2016年11月30日水曜日

病気のプロセスと感覚レベル

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!



さて、当実践会のセミナーを受講された方はお聞きになったことがあると思いますが、


病気のプロセスのお話し。

当ブログやピカメルなどのメルマガでも、たびたびでてくる話題かと思います。


当実践会のセミナーでは、

病気のプロセスについて、

歪み→感覚異常→機能障害→器質障害

と説明しているかと思います。


これを操体法の創始者の橋本敬三先生は、


第1段階:気持ち悪い

第2段階:働きが悪い

第3段階:中のものが変質する


という言い方もされています。


専門職だと、いきなりこう言われると、

よくわからないかと思いますが、

患者さんとかに説明するときは、これはわかりやすいかな、なんて思っています。


詳しい内容は、セミナーを参照していただくとして、



操体法の良いところは、

この第1段階の時点で対応可能だというところです。



病院などの西洋医学の観点だと、


画像診断やその他検査で判明するような症状でないと対応できません。


「どこも異常ないですね。様子見ましょう。」

などと言われてしまうと思います。


リハビリ室でも、

「ちょっとここが気持ち悪いんですけど」

とか

「ここに違和感を感じるんですけど」

と言われても、決定的な症状でなければ対応が難しかったのではないでしょうか。




一方、操体法では、

患者さんの感覚を大事にするので、

この第1段階の感覚の異常とか違和感にも、対応することが可能です。


というか、その患者さんの感覚が大事な手がかりになります。


その患者さんの感覚を手がかりにして、

操体法を施術して、

そして歪みを整えていく。


四肢・体幹の働きが悪くなったり、

中のものが変質していく前に、

対応することができるようになります。


実際はここで、感覚レベルの問題もからんでくるようになります。


なぜなら、感覚レベルが悪いと、

感覚を飛び越えて、第2段階や第3段階まで飛び越えてしまうこともあり得るからです。


痛みとか違和感などの感覚は、身体からのサインなので、


この身体からのサインを受け取る感性が鈍ってしまうと、


いきなり、機能障害、器質障害へと行ってしまうこともあるのです。



さて、当実践会の短時間テクニックセミナーでお話ししている、


この病気のプロセスと、感覚レベルのお話しは、

とても大事な部分です。

(その他の部分も、全部大事なんですけどね)


何度も聞いて、本も読んで、実践もしていくと、

よく理解できるかと思います。


なので、手前味噌にはなりますが、


1回だけではなく、

複数回セミナーに参加されると、実技部分と同様に、

こういった話しもより深く理解できるようになると思います。


もちろん、ベーシックコースやスクールなど、

より上級のコースに進まれた方が良いのはいうまでもありません。



今日はそんなお話しでした。


今日もブログを読んでいただきありがとうございました!





操体法の入り口のセミナーは

こちらから!





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2016年11月29日火曜日

予防接種、続き

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!




今日、ある小冊子の連載で予防接種についてわかりやすく書かれたものがあったので、


昨日に引き続きとなりますが、話題にしたいと思います。


免疫とは、

「自己と非自己を見分け、非自己を排除する」働きのことです。


非自己である異物が身体の中に侵入してきたとき、

まず、「自然免疫」が働きます。

この自然免疫は反応は早いのですが、長続きがしないようです。

異物が一定数以上になると、「獲得免疫」に対応を引き継ぐそうです。


しかしながら、この獲得免疫は、

排除すべき相手の細胞一個一個で異なるのです。

つまり、その相手の細胞に対応する免疫細胞があればいいのですが、

なければすぐには対応できません。

対応できる細胞が作られて、増えていくのには数日かかるようです。


しかし、一度その細胞が作られてしまえば、異物の排除が終わっても、

待機状態のまま体内を巡回します。


なので、同じ特徴をもった異物と出会った時は、

すぐに排除する活動が開始できるということになります。


この仕組みを利用するのが予防接種なのです。


異物(インフルエンザウィルス)の活性を弱めた不活性なウィルスを

体内に入れて獲得免疫を事前に準備しておこうというわけですね。





ただ、ワクチンは流行りだしてから作り始めたのでは間に合いませんよね?



なので、数ヶ月後に流行るであろう型を予測して、準備するらしいですが、

数ヶ月後に流行るであろう型って予測できるものなのでしょうか?


それと、ウィルスは個体から個体へ感染していくたびに、

少しづつ変異していきます。


型が同じだったとしても、

注射された不活性ウィルスと同じ異物だと認識されるのでしょうか?



さらに、その新しいワクチンでは、

ランダム化比較試験等の臨床試験なども事前にできないと思うので、

効果なども実際わかりませんよね。



100歩ゆずって、

ワクチンに効果がなくても、

まあ安全なら接種してやらなくもないですが、

成人200人に対し、1人にアナフィラキシーが発生しているそうなので、

なんかそれも不安です。



というわけで、


他の方はどうかわかりませんが、

私はインフルエンザの予防接種は打ちたくない方ですね。

もちろん家族にも打たなくてもいいよ、と言っています。



ま、個人の戯れ言です‥。





今日はそんなお話しでした。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



操体法を学んで、

自分で治せる身体を作っていきましょう!


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2016年11月28日月曜日

インフルエンザが流行ってきているようですが

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!




