2016年2月14日日曜日

人間作業モデル その1

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。


当ブログにお越しいただく方には作業療法士は少ないとは思いますが、

あえて作業療法ネタです。


作業療法には、人間作業モデルという臨床実践のための理論があります。








臨床だけではなく、一般的にも当てはまる考えなので、簡単にご紹介したいと思います。

何回かのシリーズになると思います。



人間作業モデルとは、人間の作業行動、すなわち、

何故それを行ない、何故それを行わないのか、

を説明するための理論です。


このモデルでは、次の3つの要素に分けて考えます。(あと一つ「環境」)


1.意志

2.習慣化

3.遂行


今日は、意志についてお話ししたいと思います。


意志も、3つの要素に分けられます。


個人的原因帰属感  興味  価値


個人的原因帰属感は、自分の能力に対する信頼感、

自信があるとか、できる気がするとか、そういうことです。

興味は文字通り、その事に興味があるかどうか。

価値は、自分の価値基準に合っているか、

それをする価値があると自分で感じているか、ということ。


そして、これら3つの要因の絡み合いで、

人は、それをする、あるいはしない、ことを決断するのです。


なんか難しい話になってしまいましたね。


例えば、医学部受験のための勉強をどうしてもやる気が出ない、

と言う青年がいたとします。


それはな何故なんだろうと考えた時、

もしかしたら、彼は医者になることには興味が無いのかもしれません。

また、親の跡を継ぐことに価値を見いだしていないのかしれません。

また、医学部なんかとても難しくて入れそうもない、と思っているのかもしれません。

 
それらの要因がいろいろと絡み合い、

受験勉強をしない、という自らの意志を生み出しているのです。


さて、人がそれをするのかしないのか、に関わる「習慣化」については、

次回にお話しします。


今日もブログを見ていただきありがとうございました!



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