2015年12月20日日曜日

操体法の進化

先週の金曜日と土曜日とで、仙台に行って勉強してきました。

操体法の勉強なわけですが、そこの若き指導者が素晴らしい。

視診の段階で、「ナイキかアディダスの靴を履いてスポーツか何かしてました?」と指摘します。

実際、その方はサッカーをしていました。

次に肩の上げ下げや首の回旋など動診をした後、

「足の指を触って肩の動きや首の動きが変わったら面白いですよね?」と問いかけます。

足趾の一つに目をつけ、そこをちょこっと施術。

すると、先ほど動診した動きに改善が見られています。

何も知らないと不思議です。

今回は、天城流湯治法の技術の一部である「筋肉の剥がし」を操体法に取り入れた、

天城流操体が大きなテーマになっています。(私がリクエストしたからというのもありますが)

結局、足趾のある部分の筋肉を骨から剥がし、その筋肉がほぐれると、

肩の動きや首の動きにも影響が及ぼせるということです。

操体法は、と言うべきか、その大師匠である今先生が、とう言うべきか、

他のいろいろな技術を取り入れて、進化し続けています。

今回の天城流操体もそうですが、他にも、三軸操体、皮膚の操体、骨の操体、など

いろいろな技術体系とコラボしてきています。

操体法そのものと、大師匠の今先生の柔軟性が、

このような進化を遂げている要因なのだろうと思います。

操体法に巡り会えて本当に良かったと思います。

今日もブログを見ていただきありがとうございました!




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