2017年6月28日水曜日

それは何に効くのか?

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!


先週末に当実践会のセミナーにお越しいただいた方はお疲れさまでした!


私は横浜会場の方で、土曜日午後にアドバンスコースの講師をさせていただきました。

また、日曜日午後はベーシックコース、

両日の午前中には短時間テクニックセミナーにおいて、

サブ講師を務めさせていただきました。

受講生の皆さんお世話になりました。



さて、以前より、セミナーにおいて最も多い質問の一つに、

「この操法は何に効くのですか?」

あるいは

「この操法はどういう時にやるのですか?」

があります。


いつもいささか不親切かと思いながらも、

「何にでも効きます」

などとつい答えてしまいますが、

その場では、補足してもう少し詳しくお答えしています。



上級コースに進まれた方は、先のような答えでも納得していただけるようです。


ベーシックやアドバンスなどの上級コースでは、


下肢からの操法でも、頸の動きや肩の動きが変わったり、

肩の操法でSLRが変わったりすることが体感できるので、


「何にでも効く」

ということがなんとなくでもわかっていただけるのかな、と思います。



何にでも効く、というのは、

もう少し正確にいうならば、

ターゲットの症状に対して、複数のアプローチがあり得る、

ということになろうかと思います。



アナトミートレインで考えると、

足先から頭のてっぺんまで筋膜はつながっています。


だから、そのつながりを考えて、

それらの連動を引き出しいていけば、

足の指の裏の皮膚をはがせば、

頸の動きが変化する、

ということがあり得るわけです。


これらが理解できると、

症状別に操法を考えてしまうのは、

とてももったいない、ということがわかります。


それぞれの操法は、やっぱり

「何にでも効く」

からです…。



操体法を学んでいる皆さんは、


それぞれの操法は、

患者さんの身体の連動を引き出すための、

いくつかのバリエーション、

だと考えて、日々の臨床の中でいろいろと試してみてください。

いろいろな発見があると思います。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!




【短時間テクニックが学べるセミナーはこちら↓】

8月肩こり編セミナー
http://nakamura-koutarou.1andingpage.com/?page_id=1352





7月腰痛編①~下肢からの改善編~セミナー
http://nakamura-koutarou.1andingpage.com/?page_id=412






中村から学ぶ技術×経営の2日間セミナー(
一人治療院改革プログラム)
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セラピストスキルアップ実践会

2017年6月21日水曜日

足の指を揉みましょう!

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!



今日は足の指を揉みましょう、というお話し。


中村代表のメルマガや、ピカメルなどでも

足の指からのアプローチは紹介されていますが、

そうでなくとも、

足の指は、靴や靴下の中で、動きが制限され、

指の関節が固くなったり動きが制限されてきたりします。


そして、足の指が固くなったり、

変形して動きが悪くなると、

その影響が、


足指→足首→膝関節→股関節・骨盤→腰の骨→胸・背の骨→頸の骨


といった具合に、身体全体に伝わっていきます。

そして、歪みが進んだ部分から、

コリや痛みなどの症状が現れてきます。


なので、日頃から足の指を手入れすることは大事になります。


そうはいっても、

あまり難しく考えないで、

足の指をつまんだり、引っ張ったり、ぐるぐる回したり、

足指の緊張をほぐすようにやるとよいかと思います。


たいていの方は気持ちよいかと思います。


人間は歩く生き物なので、足から歪んできます。


足から、特に足指から整えていくことはとても重要かと思います。



当実践会のアドバンスコースでお伝えする足揺らしができる方は、

足指をつまんで行うのも一つの方法です。

とても気持ちよいですよ。

私も仕上げで用いています。


治療院でも、

病院のリハビリの場面でも、

介護・看護の場面でも、

足指の調整は利用できると思います。

今日はそんなお話しでした。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!


操体法のセミナーは以下のリンクから!


【短時間テクニックが学べるセミナーはこちら↓】

8月肩こり編セミナー
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7月腰痛編①~下肢からの改善編~セミナー
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実践会スクール会員 23日までの募集
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セラピストスキルアップ実践会

2017年6月14日水曜日

朝起きる前の一人操体

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!


