私の下の方の子ども2人が今、「お茶っ子クラブ」と言うサークルに通っています。、
これは、お茶の先生が子ども達に茶道の基本を教えてくれるサークルです。
昨日の午前中はそのサークルの日で、
この日は公民館まつりでお客様にお茶を出すための練習をするということで、
お客様役として保護者が何名か参加し、私も、参加させていただきました。
先生が、子どもたちに指導していたのは以下の様なことでした。
・ふくさを腰につけるということは、なんでも私に聞いてくださいということ。
無視しないでしっかりと応対すること。
・お客様の側の作法としては、少しのお菓子をいただいた後、お茶を3口半で飲み干す。
お茶とお菓子を交互に食べたり飲んだりしない。急ぐ訳ではないが、ゆっくりもしない。
・お客様がお菓子を食べ終わったのを見計らって、あまり時間が経たないうちに
お茶をお出しする。
・お客様がお茶を飲み終わったのを見計らって、お椀を下げに行くこと。
・お客様の所へ向かう時は、そちらへ伺います、という視線を向けて行くこと。
等々...。
細かい、動作の作法なども指導がありました。
小学校低学年には難しそうにも感じましたが、
お茶の作法の精神的な奥深さを感じました。
織田信長が、荒くれ者の武士達に茶道を学ばせた、というのも、腑に落ちた瞬間でした。
こういった気遣い、心遣いは、治療家にとっても必要なものではないでしょうか。
ついつい医療者は、権威的な立場で患者さんに接してしまいがちですが、
お茶の作法のような、細やかな心遣いや気遣いを持って接することは、
患者さんに対する治療効果にも影響するのではないでしょうか。
少なくとも、治療家にとって謙虚な気持ちを持つということは大事なことのように思えます。
私も気をつけたいと思います。
今日もブログを見ていただきありがとうございました!
0 件のコメント:
コメントを投稿