病院勤めを辞めてから、

インフルエンザの流行り具合にはとんと疎くなりました。



今日初めて、近隣の中学校が学年閉鎖になったと聞きました。



巷では流行っているんだなと、あらためて知ったわけです。


病院勤めの頃は、インフルエンザの予防接種は職員として必須でした。


といってもここ数年前からですが、

それ以前は任意でした。


新聞で、施設内でインフルエンザが流行り、何人かが亡くなったということで、


職員の予防接種が必須になったと記憶しています。


その時の新聞記事では、


亡くなった方の中では、予防接種を受けていた方の割合はほぼ半分だったと思います。


私の中では、

予防接種をしてもしなくても、同じなんだな、と思った記憶があります。




病院勤務の時は、

90歳過ぎの高齢の患者さんから、

自分はインフルエンザにかかったことはないんだけど、

予防接種を受けた方が良いんでしょうか?

と相談されたこともあります。


私の母も、高齢ではありますが、

今まで予防接種を受けたこともないし、

かかったこともないと思います。




我が家では、

子どもはインフルエンザにかかるときはありますが、

大人はほとんどかかりません。



知り合いのお母さんに聞くと、

お子さんがインフルエンザの予防接種を受けた日に40℃の高熱が出た、

等という話しを聞くときもあり、

インフルエンザの予防接種はしない、という方が多いように思えます。



インフルエンザの予防接種について調べてみると、


とても効果のあるもののようには思えませんし、


経験的にも、とても有効とは感じられません。


まあ、別に今は強制でもないので、

各自で判断してもらうだけなので、どちらでもよいわけですが…。



細かい話しはまた別の機会にでも‥…。




皆さんはどうですか?




きょうはそんなお話しで。



操体法は予防も含め、自己メンテナンスにも使えます。


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2016年11月25日金曜日

玄米

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!



皆さんは、「玄米菜食」という言葉を聞いたことがあると思います。

マクロビオティックなどと言われてもいるようです。


私は、別に玄米菜食を推奨している者ではありませんし、

実践している者でもでありません。




先日、我が家で精米しておいたお米を切らしてしまい、

100%玄米を食べる機会がありました。


あっ、ちなみに、都会に住む方はスーパーとかで白米を買うのだと思いますが、

田舎や地方だと、近くのお米屋さんや、知り合いの農家の方から、

玄米を袋(30kg)単位で買います。

そして、精米所でキロ100円で精米します。


なので我が家でも精米していない玄米が置いてありました。




さて、100%の玄米ごはんは、とても久しぶりでしたね。

白米ご飯と違い、パサパサ感はあるのですが、

とてもおいしくいただけました。



そして、食べた翌日に、ふと感じたことがありました。


「白米と違って、食べた感がない…」


不思議な言い方だとは思いますが、


前の日その玄米ご飯をおかわりなどして、

結構食べたつもりだったのですが、


断食しているときと同じような感じ、といいますか、


お腹の感じとか、口の中の感じとか,


なんか、食べていないときと同じような感覚をおぼえました。


おそらく、玄米は健康に良いんだろうな、とその時感じました。


とても漠然とした感覚だし、

皆さんにはよくわからないとは思いますが、


今回私はそう感じました。


以前には感じなかった感覚です。


断食やったり、

操体法を習ったりして、

感覚レベルが向上してきたのかもしれません。


玄米は、白米と比べて、食物繊維やミネラル、ビタミンを多く含むとされているようです。


そんな関係で、消化・吸収、代謝が良くなったのかもしれません。


玄米は消化に悪いとも言われているようですが、

私の場合はそんなこともなかったようです。



妻も玄米ご飯は気に入っていたようなので、

ご飯はなるべく玄米にしたいと思ったりしています。



但し、子どもたちには評判悪いですね。

たまに食べるからおいしい、とのこと……。



今回は、こんな、ちょっとゆるいお話しで失礼しました…。


今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



操体法でも、 「食」は、自分で気をつけねばならない要素の一つです。


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2016年11月24日木曜日

運任せ?

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!



さて皆さんは、


誰かの指示を待つタイプでしょうか?

それとも、

指示をするタイプでしょうか?


アメリカのある心理学者によると、

「成功している人ほど自分から動く」

のだそうです。


この心理学者の研究において、



「成功している人は自分で物事を起こすようにしている」

のに対して、

「うまくいっていない人は物事が起こるに任せている」


ことがわかったそうです。




例えば、うまくいっていない人に対して、

どうしたら幸せになれるかと尋ねると、

もしかしたら、

宝くじを当てるしかない、等と答えるかもしれません。


つまり、宝くじしか幸せになる方法が思いつかないということですよね。


宝くじは、買ってしまえば、あとは運任せです。

自分で行動して成功をつかむ、という類いのものではありませんよね。


もし、成功しようと思ったら、

普段から「他人任せ」ではなく、

自分から行動することが大切になります。


恋愛にしても、

誰か紹介して、と頼むよりも、

自分で、パーティーに行ってみたり、飲み会を開催するなど、

自分で行動してみた方が得られるものが多いのではないでしょうか?



 結果がどうあれ、自分自身が動く


そうすれば、 先のアメリカの研究で示されたように、


自ら成功に近づいていくのではないでしょうか。



今日はそんなお話しでした。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!




治療の技術も運任せでは向上しませんよね。


自ら動く方には以下のセミナーもおすすめ!





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2016年11月23日水曜日

症状別の操体法のお話し

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!



