2016年2月18日木曜日

生物学的視点からみた教育の在り方 その2

本日も当ブログにお越しいただきましてありがとうございます!


少し前になってしまいましたが、

生物学的視点からみた教育の在り方  その2、です。


昔の教育はどうだったのか?

今は、「うまく生きよう」としているのに対して、

昔は、「よく生きよう」としていました。


それは江戸時代末期の武士道精神をベースにした素晴らしい伝統教育であり、


以下の様な道徳観念から成っていました。


仁  :  人への思いやり

義  :  正しい行い

礼  :  社会秩序や慣習の尊重

知  :  正しい判断の智慧

信  :  欺かないこと


これらの道徳観念が市民に普及していました。


そして、「素読」 という幼年期の教育制度も特徴的でした。


格調高い古典を反復して音読させるもので、

意味は分からなくても、

「今にわかる!」

という独特の教育理念です。


この素読は心理学的にも素晴らしい教育効果が期待できます。

過去のブログも参考にしてみてください。

⬇︎

http://ts-ichiro.blogspot.jp/2015/10/blog-post_96.html?m=0



さて、これらの教育の効果は素晴らしく、

ジョン万次郎のような素晴らしい若者も育ちました。


しかし、この素晴らしい教育体系も、

戦後の合理主義により衰退していくこととなってしまいました。


現代においては、

いわゆる「ゆとり教育」もツボを外したものになっていました。



「ゆとり教育」の趣旨は、

「詰め込み主義的教育」をやめ、

「教師中心の教え、子どもの受け身の学習」を改め、

子ども自身の自ら学ぶ能動的学習(意欲、判断力、思考力の促進)

を目指すべき、というものでした。


しかし、幼年期の子どもにこのようなことを望んでも、

脳の成長生理はそのようになってはいません。

子どもは大人と違って、物事を論理としてではなく、

全体として掴む「パターン認識」という能力を働かしているのです。


パターン認識については、大事な概念なので、

また次回以降にお話ししたいと思います。


今日もブログを見ていただきありがとうございました!




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