2015年9月30日水曜日

糖質制限

    いつからか、ダイエットブームではありますが、

     昨今、糖質制限というのも流行っているようです。

     私は何年か前にテレビ番組で、あるタレントさんがダイエットに挑戦していて、

     毎日何キロも走っているんですが、ある時食事に焼肉をたくさん食べるのです。

     どこかの医師がなんか説明していたのは覚えているんですが、

     今思えば、肉食ダイエットだったのかな、と思います。

     その後、糖質制限の本を読んだ時、肉はどれだけ食べてもよい、と書かれていました。

     肉食ダイエットとも通じていますが(実は同じものだった⁈)、

     糖質制限は、文字通り、糖質を制限します。

     その根拠は、血糖値を上げるのは、糖質だけである、という点です。

     太るメカニズムは、糖質を摂取すると、血中にブドウ糖が取り込まれ、

      その影響として、インシュリンが分泌されます。

     インシュリンは糖尿病ではおなじみですが、

      血糖値を下げる唯一のホルモンです。

      また、インシュリンには、肥満ホルモンという別名があります。

      それは、インシュリンの作用として、血中のブドウ糖を取り込んで脂肪として蓄える、

      という働きがあるからです。

       体のエネルギーとして使用する以上のブドウ糖が血中に存在すると、

       余分なブドウ糖はインシュリンの作用によって、

       脂肪に変わっていくわけです。

       従って、ブドウ糖すなわち糖質を摂取しなければ、

       血糖値も上がらず、インシュリンも必要以上に分泌されず、

       脂肪も蓄積されない、ということです。

       その代わり、その他は何を食べてもいい、というわけです。

       肉はタンパク質であり、血糖値を上げない、だから脂肪にはならない。

       だから、肉はどれだけ食べても大丈夫だということです。

       但し、糖質は何かというと、実は色々とあります。

       ごはん、パン、そば、ラーメン、ピザ、パスタ、ケーキなどの甘いもの、等など。

       イモ類もそうです。デンプンが糖質になります。

        食べるものが無くなってしまうと感じる人もいるかもしれません。

        だから糖質制限で、肉は食べてもよいと言われても、

        実際はしんどいかもしれませんね。

        他に関連する事項もありますが、またの機会に。

        今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年9月29日火曜日

褒めるということ

 昨日は、職場のリーダー研修会がありました。

 毎月1回行われているものです。

 その中で一つのワークを行いました。

 二人ペアになって、相手の良いところを3つ褒める、というものです。

 同じ病院内の職員同士なので、まあ3つくらいだったらすぐに出てきますが、

 自分に対しても、3つ褒めてもらえます。

 実際やってみると、改まって褒められると、ついにやけてしまいます。

 相手の方は、私について常日頃思ってくれていることを、真剣に褒めてくれるので、

 とてもうれしくなりました。

 私も、ある程度はそのようになろうと思ってはいたので、なんか嬉しかったのです。

 褒められて自分は嬉しかったので、家族や職場の同僚に対しても

 褒めてあげたくなりました。
 
 褒めて、相手も嬉しくなって、自分も嬉しくなれば、人間関係も、職場の雰囲気も

 とても良くなりますよね。

 きっと...。

 今日は、相手を褒める、ということの効用を改めて感じました!


 今回はそんな感想を述べさせていただきました。

 今日もブログを見ていただきありがとうございました! 

2015年9月28日月曜日

休みの日

 先日は、用事の何もないお休みだったので、

 3番目(♂・小学4年生)と4番目(♀2年生・)の子供とで近隣の公園に遊びに行きました。

 子供らと公園なんかに行くのは久しぶりでした。

 2年生の方の子が、いつの間にか、ブランコがこげるようになり、

 ボール投げもできるようになっていました。

 前回やった時は、できなかったのです。

 しばらく、一緒に遊んであげてなかったんだなあ、思いました。

 ちょっと反省もしたし、うれしくもありました。

 親が教えなくてもできるようになっているのは、頼もしいです。


 私自信は、昨日はとてものんびりしました。

 私は、休みの日でも、仕事の事や宿題の事などを考えてしまい、

 休みでもあまりリラックスできない方です。

 でもやはり、休みの時はしっかりと切り替えた方が良いと思います。

 その方が、ため込んだストレスの発散にもなりますし、なにより、

 休んだ後の仕事に集中できるようになると思います。

 そんなことをのんびり考えた1日でした。

 今日もブログを見ていただきありがとうございました!

 

 

   

2015年9月27日日曜日

経営塾

    先日は、お師匠さんからの経営に関しての指導がありました。

    とても密度が濃く、考えさせられ、とても有意義な時間でした。

    マーケティングの勉強ということになりますが、門外漢の私にとっては

    とても、新鮮で、興味深い内容でした。

    私の師匠も、とても深く、細かいところまで考えて経営しているのだ、

    と感じました。

    やはり、ビジネスで成功している人は、マーケティングをしっかり勉強して

    実践しているんだな、と理解しました。

     師匠の場合は治療院ですが、単に治療家としての技術が素晴らしいだけではなく、

     治療家としての技術は大前提として、その上にマーケティングなどの知識があり、

     それを実践している、だからこそ経営者として成功されているということです。

     この世界もとても奥が深く、興味深い世界です。

     常に学ぶということは、やはり大事なことなのだな、と感じます。

     昨日は、3人の仲間との研修でした。

    共に学ぶ仲間というのも大事ですね。

    自分一人だと心細いですが、同じ志を持った仲間と学ぶと心強いし、安心します。

    お互いライバル関係にあるとも言えますが、

    共に成功していきたい、という仲間でもあります。

    昨日は、私の帰りの電車の乗り継ぎの都合もあり、酒飲みにつきあってもらいました。

    楽しかったです。

    ありがとうございます!
 
