2018年1月31日水曜日

余韻の間

本日も当ブログにお越しいただきましてありがとうございます。


操体法では、「間」というのを大事にします。


操法を受けていて気持ち良さを感じている間を「たわめの間」と言い、


操法が終わって、余韻を感じている間を「余韻の間」と言います。



上級コースやセミナーなどでは、




操法が終わっても、すぐに手を離さず、ゆっくり離す、などとお伝えしていますが、



先日、受講生の操法を受けていて、



操法が終わった後、しばらく手を離さずにそのままいてくださったので、



「余韻の間」を感じることができました。



むしろ、操法を受けている間よりも、



終わった後の余韻の方がとても気持ちよかったのです。



操法そのものも大事ですし、



「たわめの間」も大事ですが、



「余韻の間」もとても大事、だと強く思います。





余韻の間のあるなしで、体のありようもは変わっていきます。



患者さんに操法を行う時も、



是非、「余韻の間」も提供してください。



よろしくお願いします。



今日もブログをご覧いただきありがとうございます。



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セラピストスキルアップ実践会


2018年1月24日水曜日

腰にKポジション

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。



今日は、Kポジションで腰にアプローチ、と言うお話し。



患者さんが腰痛で、



Iポジションを用いたいけれど、あいにく足が持ち上がらない、



という場合はどうしましょうか?



もちろん、Iポジションの変法もありますし、


Iポジションにこだわらなくても、



圧痛操法などアプローチ法はいろいろとあります。




その一つに、Kポジション、も選択肢としてあります。



当実践会の短時間テクニックセミナー肩こり編で行う手技ですね。



肩こり・五十肩などの肩周辺へのアプローチ法として


通常は紹介しておりますが、


Kポジションは上肢帯に限らず、


体幹・下肢にもアプローチできます。



Kポジションは、側臥位での操法なので、



仰向けが苦しいと言う方にもやりやすいかもしれません。




セミナーではこのKポジションは強めに抵抗をかけるようお伝えしていますが、



抵抗が強いと、腰に痛みを感じる方もいます。



そういった方には、



より抵抗を弱めるか、



腕の押す・引くを行わずに、



釣り合いを保つ形で抵抗をかける別法がよいかもしれません。



私は、患者さんにお聞きしながら、



使い分けています。



Kポジションを知らない方は、



言葉だけでは何を言っているかわからないと思います。すみません。



来月(2月)のセミナーはこのKポジションをお伝えします。



Kポジションが初めての方はぜひ来てみてください。



今日もブログをご覧いただきありがとうございます。




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セラピストスキルアップ実践会


2018年1月17日水曜日

朝起きたら動けない

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。



新年になって、カレンダーをまだ揃えていなかったので、


どうしようかなーと思っていたところ、


たまたま寄った市役所に、


「ご自由にどうぞ」


とたくさん置いてありました。(ラッキー)


若い時はいろんな写真の入ったカレンダーなどを飾っていましたが、


今では、数字が大きくて、数字だけのカレンダーがいいな、と思ってしまいます。




さて、今日は、


「朝、起きてから立ち上がり、歩き出すまでが大変」


という患者さんのお話し。



そういう方は多いかもしれません。



この方の場合、お話しをきくと、


常に左側を下に横向けに寝ていました。


よくよく聞きますと、


その方が楽というわけでもなく、単なるクセだったようです。


そこで、


反対の右側を下にして寝てもらい、


適宜、寝返りもしてもらうように指導しました。


すると、1週間後には、


上記の様な起きた直後の動きづらさは、ほとんど解消されたようです。



操体法との関連で言えば、


息・食・動・想・環の動に相当するかと思います。



この方の場合には簡単に改善できましが、


高齢になると、寝返りもできにくくなります。


寝具やその周りなど環境の調整が必要になることもあろうかと思います。



その際はいろいろと検討してみてください。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



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セラピストスキルアップ実践会


2018年1月10日水曜日

上げてダメなら下げてみる

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。



今日は上げてダメなら下げてみて、と言うお話し。




ある患者さん、何回か来てくれてますが、


なかなか一筋縄ではいかないタイプです。


脊柱が相当歪んでおり、


感覚レベル的にも大変な感じです。


(でもなんだか気に入って通ってくれています)



つま先上げを施行しても、力が入りすぎたりして、


その都度、弱くと言ってもほとんど力が抜けない方でした。



指標としての膝裏の圧痛もとれないので、


試しに、つま先下げ(?)をやってもらいました。


つま先上げの姿勢で、つま先を上げてもらった状態から、


足裏を支えて、つま先を下に下げてもらいます。


これも相変わらず力は強いままでしたが、



施工後、指標としての膝裏圧痛は消えていました。



本来なら、下げるのと上げるのとどちらがやりやすいかを聞いたり、


左右ともに確かめるのですが、



ご本人も感じられなかったので、


今回は、膝裏圧痛の存在した片方だけでつま先下げを行いました。



このつま先下げはあくまで応用ではありますが、


上げてだめなら下げてみよう、ということで、


試してみた、という例です。



操体法には無限のバリエーションがあるので、



慣れてきたらいろいろと試してみるのもよいかもしれません。




今日もブログをご覧いただきありがとうございました。



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セラピストスキルアップ実践会
 


2018年1月3日水曜日

子どもの寝相

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。



今年もよろしくお願いいたします!



お子さんがいる方は経験があるかと思いますが、



子どもと一緒に寝ていると、



どうも寝づらい…。



蹴っ飛ばされたり、布団を占領されたりと…。



それでも頑張って一緒に寝てますけどね…。





さて、そんな子どもの寝相の悪さ(?)、



実は、





子どもは自然に動き、そして自由に動いているからなんです。




 大人は、朝、目が覚めて、すぐに立ち上がって走り出すことはできません。


というか危ないですよね。



しかし、子どもは、朝、目が覚めて、すぐに立ち上がり、駆け出すことができます。



それはなぜでしょう?







子どもは、寝ている間も、無意識に、



それも動きたいように動いているからなんです。



子どもは、寝ている間も、



自然に動きたいように動いているのです。



だから、朝起きがけでも、既に準備運動ができているような状態なのです。



大人だったら、目が覚めてすぐに立ち上がって走り出せないですよね。



足がもつれて転びそう...。



というより体が動かない...。


大人は、ちょっと長く寝ていると、腰が痛いとか、


ちょっと寝方が悪いと首が痛いとか、なりますよね。


子どもは、凄いなぁと思います。








 痛み刺激に対する逃避動作もそうですが、


やはり、無意識な動きは、


身体の歪みを整える動きなんですね。



今日もブログをご覧いただきありがとうございました!



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