前回の続き。
また、腰痛にはストレスがよくないと判断された。
うつ状態や仕事上の不満、人間関係に悩みがあると、
腰痛になったり、治りにくくなったりするという論文には十分な根拠があった。
このため、慢性腰痛では抗不安薬、抗うつ薬も有効な治療薬に挙げられる。
鎮痛薬などが効かず心理的な影響が疑われれば、整形外科医らが処方する。
一方で、安静は必ずしもよくない。
日常生活を続ける方が、痛みが軽くなり、仕事を休む期間が短くなるという。
マッサージや腰の牽引の効果ははっきりした根拠がなかった。
但し、いずれも、指針作りの参考にした複数の論文で結論が異なっていた。
以上になりますが、まとめると、以下のようになります。
腰痛の人は全国に2800万人。
原因不明の腰痛では、安静よりも運動が効果的で、
1ヶ月以上続く痛みには、マッサージの効果ははっきりしなかった。
また、ストレスなどの心理的な影響も腰痛の引き金になると認定した。
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