    本日も、ブログを見ていただきありがとうございました!
    

2015年9月26日土曜日

作業療法とは... 続き

 9月16日付けの「作業療法とは」の続きを書き留めてはいたのですが、

 公開が今になってしまいました。

 前回、作業療法とは何か、を以下のような文章で示しました。

 「その人にとって意味のある作業ができるように支援すること」

 今日はこの文章の補足説明をさせてください。

 
 まず、作業療法でいうところの「作業」とは、

 俗に、手作業、と言われているような、手工芸的なものだけを指すのではなく、

 日常生活における、人間の全ての営みを指します。

 細かく言うなら、

 作業 は 日常生活動作(いわゆるADL)
       仕事(学生なら勉強、主婦なら家事、など)
       遊び

 の三つから成り立ちます。

 そして作業療法のクライエントや患者にとって意味のある「作業」であることが重要です。

 その人にとって、意味のある作業でなければ、

 できるようになっても、本人は満足しないからです。

 その人にとっての意味のある作業は、ほんとに人それぞれです。

 男性であれば、仕事、というかもしれないし、主婦なら家事、というかもしれないし、

 一人でトイレに行けること、と言うかもしれません。

 歩きたい、と言うなら、歩いてどこへ行って何をしたいのか、ということを確認します。

 歩く、という運動行為を改善するのは、理学療法の役割かと考えます。

 作業療法は、どこへ行って何をしたいのか、を確認し、それをできるように支援していきます。

 もし歩行可能になれば、それだけで患者の目的が達成されるかもしれません。

 予後予測的に歩行能力獲得が難しければ、歩行に代わる別な手段を考えなければなりません。

 車いすなどで移動が可能になっても、たとえば上肢のマヒなどで、

 そのやりたいことができないかもしれません。

 そうなると、片手でもできる方法を練習するとか、代替手段を検討する必要があります。

 そんな感じで、作業療法は考えていきます。

 実際の臨床場面では、上記の様に展開するのに困難なケースも沢山ありますが、

 作業療法はそれを目指していきます。

 まだまだ、作業療法について書きたいことはありますが、今回はこれくらいにしておきます。

 又の機会にお話しさせてください。


 今日もブログを見ていただきありがとうございました!
 


 

2015年9月25日金曜日

やり過ぎ?

 先日の臨床では、前回のアプローチが有効だったかどうか確かめてみました。

 効果が持続しない、ということで、前脛骨筋にアプローチしてみたところでした。

 先日の様子では、腰の痛みは言葉では訴えるものの、動きは楽になっているように見え、

 本人の顔の表情も楽そうに見えました。

 昨日もいくつか、治療を試み、終わりにしましたが、

 一つ注意したことがあります。

 それは、治しすぎない、ということです。

 師匠から教わったことの一つに、

 「60%で止めておく。」

 ということがあります。

 これは、60%以下だと治療効果も不十分になるが、

 60%以上でも、治しすぎとなり、却って痛みなどが出すぎたり、過剰な反応が出てしまう、

 ということです。

 それと、100%治してしまうと、患者さんも、治療者に治してもらった、という気持ちになり、

 自分で治した気にならない、そしてその後の治り方にも影響がでてしまう、というものです。

 60%で止めておけば、あとの40%は患者自身が自らの治癒力で治していく、

 と言うことなのです。

 実際は、私にはまだその加減が難しいです。

 今回も60%で抑えきれたのかどうかわかりません。

 又、次回、確認してみたいと思います。

 今日もブログを見ていただきありがとうございました!

  

