少し前になってしまいましたが、
生物学的視点からみた教育の在り方 その2、です。
昔の教育はどうだったのか?
今は、「うまく生きよう」としているのに対して、
昔は、「よく生きよう」としていました。
それは江戸時代末期の武士道精神をベースにした素晴らしい伝統教
以下の様な道徳観念から成っていました。
仁 : 人への思いやり
義 : 正しい行い
礼 : 社会秩序や慣習の尊重
知 : 正しい判断の智慧
信 : 欺かないこと
これらの道徳観念が市民に普及していました。
そして、「素読」 という幼年期の教育制度も特徴的でした。
格調高い古典を反復して音読させるもので、
意味は分からなくても、
「今にわかる!」
という独特の教育理念です。
この素読は心理学的にも素晴らしい教育効果が期待できます。
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さて、これらの教育の効果は素晴らしく、
ジョン万次郎のような素晴らしい若者も育ちました。
しかし、この素晴らしい教育体系も、
戦後の合理主義により衰退していくこととなってしまいました。
現代においては、
いわゆる「ゆとり教育」もツボを外したものになっていました。
「ゆとり教育」の趣旨は、
「詰め込み主義的教育」をやめ、
「教師中心の教え、子どもの受け身の学習」を改め、
子ども自身の自ら学ぶ能動的学習(意欲、判断力、思考力の促進)
を目指すべき、というものでした。
しかし、幼年期の子どもにこのようなことを望んでも、
脳の成長生理はそのようになってはいません。
子どもは大人と違って、物事を論理としてではなく、
全体として掴む「パターン認識」という能力を働かしているのです。
パターン認識については、大事な概念なので、
また次回以降にお話ししたいと思います。
今日もブログを見ていただきありがとうございました!
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