7月後半のピカメルで認定講師の宮森から症状別の操体法のお話しがありました。


そして、参考書籍の紹介もありました。


「操体法の実際」  茂貫雅嵩編著  農文協健康双書



操体法は症状別の治療法ではなく、


どのような症状にも幅広く対応しているものです。



当実践会で配信している中村の治療動画でも、


Iポジションだけで、膝痛・腰痛・頭痛など各所の症状が激減しています。


なぜそのようなことができるのかは、


当実践会のセミナーやメルマガなどでお伝えしているとおりです。



それでもやはり、操体法を学びはじめの頃は、

この症状の時はどの操法を使用するのだろうと疑問に思うのもわかります。


そのような方のために、

7月下旬のピカメルで、宮森は先の参考書籍を紹介したのだと思います。


さて、その「操体法の実際」という本には、

確かに、症状別の操法とその順番とが書かれています。


かく言う私も、この本に書いてある通りに、

症状に応じて操法を組み立ててみたこともあります。



何回かやってみると、

よく使う操法が概ね同じかな、という印象を持ってきました。

それはやはり、つま先上げだったり、

膝たおしであったり、膝伸ばしであったりするわけです。

当実践会のベーシックコースで行う基本操法の一部ですね。


先の宮森のメルマガと同じ結論ですが、


どうしても症状別の操法が知りたいという方は、

参考にしてもよいかと思います。



当実践会の短時間テクニックセミナーを受講されている方は、

IポジションやKポジションも利用できるし、


上級コースを受講されている方は、

応用的な様々なテクニックやノウハウを学んでいるので、

それらを組み合わせた方がかなり実践的かと思います。




それと実際に臨床で、意外とこれが効いた、みたいな発見もあります。


結局、操体法を症状別のテクニックとしてとらえない方が、


操体法の適応の間口が広がるのだと思います。




あるいは、他の人から、体験談を聞くと良いかもしれませんね。



各セミナーやスクールがそういった絶好の場になるのかと思いますよ。



今日はそんなお話しをさせていただきました。


今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



操体法をどんどん深めていくと、

様々な症状に対応できるようになりますよ。


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2016年11月22日火曜日

35対1 !!

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!



皆さんは、

自分が人にしてあげた親切なこと、と

自分が人にしてもらった親切なこと、と

どちらが多いと思っていますか?



アメリカの研究でこんなのがあるそうです。


400名の大学生に対して、

「人にしてあげた親切な行動」と、

「人にしてもらった親切な行動」を、

それぞれ書き出させました。

すると、その思い出したエピソードの数にはどれくらいの差があったでしょうか?




なんと、

35対1

だったそうです。


つまり、「人にしてあげた親切な行動」を35倍も多く覚えていたということです。


普通に考えれば、1対1くらいにはなりそうですが、

実際は、35倍も、自分が人にしてあげた親切を記憶しているということです。


心理的には、

親切を受けていると、恩を返していないことになり、

心の重荷になるので、すぐに忘れてしまうそうです。

逆に恩を売ることは心地よいことなので、強く心に残るようです。


人の記憶はかように都合良くできているようなのです。




例えば、誰かに期待を外された時など、

「あれだけしてやったのに!」

と感じても、

実際は、自分がしてあげた親切なことをたくさん覚えているだけで、

自分が受けた親切なことをほぼほぼ忘れてしまっている可能性が高いです。


「親切なこと」は「いいこと」とか「いい思い」に置き換えられると思います。


つまり、

「あれだけしてやったのに」

と感じても、

おそらく、同じくらい、その人から「いいこと」をしてもらっていたり、

「いい思いを」させてもらっているのではないかと考えられます。



ただそれを感じていないだけ……。



これは、当実践会のセミナーやメルマガなどで常日頃お伝えしている、


感覚レベルの話しと似ていませんか?


「自分はツイていない」とか「自分は何もしてもらえない」

と感じている人は、


「自分がしてもらっている親切」や「いい思い」を

感じることができにくくなっている…。

親切やいい思いの感覚レベルが低くなっている、と言えるような気がします。


だって、35対1ですからね。


この比率が逆転するか、1対1に近くなればなるほど、

この感覚レベルがよい、と言えるのではないでしょうか。


この感覚レベルがよい人ほど、

幸せを感じることができたり、

感謝の心を常に持つことができたり、

謙虚になることができたりするのではないでしょうか。



私はというと…

まだまだ、ですね。


皆さんはいかがでしょうか?



今日はそんなお話しででした。




今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



本当の、感覚レベルのお話しを聞くなら、以下のセミナーで!








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2016年11月21日月曜日

あともうちょっとで100点…

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!




今日は、ネットである記事を読みました。



子どもへの声かけの仕方に関する記事でした。

子どもが90点のテスト答案を見せてくれたときに、



「頑張ったね。あともうちょっとで100点だったね。」


 
と、声をかけていませんか?というものです。

上記の声かけは、皆さんはいかがでしょう?