2015年9月24日木曜日

働くお母さん

  ある土曜日の朝出勤前の7時頃、集中して勉強するため、近くのマクドナルドへ行きました。

  いつもいるんですが、この日もPTAのお母さんが働いておりました。

  この方は何年か前に役員をやってくれて、とても頑張ってくれてたんです。

  そして笑顔も素敵で、ちゃんと声もかけてくれます。

  PTA活動をしていて感じたことの一つとして、

  共働きの家庭が多い、ということがあります。

  お母さんもほとんど働いている。

  専業主婦の方は1割か2割くらいです。

  そういう時勢なのかもしれませんが、

  こうやって働いているお母さんはほんとにすごいな、と思います。

  だって大概のお母さんは働きながら、子どもの面倒をみて、

  ご飯を作ったり、家事もこなしています。

  PTAはこの方のような働くお母さん方で成り立っています。

  あっ、別にPTAの宣伝をしているわけではなく、

  働くお母さんを尊敬します、

  ということです。

  私も働くお母さんに感謝しながら、家事・育児にがんばります。

 今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年9月23日水曜日

気になったことば

    先日聞いたことばで気になったものを二つほど。

    一つはテレビドラマから。

    ナポレオンの村?でしたっけ? あの唐沢寿明主演の。

    子どもが録画して観てたものでしたが、私もついでに観ていました。

    最終回でしたが、道を開通させるのに、手作業で掘っていく作業。

    細かい言い回しは忘れましたが、その時のことば。

  「目標に向かっていくのに、面倒なことはありません。」

    自分がある目標や夢に向かって進んでいる時に、

     ついつい、面倒だな、とか思う時があるかもしれません。

     その時は、このことばを思い出したいですね。

    やはり、目標を達するには必要な作業であり、面倒くさがってはいられませんよね。

    あと、二つめ。

    これは師匠のことば。

    「チャンスって、(あえて?)準備が整ってない時に来るんだよね。」

    師匠はよく、決断が大事だと言います。

    基本的には即決ということです。

    確かに高額(の基準は人それぞれですが)のオファーが来た時にはためらう時もあります。

    そこが運の分かれ目ということなんだと思います。

    お金が無いから無理、と思ってそのオファーを逃すのか、

    はたまた、これは絶好のチャンスと思って飛び込むのか。

    最近は私はいい線きてると思います。

    チャンスに乗っかってるな、と思っています。

    なんか楽しいです。

    今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年9月22日火曜日

エビデンス、続き

    今日は昨日のエビデンスともちょっと関連するお話し。

    ネットで、ガン治療薬のエビデンスデータの記事を見かけました。

    なんでも、肺癌の場合、

    ある抗癌剤を使用した場合、生存期間の中央値が6ヶ月、

    抗癌剤を使用しない場合、生存期間の中央値が4.5ヶ月。

   つまり、その抗癌剤を使用すれば、

   1.5ヶ月は長生きできるということ。

    すごい⁉︎

    今回見かけたこの記事によれば、こういったエビデンスが

    大義名分となり、エビデンスの内容はさして患者・家族に説明もされないまま、

   抗癌剤が使用されている、とのこと。

   私自身も、以前にインフルエンザと診断され、リレンザを処方された時、

   添付文書を読んでみました。

   世界中のそれぞれの地域毎(南半球とか北米とか欧州といったくくりで)に

    大規模研究がなされているのですが、

    国内成人の臨床試験では、この薬を使用した群と使用しなかった群で

    症状の改善に有意な差はなかった、という結果であり、

    海外の臨床試験では、A型インフルエンザに対しては、

    リレンザを使用しないと6日で症状が治まったのに対して、

    リレンザを使用すると5日で症状が治まり、

    B型インフルエンザに対しては、

    リレンザを使用しないと6日で症状が治まったのに対して、

    リレンザを使用すると4.5日で症状が治まった、とのこと。

    その時思ったのは、ほっといても6日で治るのに、

    リレンザを使っても、2日早く治るだけか、と思いました。海外の成績ですけど。

    仕事が大事な人にとっては、1日でも早く治したいという気持ちもあるでしょうね。

    国内だけでは効果がない、ということになってます。

   これはエビデンスがあると言っていいのかどうか…。

   リハビリの世界で、特定の治療法について、この薬並みの大規模研究がされて、

   エビデンスが確立している治療法があるのかな?

    よく調べてみようかと思います。

    今日もブログを見ていただきありがとうございました!

 

2015年9月21日月曜日

エビデンス

   昨日は、師匠の元で勉強してきました。

   やはり、仲間と共に研鑽していくのは、楽しくていいですね。

    今日は、その勉強とは直接関係ありませんが、

    エビデンスについて、考えてみました。

    やはり、PT、OT、STともなると、エビデンスを重視するのでしょうか?

    特にPTさんはそうかもしれませんね。

    OTは理系よりも文系的要素が大きいと私は思っているので、

     私自身はあまりエビデンスというものには興味はありません。

    もちろOTの方々でRCT研究も一生懸命に取り組んでおられる方が

    たくさんいて、OTの立場をより良いものにしてくださっていることに

    感謝します。

    ただエビデンスは、症例研究や質的研究などは低いエビデンスとして

    位置ずけられています。

    それと、エビデンスの正体は、臨床疫学です。

    統計です。

    統計とっていれば、科学的と言われるのです。

    統計では有意水準5%とか10%とかで、

    データの何%かは捨てられています。

    もしかしたらその数%が真実かもしれないのに。

    エビデンスが悪いとはいいませんが、

    エビデンスを盲信するのはどうかと思います。

    何年か前に、厚生労働省から、

    「効果のないリハビリを漫然と行なっている」

    と指摘を受け、リハビリに期限が設けられました。

    エビデンスがなかったからではなく、

    効果がなかったからです。

    リハビリに関しては、現在のモラルでは、昔のような対象研究は

    難しそうです。

     だから、エビデンスもいいですが、

    患者さんに効果の出せる、という点にもっとフォーカスしても

    いいんじゃないでしょうか?  

