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さて、昨日に引き続き、臨床体験より。
今回の患者さんは男性の方です。
10年以上前から腰痛があるようです。
9年前に腰椎椎間板ヘルニアと診断されて、
手術をされたようです。
その後3年間は大丈夫のようでしたが、
それ以降はまた腰痛が始まったようです。
この時は、病院での診断は、特には異常がなかったようです。
そして、ここ1ヶ月で左の膝も痛くなってきたようです。
さて、腰の回旋の動診では、
右に回したときの痛みがより大きいようです。
いつものように、足趾の調整から。
左は小趾と中趾、右は薬趾と示趾、と反応の仕方が違います。
これで、体幹回旋時の痛みはだいぶ和らいだようです。
そして、Iポジションでも明らかに効果がありました。
この時点で、体幹の回旋はどちらも十分にできるようになっています。
あと基本操法を少しやって終わりにしました。
腰の重だるさは残っているようですが、
膝の方はどうですか? と尋ねると、
「あっ、大丈夫ですね。」
とのこと。
さすが操体法!
部位別の手技ではないので、
腰も膝も同時に良くなりました!
部位別ではない手技のよいところですね!
今日はそんなオチで。
今日もブログを読んでいただきありがとうございました!
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