2015年9月11日金曜日

一昨日の話の続き

 一昨日の話の続きになります。

 変な要求をしてくる家族のお話をしましたが、

 その後、といってもまだ2日しか経っていませんが、

 病棟ナースの話だと、

 本人、家族ともにとても喜んでいる、ということでした。

 傍目からは、本人は顕著な改善を示しているわけではないと思いますが、

  なんか、とても喜んでくれているようで、一安心です。

 
 ふと思ったのは、

 患者さんやご家族が満足されるのは、セラピストとの、いわゆるラポールが良好な状態で

 あることが、最も大きい要因ではないのか、ということ。

 もちろん、治療そのものの満足度もありますが、

 これまでの経験上、患者・家族との信頼関係そのものが特に大事だと考えています。

 
 話は逸れるのかもしれませんが、

 医療事故に関しても、被害者が納得いかないのは、事故そのもの以外にも、

 事故後の施設側の誠意ある対応がみられず不満が募っている、ことが大きな原因なのでは

 ないでしょうか。

 接遇の研修とか参加すると、やはり誠意ある対応の必要性が聞かれます。


 ほんとに当たり前の話になってしまいますが、

 患者・家族とのラポールを良好に保つのはとても重要であり、

 治療成績にも反映するということではないでしょうか。


 ま、病院のセラピストだから、医者みたいな権威的な要素も多分にあるかもしれませんが...。

 
 今日もブログを見ていただきましてありがとうございました!
 

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