    あっ、当たり前ですよね。

    たとえエビデンスに乏しくても、

    「ほら、こんなに効果出せるでしょ」

    と言えればいいんじゃないでしょうか?

    特に患者さんにとっては。

    私の師匠は、そこにこだわっています。

    エビデンスにこだわってしまうと、

    せっかく良い治療法に出会っても、

    それを受け入れることができません。

    勿体無いです。

    今日はつらつらとそんなお話しをさせていただきました。

    今日もブログを見ていただきありがとうございました!


   

   
    

2015年9月20日日曜日

駅伝大会

     昨日は、地元中学校の駅伝大会でした。


    今年で第64回を迎えています。

    これまで1回も延期・中止がなかったそうです。

    地元の伝統行事です。

    そのためか、陸上は強いし、箱根駅伝なんかにも卒業生が選手として出場している       

    ようです。

    実は私もPTAとして出させてもらってます。

    私自身はアスリートでもないんですが、

    応援だけよりも楽しいかな、と思って昨年から参加してます。

    地区別の生徒のチームとPTAチーム合わせて24チームで競います。

    私個人の記録としては、下の方ですが、

    私自身の目標タイムはクリアしたのでよしとします。

    チームとしては10位でしたので、良い方かと思います。

    地域の行事なので、沿道の応援もあり、
    選手としてはとても嬉しいです。

    やっぱり、他の人に応援してもらうのは、とてもありがたいことです。

    自分がしてもらって嬉しかったことは、

    他の人にもしてあげるべきだな、と思いました。

    自分が参加しなくなっても、応援はできるだけするようにしたいと思います。

    今日もブログを見ていただきありがとうございます!

2015年9月19日土曜日

今先生

 昨日は、操体法の師匠、今先生に会ってきました。

 私の直接の師匠の中村先生の「会っておいた方がいいよ」との勧めで、
 
 有給休暇をとって仙台まで行ってきました。

 仕事休んででも行って良かったです!

 今先生の直接の見立て・治療も受けることができましたし、

 今先生の息子さんのコンタンの直接指導も受けることができました。

 三軸操法、揺らし、コリの触診など、いろいろと教わることができました。

    治療は足から始める、視診が大事、などもあらためて確認できました。

 反省会という飲み会も楽しかったので、またすぐにでも行きたくなりました。

 
 「操体法という名前も使わない方がいい」という、今先生の柔軟な考えも感銘を受けました。

 コンタン先生には、PT・OTでいうところのクリニカルリーズニングを教わろうと思いましたが、

 「治そうと思わない」「勘の部分が大きい」とのこと。

 しかしその後、丁寧に、考え方の筋道を教えて頂きました。

 勉強会は3時間でしたが、ものすごく密度の高い時間でした。

 
 いろいろな事を今日学びましたが、とうていここでは言い尽くせません。

 皆さんもぜひ、今先生に会いに仙台に行かれると良いと思います。


 


2015年9月18日金曜日

先日の臨床にて その2

 先日も、外来の腰痛患者さんが通院してきました。

 この患者さん、施行時はいつも効果があり、施行後はスッキリして帰られるのですが、

 次来る時は、やはり痛いんだ、と言って来られる。

 効果が持続しないという症例です。

 どうしたものかとふと考えると、

 いつか目にした師匠のメルマガ動画を思い出しました。

 8/25付け発行の「なぜ多くのテクニックが持続した効果を出せないのか?」

 という題目でした。

 その動画をもう一度見直してみました。

 なるほど、そうか...。

 患者さんに対して実際に、そのポイントを確認してみました。

 すると、両側ともふくらはぎには、顕著な硬さはみられなかったけれども、

 左の前脛骨筋に硬さがみられました。

 最後に、それら筋を調整して終了しましたが、

 さて、次回どうなっているでしょうか....

 
 今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年9月17日木曜日

先日の臨床にて

 昨日の臨床で、外来の腰痛患者と入院の腰痛患者がいました。

 外来の腰痛患者は、入院時から担当していた方で、外来でのフォローアップ中でした。

 手始めに、i-positionを施行。効果ありました。

 次に足趾のツボ押し。これも効果ありました。

 その後、立って歩いてもらいましたが、来室したときより、かなり楽になっているようでした。


 次につま先上げ。これも効果ありました。

 そして、かかと突き出し。効果ありました。

 最後に腰背部の筋調整して終了。

 軽やかにニコニコして帰って行きました。


 いつもこれくらいうまくいけばいいんですが...。


 入院の腰痛患者は、両側の腰を押さえています。

 先ほどの外来患者に施行したテクニックではうまくいきません。

 アクティブな動きではなかなか指示も入りづらく、本人も効果を体感しづらいようです。

 ツボ押しや筋調整などパッシブに施行するのみとなり、

 本人は施行前よりは楽そうにしているものの、効果は?でした。

 あとで看護師に聞きましたが、前回施行後、かえって痛くなったということでした。

 下手こいたのか、あるいはやり過ぎたのか...。

 反省です。

 まだまだ、全然ですね。


 今日もブログを見ていただきありがとうございました!

 

2015年9月16日水曜日

作業療法とは...

