ある小冊子に興味深い記事が載っていたので紹介したいと思います。
統計の嘘に関するものです。
今年3月に
「低炭水化物ダイエットにダークチョコレートを併用すると早く痩せる」
との論文が、ある学術専門誌に掲載されました。
それを受けて、主要メディアを筆頭に、日本を含む世界中のメディアが大々的に報じました。
ところが、この発表の2ヶ月後、論文の筆頭筆者が、
「あれはニセ科学がダイエット産業に利用されるのを暴きたいテレビ局の依頼で
世間に一杯食わせたんだ」
と種明かしをしました。
彼は、分子生物学の博士号を持つ科学ジャーナリストでした。
当の専門誌は、専門家によるチェックなしに投稿者の費用負担で出版されたもので、
論文は既に撤回されているとのことです。
けれども、種明かしに気付かず、今でもそれを信じている人がいるのではないかと、
この小冊子の記事を書いた方は言っています。
上記の論文には嘘は一切書いていなかったそうです。
では、この論文の筆頭筆者は何を一杯食わせたのでしょうか?
種明かしは次回に。
今日もブログを見ていただきありがとうございました!
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