昨日の続きです。
ある本によれば、
テンセグリティ(Tensegrity)とは、
Tension(張力)と、Integrity(統合)とを合わせた造語で、
アメリカの思想家・デザイナーであるバックミンスター・フラー氏によって、
1950年代に提唱された、骨組み(構造)のことです。
引っ張る力と、圧縮する力によって均衡が保たれる、という構造です。
ヨットで例えると、マストを中心に、それぞれのロープ(索)が引っ張り合って、
張力で均衡を保っているということです。
つまり、連続した張力と局所的な圧縮力が、
互いに力を打ち消し合って平衡状態となっています。
テンセグリティ構造では、できるだけ少ないエネルギーと質量で自己安定化しています。
わかりやすいのは、
「大量の骨すべてがまっすぐで縦横がそろっているわけではないのに、
なぜ人間の体はバランスをとれていられるかというと、人間の骨という硬いものを、
筋肉や腱、靱帯や軟部組織といった柔らかい組織が
巧みにバランスをとって引っ張り合って支えているからです。」
テンセグリティは、理解すると、
操体法などがどうして遠隔部位を変えることができるのか、わかるようになると思います。
必要な概念だとつくづく感じました。
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今日もブログを見ていただきありがとうございました!
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