以前にもご紹介したことがあるのですが、

朝、腰が痛い時などに行う、布団から出る前の一人操体を

もう一度ご紹介したいと思います。


前回お話ししたのは、

かかと突き出し、という操法でした。

当実践会のベーシックコースの②でお伝えする操法ですね。


一応簡単にご説明しておきます。


仰向けになり、

片方のつま先を反るように、踵を突きだします。


背伸びをするような、足を伸ばすような感じになると思います。

(実際に操者とともに行う操法では、操者は踵に抵抗をかけます)


このかかと突き出しを、

操者の抵抗なしに、

自分だけで行うわけですが、

基本通りに行ってももちろんよいですが、



当実践会のアドバンスコースを受講していたり、

感覚レベルがよく、自発動も出たりする方でしたら、

先ほどの自分だけでかかと突き出しを行う際に、


そのまま、自由に気持ちよいように動けば、

より良い効果が出るかと思います。


かかと突き出しの他には、

膝たおしでもよいと思います。

どちらかたおしやすい方、あるいは気持ち良い方に、

両膝を倒し、引き続いて、気持ちよいように身体を自由に動かせばよいのです。



さて、私の場合ですと、


今朝、起きる前、ちょっと腰が痛かったのですが、

このまま起きると腰の痛いのを引きずりそうだったので、

起き上がる前に布団の中で

一人かかと突き出しを行ってみました。

左右試してみると、

左側の方がふくらはぎが伸びて気持ちよかったので、

左側をやってみました。


左のふくらはぎの気持ち良さを味わいながら、

次に身体を左にねじったり、右手を挙げたりして、

気持ちよいと感じるように動いてみました。


その気持ち良さがなくなるまで動いてみました。

まぁ、伸びをする感じでしょうか。

朝、起きる前に伸びをするのは気持ち良いですよね?



このようにすることによって、

腰の痛みは起きても全く気にならなくなりました。


アドバンスコースのベーシック②の応用、を一人でやっているようなものですね。


わかる方は是非お試しください。



そうでない方は、

当実践会の上級コースを是非受講してみてください。

結果もすぐ出るのでとても面白いですよ。



今日はそんな話しでした。


今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



操体法をご存知ない方は、

まずは以下のセミナーからお試しください!


私は横浜会場で皆さんをお待ちしています!



【短時間テクニックが学べるセミナーはこちら↓】

8月肩こり編セミナー
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7月腰痛編①~下肢からの改善編~セミナー
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6月腰痛編②~上肢からの改善編~セミナー
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中村から学ぶ技術×経営の2日間セミナー(
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セラピストスキルアップ実践会

2017年6月7日水曜日

「病名がついた時はもう遅い」

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!


題名にもある、

「病名がついた時はもう遅い」

は、操体法創始者、橋本敬三先生の著作にも出てくる言葉ですが、


当実践会の短時間テクニックセミナーに参加されたことのある方、

あるいは、当メルマガなど定期的にご覧になっていただいている読者の方には、

もうおなじみの話しかと思います。


「病気のプロセス」、の話しですね。


「病気のプロセス」は大事な内容なので、

私も、患者さんには問診の際に必ずお話ししています。


患者さんは異常を感じて病院に行ったのに、

検査などをして何も出なければ、写らなければ、異常なし、と言われることになります。

橋本先生も、これが現代医学であり、悲劇であるとおっしゃっています。


今では私は「病気のプロセス」は理解しているつもりですが、

以前は私も、その西洋医学の病院のリハ室に勤務しており、

診断名のつけられていない患者さんのリハビリはやりようがない、と思っていました。


(リハビリ処方箋に病名が書かれていないことは時にありました。

病名を書いてもらいに主治医のもとへいくこともありました……。

あっ、これは愚痴になりましたね、すみません…)



もちろん、病院で診断名がつけられていれば、

その診断名や現病歴は大切ですし、それに伴うリスク管理も大事です。


治療院を経営されている先生方は、

診断名がつけられていない患者さんも多くいらっしゃると思います。

リスク管理をされながら、それぞれの見方で対応されていることと思います。


そう考えると、治療院を経営されている先生方は、

病気の予防に寄与しているということになります。


はじめから治療院経営をされている方には当然と思うかもしれませんが、


病院勤務をしばらくして、

病名がつかなければリハビリを始められなかった身分としては、

とても新鮮にうつります。

(もちろん、リスクと責任は伴いますが。)



全ての人々を健康に導きたい、と願って働いている先生方がほとんどです。


操体法を通して、病気を未然に予防し、健康へと導いていきたいと私も思っています。


大げさでもなく、操体法ならそれができると思います。


これからも、操体法をとおして、皆さんと錬磨していきたいと願っています。




題名から少しそれた感もありますが、


今後ともセラピストスキルアップ実践会をよろしくお願いいたします!!


今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



そんな操体法のとっかかり、

【短時間テクニックが学べるセミナーはこちら↓】


7月腰痛編①~下肢からの改善編~セミナー
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6月腰痛編②~上肢からの改善編~セミナー
http://after-seitai.com/lp/a9/






中村から学ぶ技術×経営の2日間セミナー(
一人治療院改革プログラム)
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セラピストスキルアップ実践会