 今日は私の専門職名にもなっている、作業療法についてお話ししたいと思います。

 一般的には、作業療法は、理学療法と比べて認知度が低いですよね。

 お仕事は何されてるんですか?と聞かれて、

 「作業療法士です。」 

 相手はキョトンとするので、

 「病院のリハビリの仕事です。」 

 と補足します。

 すると大抵は、

 「理学療法士もいいお仕事ですよね。」

 などと、理学療法士に変換されてしまいます。

 ほんとに多いです。この変換。

 では、理学療法と作業療法の違いを説明せよ、と言われたら、なんと説明するか?

 まず理学療法とは何か?というところを説明すべきなのだろうと考えます。

 これは、わりかた簡単なように思います。

 世間一般の見方を言えば良いような気がします。

 リハビリ=理学療法

 つまり、身体を元の様に動けるようにする、という事を含む、

 身体のリハビリを説明すれば良いように思えます。

 理学療法=physical therapy ですからね。


 では、作業療法とは、となると...

 やはり、「作業」、という言葉が、キーワードになってくると考えます。

 シンプルに言えば、

 「作業ができるようにすること」

 もっとしっかりと言えば、

 「その人にとって意味のある作業ができるように支援すること」

 となります。

 それぞれの作業療法士によって、作業療法のとらえ方が異なる可能性もあります。

 でも、私は上記の言い方が最も端的に作業療法を表しているかな、と思います。

 少し補足説明も必要ですので、それはまた次回に...。

 今日もブログを見ていただき、ありがとうございました!

2015年9月15日火曜日

バイキング

  昨日は職場の日帰り旅行でした。

  江戸東京博物館を見学したあと、国技館で大相 撲を観戦しました。
  
  白鵬初日から連敗してしまいましたね。

  茨城勢の幕内2人は勝ちました。

  さて、昼食は定番のバイキングでしたが、ホテルのバイキングで、

  とても美味しかったです。

  バイキングは色々好きなものが食べられて私も好きなんですが、

  最近ひとつ感じることがあります。

  バイキングだと、元をとろうと思って、余計に食べてしまいませんか? 

  必要以上に…。

  たとえばこれがお金持ちだったら、

  好きなものをその時食べる分だけ食べればいいじゃないですか?

  元をとろうといっぱい食べてしまう根性は

  きっと貧乏人根性?なんでしょうか?

  そういう意味で、お金持ちにちょっと憧れます。

  値段に関係なく、ほんとに美味しくて体に良いものを、

  その時必要な分だけ食べられるように、

  なるくらいの収入は得たいと思ってます。

  気持ちの持ちようだという考えもありますが……。

  今日もブログを見ていただきありがとうございます!

2015年9月14日月曜日

ある食事会で思ったこと

  先日、ある食事会に参加しました。

  30人程参加されてました。

  その中で、ある目標を達成された方2人が、自己紹介されました。

  2人とも女性で、普通の地味な主婦のようにみえます。

  1人はとある地方の市役所の職員だそうです。50代後半くらいでしょうか?

  そう思うと、ますます堅い感じのように見えます。

  宴たけなわとなり、カラオケも始まりました。

  その市役所職員であるという女性も歌い始まりました。

 すると、先ほどの堅い印象とはうらはらに、

 とても滑稽に、楽しそうに、踊りながら、歌っています。

 宴会部長のように、その宴の中心であるかのように振る舞っています。

 この時に、私は感じました。

 ああ、成功する人って、やっぱなんか違うんだよなぁ、って。

 成功した人はなんか突き抜けてるような気がします。

 以前にお世話になった成功者も、人と違うところが多分にありました。

 今お世話になっている師匠も、ぶっとんでます。

 「成功するなら人と違うことをやらなきゃ」

 と今の師匠も言います。

 すぐには真似できそうにはありませんが、

 日々修行したいと思います。

 今日もブログを見ていただきましてありがとうございました!

 

 

2015年9月13日日曜日

土曜日の臨床にて

  昨日は久しぶりに土曜日出勤しました。

  すると珍しく、新患のオーダーがでました。

  なんでも、できれば今日からお願いしたいと。

  (当院では、入院は次の日から開始としています。)

  本人の希望ということで行ってきました。

  車いすに乗車していても、腰が痛そうてす。

  仰臥位で、左腰部にずっと手を当てています。

  両方の腰が痛い、と言ってます。

  私はTS実践会で学んだことをいくつか実践してみました。

  治療終了後には右腰部に痛みは残存するも、

  左腰部の痛みはほぼ消失したようでした。

  楽になってお部屋に戻った患者さんをみて、

  私もホッとしました。

  よかったな、と。

  患者さんが良くなってよかった。

  TS実践会で学んだことが生かせてよかった。

  TS実践会で学んでよかった。

  臨床ですぐに役立ち、効果の出せるテクニックを教えてくれる、

  セラピストスキルアップ実践会はほんとに素晴らしいな、

  と思いました。

  TS実践会に感謝したいと思います。

  今日もブログを見ていただきまして、ありがとうございます!

2015年9月12日土曜日

部屋の片付けをしていたら...

