一昨日の話の続きになります。
変な要求をしてくる家族のお話をしましたが、
その後、といってもまだ2日しか経っていませんが、
病棟ナースの話だと、
本人、家族ともにとても喜んでいる、ということでした。
傍目からは、本人は顕著な改善を示しているわけではないと思いますが、
なんか、とても喜んでくれているようで、一安心です。
ふと思ったのは、
患者さんやご家族が満足されるのは、セラピストとの、いわゆるラポールが良好な状態で
あることが、最も大きい要因ではないのか、ということ。
もちろん、治療そのものの満足度もありますが、
これまでの経験上、患者・家族との信頼関係そのものが特に大事だと考えています。
話は逸れるのかもしれませんが、
医療事故に関しても、被害者が納得いかないのは、事故そのもの以外にも、
事故後の施設側の誠意ある対応がみられず不満が募っている、ことが大きな原因なのでは
ないでしょうか。
接遇の研修とか参加すると、やはり誠意ある対応の必要性が聞かれます。
ほんとに当たり前の話になってしまいますが、
患者・家族とのラポールを良好に保つのはとても重要であり、
治療成績にも反映するということではないでしょうか。
ま、病院のセラピストだから、医者みたいな権威的な要素も多分にあるかもしれませんが...。
今日もブログを見ていただきましてありがとうございました!
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