普通に言ってしまいそうな気がしますね。


前半の「頑張ったね。」

はこれで良いそうです。

しかし、後半の「あともうちょっとで100点だったね。」

はNGだそうです。


簡単に言えば、

残り10点というマイナスの部分に着目している、ということなんです。


つまりは、子どもは一所懸命頑張った、

けれども、まだ10点足りなかったよ、と指摘しているということなので、

まだあなたは十分ではありませんよ、

と言っているということなのです。


こういう声かけは、

子どもの自己肯定感をなくす、

のだそうです。




後半の声かけは、子どもと共感する意味で、

あえて言ってしまいそうな気もします。


ただやはり、マイナス部分に着目することは、

他人との比較、相対評価につながり、

それが重なると、

自分はまだだめなんだ、という思いがどんどんと強固になっていくのでしょう。



 私も、気をつけてはいるのですが、

「惜しかったね。」

くらいは言ってしまいそうです。


私の定番は、

「おっいいね!」

から始まり、

「頑張ったね!」

そして、


「この調子で行こう! 」


という感じでしょうか。


でもやはり、

99点とかだと、


「惜しい~」

とか言ってしまうそうです……。


自己肯定感とか、

個人的原因帰属感とか、

とても大事だと思います。


子どものたくましい成長の芽をできるだけ減らさないように、


気をつけていきたいと思っています。


こまごまとした声かけなどのテクニックはあるでしょうが、

それも覚えきれないので、

私は、ありのままを承認する、ことをベースにしています。


まずは、

「おっ、いいね!」

から始めて、

それでも、何か指摘しなければならないときには、

「でも、こうしたらいいんじゃない」

という感じでしょうか。




通信簿でオール3でも、


「おっ、いいね。」

そして

「2が一つもない。」




でも、こんなことばかり言ってると、


奥さん(や旦那さん)に怒られるかもしれませんよ。

それはお気をつけください……。



今日はそんなお話しで。



操体法だって、60で良しとする考え、なんですよ。


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2016年11月18日金曜日

空腹感を感じたら…

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さて、昨日は、断食の話しから、なんで食べるのかな、


とふと思ったことをお話しさせていただきました。


その続きに近いお話しになります。



私は今、基本は1日1食にしていますが、


実際は、1食をより多く食べたり、ちょっと間食したりと、

お付き合いとか、その他の状況で、

食べたり食べなかったりがあります。


自分の中では絶対に1日1食だ、とかは決めないでいます。

その方が、気分は楽なので。



さて、そのようにいいかげんにしているわけですが、


日中に空腹感を感じるときはもちろんあります。


その時、私がどう思っているかといいますと、



まず一つ、

「前の日食べ過ぎたかな…」


これは、多く食べると、血糖値がより高くなり、その後、血糖値が急激に下がります。


その際に、空腹感を感じるのだそうです。


だから、空腹感を感じたときは、

前回食べ過ぎたかな?

と振り返ります。



さて次には、


「さて、働くか…」


古来の人間(ギャートルズの時代の人間)は、

空腹になってから、狩りをして、最低限の獲物を捕るそうです。

しかし、 今は、おなかが空いたら、すぐに食べ物にありつけます。


本当は、おなかが空くのは、狩りをする、つまりは働くことの合図だったわけです。


空腹感を感じたら、まず働いて、それから食べるべし、と思うわけです。




そして最後に、

「幸せだなぁ…」


ときに、1日3食食べたりすると、

空腹感を感じる前に次を食べることになります。


常に満腹状態に近くなります。


常に満腹状態であることに幸せを感じる人もいるかもしれません。

それもわかります。


ただ、今は、お腹も空いていないのに食べるのが、どうも無意味に思えてしまいます。


だから、空腹感という身体からのサインを感じとれること自体が、

幸せだなぁ…

と思うわけです。

ここらへんはなんとも説明しづらい感覚ではありますが…。





そんなわけで、今日もつらづらと自分の考えを述べてみました。


今日もブログを読んでいただきありがとうございました!




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2016年11月17日木曜日

断食してから思うこと

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!





巷で流行っているファスティング。

当実践会でも一部流行って(?)おりますが、

私も3日間だけは何度も経験しています。

(但し、私の場合は、なんちゃって断食ですが)


そして今は、ほとんど1日1食(夜だけ)です。


1日1食はもうすっかり慣れています。


断食をして、1日1食にして、

そんな生活をしていて、ふと思うことがありました。



今まで、いかに無駄に食べてきたのかな、ということ。




無駄というのは言い過ぎかもしれませんが、

例えば、ときにおやつなんかを食べるとき、

「これ、なんで食べるんだろう?」

とふと思ってしまいます。



少なくとも、自分の身体は欲していないんだろうな、と感じます。



なんでこれを食べるんだろう、と思った時に感じるのは、

食べたい欲求を満たすために食べるんだろうな、ということ。


ではなんで食べたい欲求があるんだろうな、と考えると、



それは、何か他のストレスを解消するため、かな…と。


そんなふうに感じるようになりました。


特におやつなどの甘いものを食べるときには強くそう感じます。


そして最近特に感じてきたのは、

甘いものは、中毒性があるのではないかということ。


関連書には、そのように書いてあるものもあります。


実際、ほんの少しだけと思って、甘いものを口にすると、

またもう少し口にしたくなります。

油断すると、いくらでも口にしてしまいます。


甘いものは際限がないな、と思うようになりました。


だから、少しだけ食べようと思うなら、

全く食べなくても同じだな、と今は考えています。



だからといって実際に全く口にしていないわけではありませんよ。


私はそんなに意思が強いわけではありません。


ただ、そんなふうに常に思っていれば、

ただただ意味もなくおなかいっぱい食べることもなくなるかな、と思っているだけです。



まあ、これは私の主観ですから、

適当に聞き流してください。



というわけで、今日はそんなお話しでした。


今日もブログを読んでいただきありがとうございました!




