先日の臨床では、前回のアプローチが有効だったかどうか確かめてみました。
 効果が持続しない、ということで、前脛骨筋にアプローチしてみたところでした。
 先日の様子では、腰の痛みは言葉では訴えるものの、動きは楽になっているように見え、
 本人の顔の表情も楽そうに見えました。
 昨日もいくつか、治療を試み、終わりにしましたが、
 一つ注意したことがあります。
 それは、治しすぎない、ということです。
 師匠から教わったことの一つに、
 「60%で止めておく。」
 ということがあります。
 これは、60%以下だと治療効果も不十分になるが、
 60%以上でも、治しすぎとなり、却って痛みなどが出すぎたり、過剰な反応が出てしまう、
 ということです。
 それと、100%治してしまうと、患者さんも、治療者に治してもらった、という気持ちになり、
 自分で治した気にならない、そしてその後の治り方にも影響がでてしまう、というものです。
 60%で止めておけば、あとの40%は患者自身が自らの治癒力で治していく、
 と言うことなのです。
 実際は、私にはまだその加減が難しいです。
 今回も60%で抑えきれたのかどうかわかりません。
 又、次回、確認してみたいと思います。
 今日もブログを見ていただきありがとうございました!  
   
 
0 件のコメント:
コメントを投稿