2016年3月1日火曜日

ジェネリック

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!


今日から3月でいよいよ年度末の最後の月です。


病院関係者は4月からの医療改正が気になるところです。


さて、表題のジェネリックの件ですが、

今は、CMでもさかんにジェネリックを奨めていますね。

国でもジェネリック推奨です。

そりゃ安いから医療費を抑制できるので、

是非ジェネリックを使って欲しいでしょうね。

でもなんか違うような気もします。



そもそもジェネリックは、皆さんもご存知の様に、

特許切れの先発品と同じ薬効成分の薬ということになっています。


しかし、この特許も物質本体の特許(物質特許)の他に、

薬を安定させたり、溶け出す速度を調整するための、

添加物の配合だったり、剤形だったりの、

製剤特許というものが存在します。


物質特許だけが切れている場合は、

その他の添加物や剤形を真似することはできません。


医師の中でも、ジェネリックを使わない医師は、

成分が同じでも、効き目が違うので先発品を使っているようです。

成分が同じでも全く同じ薬にはならないんですね。

 (もちろん素晴らしいジェネリック医薬品もあると思います)


さて、国はこれまでもジェネリックの使用を促進してきていますが、

今回の医療改正でも財務省は、

後発医薬品の使用促進について、

現行は平成29年度内に数量ベースで60%のシェアという目標値を、

80%に引き上げるよう提言したようです。


さらに財務省は、

薬価の上限をジェネリックの保険収載薬価とするよう求めています。

つまり、先発品を処方した場合、

先発品の薬価 ー ジェネリックの薬価 = 患者の自己負担

となる仕組みです。

こうなると、さすがに、ジェネリックがシェアを伸ばしそうです。


そもそも、医師が先発品を使うのは、ジェネリックと比べたときに

効き目が良い、安全性が高い、と認識しているからだと思います。


それでも国が、医療費を削減するためということで、

ジェネリックをむやみに推奨するのはどうかと思います。



以前、こんな話を聞いたことがあります。




日本は、皆保険制度があるから、

全ての国民が医療を受けられる反面、

その医療の質は低くなる。



つまり、高度な医療を全国民に提供していたら、それこそ国はすぐに破産でしょう。




なので、できるならば、自分の健康は、国や保険に頼るのではなく、

自分自身で守らねば、と思います。





今日もブログを見ていただきありがとうございました!



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