先日の師匠の勉強会にて、ペルソナ設定ということを学びました。
マーケティングの話になりますが、
簡単にいうと、ある特定の人物像をターゲットにして、
そのターゲットに向けて、アプローチするということです。
その特定の人物像を描写するために、
自分が好意的に感じているある特定の人物について、
その特徴を200個挙げる、という課題を与えられました。
その場でいくつか書き出しましたが、
200個というと、とてつもない数字に思えます。
と同時に、自分は患者さんのことをさほどよくは見ていない、
ということにも気付かされます。
見ている部分にしても、なんとなく見ていて、
見ていないに等しいんだろうなと思います。
もっともっと、患者さんともコミュニケーションをとって、
情報を得る必要がある、と感じました。
別にそれは、今回の課題のためということだけではなく、
患者さんが、治療からより良い利益を得るために、ということです。
とってつけたように聞こえるかもしれませんが、
作業療法士的に言えば、当然のことです。
作業療法は、対象者の作業的生活をみます。
以前にも書いたように、作業は生活上の全ての営みを指します。
表面に見えることだけではなく、
その人の価値観や、興味、自分自身に対する信頼性なんかも大事です。
習慣や役割も大事です。
そういったことを知った上で、その人の大事にしている作業を見いだし、
その作業をできるようにする。
そういうことを目指すならば、
もっともっと患者さんのことを、知らなければならないなと思います。
もちろん作業療法の世界には、患者さんのこれらの情報を収集・評価するツールがありますが、
それらのご紹介は又の機会にしたいと思います。
今日もブログを見ていただきありがとうございました!
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