルがはじけるなんて言葉は、はじけた後に出てきた言葉で、

そのときはバブルだなんて思ってもいなかったです。

いい大学行って、いい会社に入って、定年まで働いて、

退職金と年金で悠々と余生を過ごす、という考えしかなかったです。




当時の私は。



その路線にうまく入り、いい会社にまでは入りましたが、

途中で、ほかの仕事に就きたくなり、

それが、医療関係の仕事であり、リハビリの仕事であり、

結果的に作業療法士であったわけです。


当時、リハビリの仕事はとてももてはやされており、

バイトで、一日5万とか、ざらでした。

決まったところに就職せず、アルバイトを掛け持ちしている人も当時はいました。


養成学校も、私が卒業する頃はまだまだ少なかったのですが、

それ以降は、どんどん増えて、OTやPTの数はうなぎ登りに増えていきました。


それに伴って、診療報酬は下げられていったように思います。


当時、複雑(40分以上)なら500点以上算定できていたものが、

今は2単位(40分)でも200点です。

半分以下となりました。

一時、リハビリ部門をなくす病院も出てきましたよね。


リハビリ部門も、急性期・回復期分野ならともかく、

収益の上がる部門とも言えなくなり、

どこへ行っても引く手数多という職種ではなくなりました。



何が言いたいかというと、

今が良くても、数年後にはどうなるかわからないということです。


当実践会の代表である中村も常日頃言っているように、

柔道整復師の不正問題にからみ、保険が崩壊するだろうということも、

ここ1~2年の話です。


なので、話が最初に戻りますが、

10年後も先の定年を当てにして、それまでおとなしく勤めていても、

すんなりいくかどうかなんて、とてもわからない、ということです。


だからサラリーマンは、今月来月どうにかなるわけではない、という意味では、

”気楽な稼業”ではありますが、

この先どうなるかは決してわからない、という意味では、

決して安定したものでもないと、思います。



なので、たとえ年をとっていても、若くはなくても、

サラリーマンやめて、独立、というのはありなのかな、

と思っています。


なんか、手前味噌のようになってしまいましたね。



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2016年5月9日月曜日

電車の揺れについていく

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昨日のブログで、2日間操体法の研鑽をしてきました、というお話をしたかと思います。


その帰り、いつものように松戸で常磐線に乗り換えました。

松戸からは少し混んでいるので、しばらくは立っています。


私は、 以前は電車に乗って立っているとき、

電車の揺れでふらついて、つり革に掴まっていたい方だったのですが、

このときは、つり革に掴まらなくても、全然大丈夫で、

むしろ気分が良いくらいでした。

立ったまま、両膝を回したり、目を閉じたりする余裕がありました。


何でだろうと思って少し考えてみました。


操体法の研鑽をしてきた後ということを考えると、

今回の研修では、相手の動きについていく、

ということをたくさん練習してきました。


なので、それが身につき、


電車の中でも、電車の揺れに対して、

揺れに逆らうのではなく、

その揺れについていけるようになったのではないか、

と解釈できます。


それしか考えられません。



電車の中でつり革に掴まらずに立っていられる、ということ自体は、

たいしたことではありませんが、

相手の動きについていく、という練習が、

そうしたことに現れた、というのは面白いことだと思いました。

そのときは、なんか地に足がついて安定したかのように感じられ、

とても気分が良かったです。

空いてきてもしばらく立ったままでいました。


昨日もお話したように、

素晴らしい仲間と練習できたので、

楽しく集中でき、より身についたのだと思います。

あらためて、仲間に感謝したいと思います。


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2016年5月8日日曜日

良い環境と良い決断

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昨日今日と中村先生の所で操体法の研鑽に行ってきました。

これは毎月行われているものですが、

ベーシックコースであったり、アドバンスコースであったり、

先だって募集があったプラチナコースであったり、

スクールであったりするわけですが、

とにかく、熱心な方が来られています。

まぁ数万単位ではないそれ以上の額を払って来ている方達なので、

当たり前かもしれませんが、

それでも、熱心な上に、とても人間的に良い人たちが集まってきています。


そういう人たちと一緒に研鑽できると、とても楽しくなります。


それに昨日今日は、一つの一つの技術の練習に時間をかけてくれていたので、

受講生の上達も早かったように思えます。


操体法の練習では、なかなか言葉では伝えきれないところもたぶんにあるので、


受講生さんができるようになった時は、自分も嬉しくなります。




今回は何が言いたいかといいますと、


こういう素晴らしい仲間と先生に囲まれる環境に感謝したいということです。



自分だけでは成し得ないことですからね。

自分ができるのは、選択することだけです。

今回の受講生は、数十万ではきかない額をほぼ一括で払い、

この環境に参加することを決断しているわけです。


私もちょうど一年前に決断しました。


そして人生が思いもかけず変わりました。


私の同期生にあたる仲間も皆んな人生変わっています。


今回の受講生も必ず人生変わっていくと思います。(もちろん良い意味にですよ)


皆さんも、素晴らしい仲間と一緒に研鑽できる環境に身を置くための、

良い決断をしてほしい、と切に思います。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!