操体法では、息・食・動・想、と

食も大切にしています。



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2016年11月16日水曜日

Iポジションと感覚レベル

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!



当実践会のセミナーに参加された方は、


その後、Iポジションを多用されていることと思います。

もちろん私も使用しています。


特に最近、Iポジションの良さを再認識しているところです。



セミナーでもお伝えしているように、

Iポジションでは、はじめに左右の違いを確認します。

「どちらが楽ですか?」というやつですね。


この左右の違いが認識できない方もたくさんいます。


そういう方は、

感覚レベルが低いのかな?

と想像します。


でも、どちらが楽ですか?なんて聞かれたことがないから、

よくわからないのかもしれません。


腰の張り具合とか、突っ張り具合はどうですか?

などといろいろと聞いてみると案外、

こうすると膝が痛いけどね、

なんて返ってくることもあります。


なので、いろいろと声かけを工夫してみることは大事です。


それでも、なんとしても左右差がない方には、

このIポジションは行いません。



そして、左右の違いがわかると、しめた!と思います。


経験上、左右の違いがわかるならば、

Iポジションでなんらかの効果をだすことができるからです。

(結局、やれば必ず結果がでるということですね)


もちろん人によって効果の出方にも差があります。



そんなかんなで、Iポジションの一連の流れで、

患者さんの感覚レベルを探っていったりして、

次の治療の組み立てを考えたりしています。



そして、感覚レベルが良い方だと、

治療がIポジションだけで済んでしまいますね。

そうなるとインパクトがとてもあります。



なので、セミナーでもお伝えしているように、

Iポジションは、

治療の入り口として使用するにはとても有用かと思います。



さらに、最初左右差がわからなくても、

他の操法を施行するなどした後、

もう一度、Iポジションをやったりすると、

左右の差がわかったり、効果が感じられたりします。


そんな使い方もあります。



Iポジションにも多くのバリエーションがあります。




短時間テクニックセミナーの再受講や、

上級コースの受講など、

より深く学んでみると面白いと思いますよ。



今日はそんなお話しをさせていただきました。


今日もブログを読んでいただきありがとうございました!




でも今月(11月)のセミナーはKポジション(肩こり編)ですよ!


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2016年11月15日火曜日

勇気くじきのことば

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皆さんは、現在、勇気を持って、

いろいろなことにチャレンジしていることと思います。



アドラーは、逆に勇気をくじく言葉として、

以下のような言葉をあげています。



「前にもやって失敗した」

  ………前に失敗したからといって今回も失敗するとは限りません。


「前例がない」
  
  ………これでは新しいことが一切できなくなります。


「絶対にあり得ない」

  ………選択肢を狭めて思考停止になりますね。


「時期尚早だよ」

  ………そういう人が時代のスピードについて行けないのかもしれません。




いかがでしょうか?

皆さんは、相手に対して、

あるいは自分に対して、

これらの言葉を投げかけていませんか?



そしてもうひとつ、


過去の詮索ばかりしていると、

やはり勇気をくじくことになります。


過去の詮索とは、

不適切な結果の原因がどこにあるかを追求することです。


確かにそれも大事なこともあるかと思います。


しかし、過去はもう変えられなません。

変えられるのは未来だけです。

なのでその未来を変えようと思えば、

今現在の行動を変える必要があります。




未来を自分の思い描くようにするのは、

今現在だけにかかっているのです。




現在、自分を変えようと思っている人、

目標を持って何かにチャレンジしようと思っている人は、


勇気くじきの言葉を言うのをやめて、

今現在の行動を変えることから始めてみましょう!




今日はそんなお話しでした!!


今日もブログを読んでいただきありがとうございました!




治療家としての未来を変えたければ、

操体法はおすすめです!!

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セラピストスキルアップ実践会

2016年11月14日月曜日

40%は自分で


本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!



このブログでも、今までに何回か薬の功罪について書いてきました。



今日は、操体法創始者の橋本敬三先生のお話しを参考にしてみたいと思います。



橋本敬三先生は、


薬は確かに黴菌(ばいきん)の繁殖を抑えてくれるが、

それによって私たちのからだそのものが良くなるわけではない、

薬はのめば飲む分だけ自分のからだも壊れていく


と述べています。


さらに、たとえて、


黴菌が100匹攻めてきても、そのうちの60匹を殺して、

40匹がそこをかいくぐってきても、こちらは大丈夫という状況になっていればいい、

1匹でも入れまいとすると、薬がいくらあっても足りず、

全滅させる前に、こちらがぶっ倒れてしまう


と言っています。


さらに、


ふと気がつくと、敵をやっつけるための凶器で自分がやられてしまい、

またその対策を講じると言ったいたちごっこになってしまう、


と述べています。




痛み止めの薬と、それを飲んで胃を悪くするので胃薬を処方される、というのは


良くある話しですよね。



橋本先生のこの説明はとてもわかりやすいですよね。




今、薬をのんでいる方でも、

全てやめるようなことをしなくても、

気持ち60%くらいは薬に頼って、

あとの40%は自分の力で治す、といった気持ちだけでも持つことができれば、
 
それで良いのではないかと思います。


自分の生活に気をつけるようになり、

橋本先生のいう、

息・食・動・想

の法則に従い、生活の歪みを正すことができるようになってくれば、

もしかしたら、薬に頼らなくてもいいからだになっていくかもしれません。


今日はそんなお話しでした。






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2016年11月11日金曜日

薬と依存の話し

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!




