2015年12月19日土曜日

腰痛 2800万人 その2

前回の続き。


また、腰痛にはストレスがよくないと判断された。

うつ状態や仕事上の不満、人間関係に悩みがあると、

腰痛になったり、治りにくくなったりするという論文には十分な根拠があった。

このため、慢性腰痛では抗不安薬、抗うつ薬も有効な治療薬に挙げられる。

鎮痛薬などが効かず心理的な影響が疑われれば、整形外科医らが処方する。

一方で、安静は必ずしもよくない。

日常生活を続ける方が、痛みが軽くなり、仕事を休む期間が短くなるという。

マッサージや腰の牽引の効果ははっきりした根拠がなかった。

但し、いずれも、指針作りの参考にした複数の論文で結論が異なっていた。


以上になりますが、まとめると、以下のようになります。


腰痛の人は全国に2800万人。

原因不明の腰痛では、安静よりも運動が効果的で、

1ヶ月以上続く痛みには、マッサージの効果ははっきりしなかった。

また、ストレスなどの心理的な影響も腰痛の引き金になると認定した。


今日もブログを見ていただきありがとうございました!

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