昨日の続きです。
その先生のエピソードとして、こんなことを話してくれました。
ある患者で、自分の技術でどうにも治らない。
おかしいと思って、家庭状況などよく聞くと、夫婦間に問題があった。
それを行動療法で夫婦間の問題を改善していったら、治っていった。
つまり、家庭のストレスが大きな要因でもあった、ということですよね。
それと、こんな話もしてくれました。
新人時代に、ある五十肩の女性を担当して、一生懸命に治療していた。
ある時、その女性が長期に海外旅行に行くから自分で行う体操を教えて欲しいというので
それを紙に書いて空港まで届けようと思ったが結局届けることができなかった。
しかし、その女性が帰ってきて、「先生治りました!」と報告してくれた。
自分は一生懸命に治療した。
けれども、患者は自然に治っていった。
自分は余計なことをしていたんだ。何もしなければすぐに治ったのに。
確かに、五十肩はほっといても治るものどと聞いたことがあります。
実際そうかもしれません。
(もちろん、操体法を使えば、無痛で改善することができますけどね。)
オリンピック選手のトレーナーみたいなこともしていたようで、
その時のエピソードなんかもいろいろとお話ししていただきました。
すごい先生がいたもんだな、と思ったものです。
昔話になってしまいました。
今日もブログを見ていただきありがとうございました!
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