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2016年5月6日金曜日

膝伸ばし


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今日はまた、2回目ご来院いただきました患者さんのお話し。



この患者さんは、足の裏の違和感と歩くときに、内返しみたいになる、ふらつく、

などを訴えていた方でした。

足底の感覚は鈍いわけではないようです。


今回は、中村先生のメルマガを参考にして治療を選択していきました。


それは足首のねんざのお話で、内側ハムストリングスを緩める、という内容でした。




今回の患者さんは、もちろんねんざの症例ではないのですが、

共通点もあると思い、

内側ハムストリングスに対してアプローチしてみました。



そこで、基本操法の中の膝伸ばしを行ってみたところ……




ご本人、とても軽くなった、と驚き、喜んでいただけました。


座位時、腹臥位時の、足の姿位の左右差もかなり改善していました。
 

あと、いくつか基本操法を行い、本日は終わりとしました。


今回は2回目だったのですが、10回の継続を希望していただけました。


ご本人はしっかりと歩けるようになりたいという希望を持っていらっしゃるので、

これからも、患者さんと協力して改善に取り組んでいきたいと思います。


今日はそんなお話でした。


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2016年5月3日火曜日

素直になるということ

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今日のお話は、素直になる、ということについて。



先日、小学生の子ども二人と、福島県の「コードF-6」という

リアル宝探しみたいなことをやってきました。


なかなか難易度が高いところもあり、

大人でも大変です。

この小学生の子ども二人にとっても、

なかなか難しいようです。


特に地図もろくに読めないので、

全く違う方向に行ってしまうこともあります。


そのとき、1から教えるのではなく、

さりげなく、示唆したりするのですが、

全く聞く耳をもたず、別方向へどんどん行ってしまうこともありました。


結果、時間もかかり、無駄な時間を過ごしてしまうことになるわけですが、

子どもがそれで貴重な体験をするのなら、

それはとても良いことだと思います。

失敗の経験をさせることは必須のことだと思います。


子どもに限らず大人でも、ある程度の失敗の経験は必要だと思います。

大人だって成長しますもんね。



しかし、子どもと決定的に違うのは、

時間の有無だと思います。


子どもの頃は、失敗してもやり直す時間はたくさんあると思います。

そのための時間かもしれません。


しかし、大人は、それほど多くの時間はありません。

何回も失敗していると、チャレンジする時間がなくなってしまいます。

いや、大人になっても、死ぬまで何度でもチャレンジできる、という考えもあるし、

それはその通りです。


でも、同じ失敗を繰り返して失敗の経験をするよりも、

大人になったら、無用な失敗は避けて、

その分の時間を新たなチャレンジに費やす方が、

より有効な時間の使い方だと思うのです。


年齢が過ぎれば過ぎるほど、

残された時間は少なくなっていき、

実際問題として、チャレンジできる可能性は減っていきます。


なので、ある程度年をとったならば、

素直になる方が、残りの時間を有効に使えるような気がするのです。



年をとればとるほど、頑固になるとよく言います。

脳の問題もあるかもしれませんが、

人間は過去の経験から判断しがちです。

何か問題が起こったときに、過去の経験を検索して、

それが正しいと思ってしまいます。

もちろん、それが正しいのかもしれませんが、

過去の経験の検索だけでは、新しい考えの入り込む余地がなくなります。


なので、年をとればとるほど、逆に、素直になって、

新しい考えを吸収したり、

他人の意見を受け入れたりして、

どんどん行動していった方が、何をやるにも早いと思うのです。


かくいう私も、そうとは思いながらも、

つい自分の経験則のみで行動したり 考えたりしてしまいます。


また、わけもなく人の意見をいろいろと聞いていると、

自分の軸がぶれたりしてしまいますから

それはバランスよく、ということになります。


素直にまず人の話を聞き、

それからよく考えるということでしょうか。



皆さんも、そんなことをちょっと意識してみたらいかがでしょうか。


今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



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2016年5月2日月曜日

知り合い女性の施術 その2

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!



世の中は連休が続いているのかもしれませんが、

一応今日は、平日です。


今日は、先週来院されて上半身の痛みがほぼなくなったという女性が、

ご主人と一緒に再来院してくれました。

 
ご本人がおっしゃるには、

今までいつも痛かった上半身の痛みがほぼなくなった分、

子どもの頃からの腰痛が目立って痛くなってきたようだ、とのこと。


上半身の痛みの方は、いつも痛がっていたのをご主人もわかっているので、

その痛みがほぼなくなったというのはご主人も驚かれていたようです。



さて、腰痛をどうにかしたいわけですが…。


ギックリ腰というわけではありませんが、

子どもの頃からのひどい腰痛ということで、

脳が痛みに支配されている可能性もあります。


なのでまず、圧痛を試みてみます。

この方の場合、左薬趾の圧痛がよく効くようです。

右も同様にやります。

さらに、左アキレス腱部も行います。

すると、腰部痛はだいぶ軽減しました。

圧痛操法はかなり有効でした。


あとは、前回もよく決まった基本操法をいくつか施行して、終了します。


今回も満足していただいたようです。

今日は2回目で、ご本人の選択で、単発料金でいただきました。

12,000円です。


それと奥さんに勧められ、ご主人も、施術を受けていかれました。

それほどのお悩みはないようでしたが、

それでも、施術前後の効果を実感していただくことができました。


ご夫婦そろってありがとうございました!




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