2016年3月4日金曜日

EBMについて その2

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!


今日は、昨日の続きです。

堅い話が続きます。



EBMの定義は以下のように言うこともできます。

「一人ひとりの患者の臨床判断において、

現在の最良の根拠を良心的に、はっきりと、妥当性をもって用いること」


尚、EBMの立場からすると、最善の根拠になるのは、ランダム化比較試験の結果です。

全ての医学的介入にランダム化比較試験が必要とされています。

現状では倫理的にもランダム化比較試験は難しいでしょう。


しかし、上記の定義を読み取ると、実は、

現在得ることのできる最善の根拠を正しく患者に適用すること、が重要なのです。


最善の根拠がたとえランダム化比較試験でなくとも、そして、完璧な根拠を全てに求めること

ができなくても、限られた範囲の中で最善の臨床判断をするのがEBMなのです。



だから、エビデンスが無いから、という理由で

特定の手技や理論を学ばなかったり、

使用しない、とうのはとても残念なことだと思います。



逆に私たち治療家は、

たとえ統計的な根拠が無くても、

現在ある最善の根拠を正しく患者さんに適用するべきなのです。




エビデンス(統計的な研究結果)が無い治療法、が問題なのではなく、

その治療法を患者さんに適用する医療従事者側の姿勢が問われるというわけです。


いかがですか?


賢明な皆さんなら、既に実践していると思います。




今日もブログを見ていただきありがとうございました!





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