 先日、部屋の片付けをしていたら、ちょっとおもしろいものが出てきたので、シェアしてみます。


 「成功・夢の実現への12の選択」

  1.信じる

  2.求める

  3.価値観を変える

  4.パラダイムを変える

  5.目的・目標を明確にし、優先順位に従って計画を立てる

  6.自立する

  7.夢が手に入る仕事を選択する

  8.付き合う人を選択する

  9.コミュニケーション能力を磨く

 10.代価の先払いをする

 11.常に学ぶ

 12.決断する



 最近では、決断、とかは意識しましたし、代価の先払いも重要だな~と感じました。

 その都度、これらの項目を思い出した時には、感じたことをお話していきたいと思います。


 今日もブログを見ていただきまして、ありがとうございました!

2015年9月11日金曜日

一昨日の話の続き

 一昨日の話の続きになります。

 変な要求をしてくる家族のお話をしましたが、

 その後、といってもまだ2日しか経っていませんが、

 病棟ナースの話だと、

 本人、家族ともにとても喜んでいる、ということでした。

 傍目からは、本人は顕著な改善を示しているわけではないと思いますが、

  なんか、とても喜んでくれているようで、一安心です。

 
 ふと思ったのは、

 患者さんやご家族が満足されるのは、セラピストとの、いわゆるラポールが良好な状態で

 あることが、最も大きい要因ではないのか、ということ。

 もちろん、治療そのものの満足度もありますが、

 これまでの経験上、患者・家族との信頼関係そのものが特に大事だと考えています。

 
 話は逸れるのかもしれませんが、

 医療事故に関しても、被害者が納得いかないのは、事故そのもの以外にも、

 事故後の施設側の誠意ある対応がみられず不満が募っている、ことが大きな原因なのでは

 ないでしょうか。

 接遇の研修とか参加すると、やはり誠意ある対応の必要性が聞かれます。


 ほんとに当たり前の話になってしまいますが、

 患者・家族とのラポールを良好に保つのはとても重要であり、

 治療成績にも反映するということではないでしょうか。


 ま、病院のセラピストだから、医者みたいな権威的な要素も多分にあるかもしれませんが...。

 
 今日もブログを見ていただきましてありがとうございました!
 

2015年9月10日木曜日

台風の日に思うこと..

 先日も台風で雨風が強かったです。

 学校に行く子どもたちも大変だったと思います。

 私は小学校のPTA会長をやっている縁で、毎朝、校門前で立哨しています。

 車で児童を送ってくる保護者もいらっしゃるので、交通誘導みたいなことをしています。

 昨日みたいな雨の日になると、車の数が猛烈に増えるので、

 校門あたりで、児童と、門から出てくる車、道路を通行する車、などでごった返します。

 私はこれまで、

 わざわざ車で送ってこなくてもいいのに...

 と内心思っていました。

 しかし、今日の様な台風で雨風が強い日となれば、PTA会長でもやってなければ、

 きっと我が子可愛さに、送ってきたことでしょう。

 今日は初めてそう思いました。

 (もっとも、PTA会長になるまで、車で子どもを送っていくことはほとんどなかったですけど。)

 矛盾するようですが、それでも、PTA会長になったから、

 客観的に、保護者の気持ちを感じることができたのだと思います。

 「まあ、こんな日は送ってくるのも仕方ないか...」

 と割り切ることができました。

 立場が変わると、相手の気持ちも理解できるようになる、ということでしょうか...。


 医療従事者も、自分や家族が病気になって、病院にかかったり入院したりすると、

 患者の立場になるので、患者の気持ちが理解しやすくなりますよね。


 そんなことを感じた今日の日でした。

 今日もブログを見ていただきましてありがとうございました!

2015年9月9日水曜日

クレーマー?

 世の中にはクレーマーと呼ばれる人たちがいます。

 モンスター○○、という言い方もあります。

 モンスターペアレントとか、モンスターペインシェントとか。

 病院スタッフなら、患者やその家族からの理不尽(とスタッフ側が感じている)な苦情に

 難渋した経験もきっとあるでしょう。

 確かに酷いな、と思うことももちろんあります。

 逆に、その苦情ももっともだな、と思うこともあります。

 得てして、病院側の論理で話を進めがちです。

 仕方ないよね、とか。

 身体拘束なんかはいい例ですよね。

 点滴いじっちゃうから仕方ないよね、

 おむついじっちゃうから仕方ないよね、etc...。

 身体拘束しないで看護・介護することができないのは私たちの能力不足である、

 という視点が少しでもあれば、また違うのですが。

 
 話を戻して、

 先日、変な要求をしてくる患者家族と対面する機会がありました。

 もちろん事前にいろいろと話を聞いていたので、少し億劫なところもありましたが、

 実は何か違うような気がして、いつものように対面してきました。

 すると、やはり、家族としてただ一生懸命なだけで、全く悪気もなく、

 よくその方の話を聞いて理解してあげれば、こちらも納得するようなことでした。

 詳しくはお話できませんが、

 セラピストの立場に固執しないで、感情的にならないで、

 相手の話を聞いてあげれば、理解できることもあるな、

 というのが、今回の気づきです。


 そう、その相手の方、私が訪室したとき、ベッドに患者と一緒に座って(端座位) おり、

 私はいつものように目線を合わせようと床にしゃがんで挨拶を始めたんですが、

 その相手の方も、上から目線では悪いからと床にしゃがんでしまったのです。

 相手の方が足が悪いのは事前に分かっていたので、私は慌ててイスを持ってきて、

 お互いに無理なく座るようにしました。

 なんか、悪い人じゃないよな、という気が、その時点でしました。


 すいません、漠然とした、皆さんにはよく分からない話になってしまいました。


 今日もブログを見ていただきましてありがとうございました!