問診で患者さんの服薬状況を聞くと、


高齢の方の大半は、何かしらの薬を飲んでいることがわかります。


たいていは、血圧の薬か、

「血液さらさらの薬」

のようです。


巷でも聞くように、

何十種類もの薬を飲んでいる方もいます。


まだ若いのに、やはり十種類以上の薬を飲んでいる方もいます。


また、現病歴からみて、なんでこの薬を飲んでいるんだろうと思い、


尋ねてみると、

「さあ、なんででしょう。」

とよくわかっていない方もいます。


めまいがする、と病院へ行くと、

脳梗塞の疑いなんて病名がついて、

予防的(?)に血液さらさらの薬を処方されることもあるようです。



おそらくなんの疑いもなく、

医師の指示通りに、

処方された薬を飲み続けているのでしょう。


もちろん、患者さんに、薬飲むのはやめなさい等とは言いません。


血圧の役目とか、コレステロールの役割とか、

そういったことを簡単に説明することはあります。


あと薬の副作用の話しもすることがあります。


症状の原因の一つになっている可能性もあります。





一方、

いつか薬を全部いっぺんにやめてみようと思ってる、なんて方もいます。

その方の知り合いに、100歳を超えてなお、詩吟など精力的になさっている方がいて、

声量もすごいとのこと。

血圧も200を超えるときもあるのに、

薬を一切飲まず、

常に元気でいるとのこと。


私もその方には一度会ってみたい気がします。




さて、薬を飲むということは、薬に依存するということです。

さらにいうと、医者に依存するということです。


ある医師ははっきりと、医者は病気を治せないと言っています。

その医師はさらに、本来病気は自分で治すものだと言っています。


薬や医者に依存していいては、

自分で治る力、自己治癒力が衰えてしまいます。


するとさらに病気は治りにくくなってしまいます。


施術家やセラピストとしても、

患者さんが治療依存に陥るのは極力避けたいところです。




以前も話したこととかぶりますが、


操体法で劇的に効果があったとき、

同じことをしているのに、効果が出ない人と、

劇的に効果が現れる人がいるということは、


やはり、本人の治る力の違いだよな、

と思ってしまします。




今日はそんなお話しをさせていただきました。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



操体法は患者さんの治る力を高めていきます!


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セラピストスキルアップ実践会

2016年11月10日木曜日

セルフイメージ

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今日はセルフイメージに関するお話し。



人は、セルフイメージ通りに行動するそうです。

当たり前のようですが、

これは実際にはあまり意識には上がってこないように思います。




こういう実験があったそうです。


ある地域を訪問し、

「私たちはボランティアグループで、この地域の清掃を一生懸命やっています。

 私たちの行動に賛成していただけますか。

 賛同していただけるのであれば、サインをお願いします。」


といってまわったそうです。

そう言われれば、たいがいはサインしますよね。


その数週間後、

サインをもらった地域と、もらっていない地域の両方で、

「私たちはボランティアで地域の清掃をしているんですけれども、

 手伝っていただけませんか」

とお願いすると、

サインをしてくれた地域の人々の方が参加率が圧倒的に高かったそうです。


つまりこれは、

この運動に賛同するというサインをすることによって、

「私はそういう活動に賛同している人間なんだ」

というセルフイメージが自分の中にできあがっているからなんだそうです。


賛同している人間なら当然お手伝いもする、

というふうにつながっていくわけです。



だから、もし「自分はだらしない人間だ」というセルフイメージを持っていれば、

片付けなんかもしなくなるかもしれません。


自分が頭の中に思い描いている自分が自分自身を作り上げている、

というわけですね。



いづれにせよ、

セルフイメージ通りに行動するというなら、

自分にとって都合の良い、

いいセルフイメージを持った方がお得ですよね。



今日はそんなお話しでした。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!




操体法ならセルフイメージを高められるかもしれませんよ!



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2016年11月9日水曜日

どちらも気持ちいい時は?

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当実践会のセミナーや上級コース等を

受講してくださっている方はおわかりかと思いますが、

操体法の原理原則は、

「気持ちいい方へ身体を動かすと身体は自然に整っていく」

というものです。


気持ちいい、というのは、人間の身体の中にもともと備わっている

原始感覚

です。

操体法ではこの「気持ちいい」という原始感覚をとても大切にします。


操体法、特に基本操法を行うとき、

「気持ちいい感じがありますか?」

などと患者さんには必ず尋ねます。

多くの方は最初はこの「きもちいい」がわかりにくいので、

「腰・背中が伸びる感じがありますか?」

とか

「背中が反ってくる感じがありますか?」

などと声かけの仕方を工夫しています。


これは、これまでのメルマガ・ピカメルでもお話ししたとおりです。


さて、操法を施行する際、

どちらの方に動いてもらうか決めるときに、

「どちらが楽ですか?」とか

「どちらが動きやすいですか?」

などと尋ねるように、セミナーや上級コースではお伝えしていると思います。


たいていは、楽な方を選択すれば間違いはありません。




では、右の方が楽だけど、左の方が気持ちがいい、

といった場合はどうしますか?