 

2015年9月8日火曜日

コレステロールの薬も...

 コレステロールの薬も飲んでる人、多いですね。

 コレステロールって、細胞膜をつくるための材料だったり、

 ホルモンを作る材料だったりするわけですけど、

 下げても大丈夫なんですかね...

 年とれば、細胞もどんどん傷ついていくし、ホルモンも作らなきゃいけないし、

 その材料であるコレステロールを減らしたら、細胞修復できなくて、

 からだの老化がどんどん進んでしまうのでは?

 コレステロールを下げる薬の代表格スタチン剤には、

 横紋筋融解症という副作用があるときいてます。

 私は現在、決してコレステロール値が低い訳ではありませんが(標準範囲の上限値くらい)、

 それは、体が年相応に老化してるんだな、というふうに考えています。

 この老化をもっと遅らせたければ、激しい運動を止めたり、抗酸化作用のあるサプリメント

 かなんかを摂ったりすると良いのでしょうね。

 今日もブログを見ていただきありがとうございました!

 

2015年9月7日月曜日

血圧の薬って...

 中年以降になると、多くの人は血圧の薬を飲むようになります。

 血圧が高いから血圧を下げる薬を飲むようです。

 それで、血圧はどれくらいなの?

 と尋ねると、135とか140とか言います。

 えっ!?

 と思ってしまいます。

 私が若くて全盛期?の頃は、それくらいは全然大丈夫と思ってました。

 今は、それくらいで血圧が高いと言われてしまうんですね。

 ちなみに今の高血圧の基準は、日本高血圧学会によれば、

 140/90mmHg

 だそうです。

 年をとれば、血管も老化してきて、筋のポンプ作用も減少してくるので、

 血圧あげないと手先や脳の毛細血管まで血流が行き渡らなくなってしまうのでは?

 手足がしびれるとか冷たいとか、認知症とか、脳梗塞、とか。

 そういう方が多くないでしょうか?

 なので、私は、少々血圧が高くても、薬は飲みたくないです。

 あっ、別に愚痴っているわけではないですよ。


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2015年9月6日日曜日

中学校の運動会

  昨日は長女、長男の中学校の運動会でした。

  昨日雷雨もありましたが、保護者・OB有志のはからいもあり、

  グラウンド内は良好なコンディションで運動会を行なうことができました。

  天気も暑かったり、涼しくなったりで、良い天気でした。

  中学校の運動会はやはり、迫力がありますね〜。

  観ていておもしろいです。

  最後の種目、応援にも熱が入るクラス対抗リレーです。

  勝ち負けはともかく、真剣に走る生徒には感動をおぼえます。

  最後の一周での逆転。観ていてスリル満点ですが、生徒にとっては

  悲喜こもごもですね……。

  最後走りきった生徒が倒れ込んでしまいました。

  ギリギリまで走りこんだんでしょう。

  先生に運ばれてテントの中で介抱されていました。

  私も心配しましたが、大丈夫なようでした。よかったです。

  そういう時、慣れてる人は即座に的確な対応ができるのでしょうが、

  私は自信がありません。応急処置なんかはリハビリ学校でも講義がありましたし、

  他の救急講習も受けたことはあります。

  ただ実践したことがないので、忘れてしまいます。

  やはり、時々はブラッシュアップしておかないとダメですよね。

  いざという時役に立ちません。

  今日はそんな事を思いました。


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2015年9月5日土曜日

決断...

  一昨昨日、PTAの運営委員会がありました。

  実は私、小学校のPTA会長なんてやってまして、なんだかんだとあるのです。

  昨日の主な議題のひとつにPTA主催のお祭りの件がありました。
 
  お祭りの企画・運営を取り仕切るのは別の委員さんなんですが、

そのお祭りの例年の企画である全校合唱を今年はやめる、という決断をしました。

  この全校合唱は、500名以上の児童がみんなで歌うもので、

お祭りの一つの目玉だったんです。いくつかの事情があり、今回担当の委員さんは

全校合唱をやめることを選択しました。

 当PTAは各委員さんは一年交替なので、どうしても前年度の活動を倣うことになりがちです。

 止めたら批判も覚悟しなければならないので、前年度から引き継がれたことを踏襲することも

やむを得ないと思います。

 そこを敢えて、面倒とかいう理由ではなく、やめる決断をするということに、

私はその委員さんの力強さを感じました。

 決断というのは、大事なことです。

 私は決断が得意ではありません。普段はよく悩む方です。

 それでも今回、TS実践会にお世話になったことは、私にはとてもよい決断でした。

 人生変わりました。(いや、変わる途中ですかね?)


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2015年9月4日金曜日

自信...

  今日はある担当患者さんに、セラピストスキルアップ実践会(TS実践会と略しますね)で習った治

療法を試してみることにしました。以前にも同じ治療法を試してみたんですが、その時は、

かえって痛くなったみたいなことを言われ、そんな事はないんですが、

念のためそれ以後は行なっていませんでした。

  しかし、相変わらず腰痛は治まらず、やはりもう一度試してみなければ、と考えなおし、

これに全てをかけるくらいの気持ちで今日は挑みました。

すると、その場ですぐに効果を出すことができ、

患者さんも、こんなにすぐに治るもんなの?  と、

とても不思議がっていました。


  TS実践会の私の師匠もよくおっしゃっていることですが、セラピスト側が自信を持って挑まないと

患者さんも治っていかない、という事です。

  前回はまだまだ自信が足りなかったのだと思います。

  今回は自信をもって挑んだし、患者さんが不思議がっている時も、私は当然でしょ、

という態度でいました。

  今回は患者さんと自分がうまくシンクロしたのだと思います。


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2015年9月3日木曜日

科学って...

 科学とか科学的という言葉がよく使われますが、

 ふと科学ってなんだろうと考えると、なかなか説明が難しいように思います。 
 ウィキペディアなんかでみると定義上は完結に書かれていますよね
 奥深いテーマですが、わたしの認識を少しだけ。
  科学とは、もともとは哲学者が物事を探求するために発展していった考え方であり、物事を細分
化して(粒子→分子→原子→陽子→素粒子→…)突き詰めていく還元的手法へと発展していったの
だと。中世時代にニセ科学が出てきてしまい、それと区別するために、反証可能性や再現性といっ
た条件をつけたと。
 例えば「地獄は暑い」とかいう命題は、地獄は暑くない、ということが証明できないので、反証可能
性がなく科学ではないということになります。
 また、同じ実験をして同じ結果が出ないようなものなら、再現性がなく、科学ではないということに
なります。

 科学というのは、1つの考え方である、と私は認識しているので、それは科学的ではない、と言わ
れたとしても、それが何か?と思ってしまいます。
 世の中、科学では証明できないことがたくさんありますよね。 
 科学的でないものがインチキとは限らず、ただ科学的手法では説明できないだけなのかもしれま
せん。
 治療法や治療技術に関しても、いわゆる科学的に説明が困難なものであっても、患者さんに効果
があるのなら、どんどん試していきたいと私は思っています。
今日もブログを見ていただきありがとうございました!

2015年9月2日水曜日

治らない?

 以前、「痛みに対する理学療法」という研修会に参加したときに、講師の先生が、

  「事故・労災の患者は治らない!」

 ときっぱり言い放ったことを覚えています。

 その先生の主張は、治療依存のある患者はけっして治らない、ということだったんですが、

 そこまではっきり言われると、インパクトがあります。

 治らない、というのは極端な気がしましたが、患者も仮病を使っているわけではないので、

 実際のところはわかりません。 

 それでもやはり、リハビリであれ、病気であれ、心理セラピーであれ、

 自分で治す気持ちがない場合には、治りにくい、という印象があります。

 患者さん自らの、治る力を引き出すことができればいいな、と思います。

 そんな治療家を私もめざして、勉強中です。

 本日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。

2015年9月1日火曜日

昔の話…

 少し昔の話を・・・。

 平成18年度の診療報酬改定において、疾患別リハビリテーションが導入されました。

 それまでの、理学療法(Ⅰ)とか作業療法(Ⅱ)とかの分類から、脳血管疾患等(Ⅰ)とか運動器(Ⅱ)などど分けられてしまいました。

 それにともない、人員配置による施設基準が変わります。私が勤務している病院はPT・OT各1名が勤務しておりましたが、結果として、運動器リハの方が高い基準がとれることになり、運動器リハの方の点数を積極的に算定していこうということになりました。

 私はそれまで、作業療法士として、片麻痺患者や高齢障害者の方に対しアクティビティなど多用しておりました。

 運動器リハすなわち整形外科疾患についてはほとんど経験がなく、それから焦っていろいろな治療法を学ぶようになりました。

 AKA、マイオセラピ―、浮腫療法、IDストレッチング、フェルデンクライス、etc

 しかし、どれも習って翌日から効果を出せるようになるものはありませんでした。それはこれらの治療法に問題があるからではなく、ある程度の熟練が必要だからだと思います。

 何回か研修に行って頑張ってみたものもありましたが、結局実になったものはありませんでした。



 そこで出会ったのが、セラピストスキルアップ実践会でした。


 ここで学んだシンプルな技術を用いて、私でも(おそらく例え新人であっても)その場で効果を出すことができました。これはおもしろいな、と感じました。

 患者さんや知人などに試してみても、必ず、効果がでるのです。

 それ以来、セラピストスキルアップ実践会にハマリ、お世話になっています。

 興味のある方は「セラピストスキルアップ実践会」で検索してみてください。


 本日も当ブログをご覧いただきありがとうございました!