そうした場合は、さらに、


「どちらの方をやってみたいですか?」

あるいは

「どちらの方を味わってみたいですか?」

と尋ねます。


これは「要求感覚」の確認になります。


難しい言葉が出てきました。



ちょっとまとめますと、


「どちらが楽ですか?」

というのは、動きの分析の話し。


「どちらが気持ちいいですか?」

というのは、快適感覚の話し。


 「どちらをやってみたいですか?」

というのは、要求感覚の話し。


ということになります。


はじめから、


「どちらをやってみたいですか?」

と尋ねても、目が点になる患者さんが多いと思いますので、

そこら辺は、場合に応じて、

患者さんの感覚レベルに応じて、ということになろうかと思います。



最初の選択としては 、

セミナーや上級コースでお伝えしているように、

「どちらが楽ですか?」



「どちらがやりやすいですか?」

でよいと思います。



今日はちょっと難しい応用的なお話しになりました。


どちらも気持ちいい、なんて言われて困ったときに

今日の話を思い出してみてください。



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2016年11月8日火曜日

それは私でもしんどいです

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問診の中で、どういう時にその問題の症状が起きますか、

ということを尋ねるのですが、


時々、そりゃそうだろうな~、と思うときがあります。


例えば、先日はこういう方もおりました。


山芋を掘っていくときに、ずっと下の方まで掘っていくんだけど、

最後の方まで掘れずに諦めて折ってしまう。



山芋掘りをやったことがない方はイメージが湧きにくいとは思いますが、


結構深くまで掘るので、とても大変です。

汗だくになります。


もちろん身体もしんどいと思います。



今日来られた方も、

鍬で土興しを30分もやっていると腰が伸びなくなる、とのこと。


私でもそうなるのではないかと思います。


私は以前は2時間ぶっとおしで車を運転しても大丈夫だったのですが、

今は2時間ぶっとおしだと降りたときに、腰が伸びません…。

1時間くらいで休憩するようにしています。



さて、30分も同じ格好をしてもらうわけにももちろんいかないので、

いろいろと動診を試みてみます。


今日の方は、前屈はOKで後屈はやりにくい。

骨格的にはもっともな感じでした。


体幹の回旋をしてもらうと、

片側はいきづらいように見えましたが、

ご本人にはわかりづらいようで、

それでも、こちらの方がいきづらそうですね、と促すと、

そうですね、と同意されるような感じでした。



Iポジションをはじめいくつか操法を行った後で、


もう一度体幹の回旋を行ってもらいます。


すると明らかに、最初いきづらかった方の回旋の可動域が大きくなっていました。

動きもスムーズです。

私がそのように声かけすると、同意してくれました。


嬉しそうにもしています。

ご本人も感じていただけたのかと思います。


また、前後屈も行ってもらいます。

後屈が、可動域はともかく、やりやすくなっているようです。

これは本人にも感じていただけたようです。


背が伸びてすっきりした感じ、とおっしゃっていました。




なんとか、ビフォーアフターを見せることができたようで、


満足して帰っていただくことができました。



今回の場合は、ご本人もわりかた素直な方だったのだと思います。

もちろん感覚レベルもよかったのだと思います。



いつもいつもこのようにうまくいくわけではありませんが、


視診・動診はしっかりやっていく必要がありますね。




今日はそんなお話しでした。








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2016年11月7日月曜日

難聴の患者さんのお話し

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今日は高齢で、難聴の方が来院されました。


奥様をつれてご自分で運転されて来ました。


現病歴など、問診に必要な項目はあらかじめメモしておいてくださり、


そのほかのことは奥様の方で答えていただけました。


そして施術前の説明は、いつも使用しているファイルがあるので、


それを見てもらいながら説明したので、


難聴のご本人さまでもある程度はおわかりいただけたかと思いました。



補足の部分などは、ホワイトボードにて筆談させていただきました。



さて、最初にIポジションを施行いたしました。

左右どちらがやりやすいか、とか

蹴ってもらう、というのは

ホワイトボードでの筆談で伝えられたのですが、


基本の踏み込みパターンにおいて、

はじめは上体は起こしたままで、というのが伝わりにくかったですね。


はじめから前屈み状態になっていたので、


効果はいかほどか……と思っていたのですが、


ことのほか良好な結果となりました。

左右差は改善し、当初の痛みが激減してしまいました…。


体幹前屈も床まで10cmだったのが、ペタっとついてしまいました。



あまりにもできすぎであり、私自身半信半疑になってしまいました。



ご本人も嬉しそうにしておりましたが、


奥様が帰り際に、


「病院でも先生に説明されてこなかったし、

 話しも聞いてもらえなかったので、

 安心したんだと思います。」


と話してくれました。



なるほどな、とその時納得がいったような気がしました。


説明するのはちょっと難しいですが、


私の対応で、安心感を持っていただき、

その分、施術の効果が増幅したのであろうと考えました。


安心しただけで、治っていった……、というところでしょうか。


実は、私の母が全くの難聴で、

筆談は慣れていたし、

先月の母の通院時に、主治医の若い先生が、

診察室のコンピュータのディスプレイ上に大きく文字をタイピングし、

母に筆談しているのを見て、いたく感動したことがありました。


ご本人に重度の難聴があっても、

家族だけと話すのではなく、

しっかりとご本人とも会話をするということはとても大事なことではないかと思います。



そんなことをあらためて感じた日でした。




そして、施術で使用する決まった文言を、あらかじめ定型文として用意しておけば、

さらにコミュニケーションもスムーズになるかな、と反省もいたしました。




今日はそんなお話しでした。



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2016年11月4日金曜日

子どもの教育にも……

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操体法は、その原理原則を、

気持ちの良い方に身体を動かすと、身体が整っていく、

としています。



操体法の創始者である橋本敬三先生は、

子どもの教育に関しても次のように述べています。




子どもは叱ってはダメ、

悪いところをガンガン叱るのではなく、

その子の全体を見て、

何でもいいから 少しでも良いところがあったらそれを誉めてやる。

そうすると、

今まで悪かったところが、パァーととれてくる。




これ、なんだか、操体法の原理原則と同じようですね。


さらに、橋本先生は次のようにも述べています。



子どもが悪いことをしたのなら、まずそれに気付かせてやる。

それだけでもう半分治ったも同然。

あとはそこをガミガミと注意し叱るんじゃなくて、

子どもがそこから逃れるように、

悪い方から良い方へ、

気持ち悪い方から気持ち良い方へと、

気持ちが向くように手助けしたやること。




なんだか、いよいよ操体法そのものな感じがします。

子どもの教育についても、

子どもの気持ちいい方向に手助けしてやれば、

自然に治っていく、

ということなんですね。



痛い方にガンガン動かす(悪い行いをガンガン叱る)のではなく、

気持ちいい方に動かす(気持ちよくなるように導く)ことにより、

身体が整っていく(行いが整っていく)




橋本先生の造詣には感嘆させられます。



皆さんはいかがでしょう?



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2016年11月2日水曜日

治す、のではなく…

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先日、いらした比較的お若い男性患者さん。


2年ほど前からの、腰痛や時々左右どちらかの下肢に起こるしびれ。


仕事や日常生活に少なからず支障をきたしているようです。


こういう動作をすると痛くなる、というのはありませんでした。




それでも、端座位時、左の腰部を押圧すると痛いようです。


まず手始めに、Iポジションを施行してみます。


左右の差がわかり、左のポジションの時に、左腰部に痛みを感じます。

基本型のIポジション施行後、

左腰部の痛みは半減しました。


そしてつま先上げ。

背中が伸びる感じ・反る感じがわかっていただけたようです。

一発で、膝裏のコリが減少しました。

この時点で腰部の痛みは消失したようです。


そして、右上腕部の痛みも訴えていたので、

Kポジションもやってみましたら、

それも見事に消失してしまいました。

 しかも、上肢を前方につきだしたときに、

気持ちいい感じがあったそうです。



本人も、「やばい……」

と言いながら驚いておられました。





さて、私はふと思いました。


私はいつものように施術しているのに、

こんなに劇的に変わる人もいる。

変わらない人もいる。


今回強く感じたのは、


「私が治したんじゃないな……。この患者さんが自分で治したんだな……」


ということ。


もちろん、賢明な治療家の皆さんなら、

当たり前の感性かと思いますが、



私なんかはついついなんとかして治してあげたい、

などと思って頑張ることもありますので、


今回のケースだと、

あら勝手に治っちゃったのね…

という感じです。



さて、こういったことを踏まえて、操体法の基本に立ち返るならば、


操体法の創始者である橋本敬三先生の


「治療なんて下の下だ」


という言葉や、


その弟子の今昭宏先生の


「操体法はホドコシにあらず、ハカライなり」


という表現が身にしみてきます。



つまり、今回私が感じたのは、



患者さんを治す、ということではなく、


患者さんに治る身体になっていただく、

そのためのお手伝いをしていく、

ということを基本にして考えていくことが大切、


ということです。


だから、自分の治療技術を磨くことも、


患者さんにより良く感じてもらうための

触れ方だったり、声かけの仕方だったり、力加減だったり、

そういうことをしっかりと会得していくことなのだと、

思います。


気持ち良さを感じることができれば、

自分で治っていくことができますからね。



今日はそんなお話しをさせていただきました。



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2016年11月1日火曜日

なんちゃって!

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皆さんは、なんちゃっておじさん、って聞いたことがありますか?

聞いたことがある人は、相応のお年かもしれませんね…。


私は言葉だけは覚えていたんですが、

志村けんかなんかのキャラクターとかと記憶違いしていました。


実際は、昭和53年から54年にかけて、東京で出没していたおじさんでした。


目撃談が多数あるだけで、都市伝説のようですね。


「なーんちゃって」といって人を笑わせていくおじさんらしいです。




さて、それはともかく、


「なんちゃって」というのは


「ほんの冗談ですよ」


という意味の俗語とのことです。


でも、それ以外に、

使い方によっては便利な言葉になります。




発想を広げたいときに使うといいですよ。



例えば、アイディアを出すときに、

「なーんちゃってね」と付け加えれば、

どんな突拍子もないことを言っても、大丈夫です。

恥ずかしくありません。


そんな感じで、どんどんアイディアを出していけば、

発想が広がり、

あるとき、

「それいいかも!」

ということになるかもしれません。


「なんちゃって」

は思い込みというメガネを外してくれます。



何かを考えるときに、

自分は思い込みが強いな、と感じた時(感じるかな?)や、

別の可能性を考える時には、


「なんちゃってね」と言いながら、

どんどん意見を出していくといいと思います。


そしてそれが口癖になって習慣になると、

いろいろなアイディアが自然とひらめくようになるかもしれません。


もっとも大勢で打ち合わせなんかをするときには、

周りの理解がないと、

「ふざけるな!」と怒られてしまうかもしれませんので、

言うときには、自己責任でお願いします。



なんちゃって!




今日はそんなお話しで。







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