2016年7月14日木曜日

日本で自殺率の一番低い町

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!


今日はちょっと意外なお話し。




ある研究者が、日本で最も自殺率が低いという町を調査したそうです。



そして、インタビューや住民アンケート調査などを重ねて、


この町に際だって強く表れている次の5つの特徴が、

自殺の危険を抑制していると結論づけました。


1.異質への寛容、多様性の重視

2.総合的で人物本位の他者評価

3.有能感(自己信頼感)

4.弱音を吐ける、適切な援助希求

5.緊密すぎない、ゆるやかな絆



まあこれだけそろっていれば、そうだよな、という感じにも思えます。


そして、この研究者は、これら5つから、さらにある特徴に気づきます。


それは、


町の人たちが嫌うのは、


均質化と硬直化、


だということです。



そして、ここからが意外なところですが、


住民アンケート調査の結果、


周辺の町と比較したときに、

この町の住民の幸福度が最も低い、

というのです。


自殺が少ない町では、幸福な人が多いのではないかと考えてしまいますが、

意外にもそうではなかったのです。


この住民の人たちが最も多く丸をつけた回答は、

「幸せでも不幸せでもない」

だったのです…。




町の人は

「ほれが、ちょうどええんとちゃいますか」

「ほれが一番心地がええ、とでもいうか」

と言っていたようです。



つまり、まとめますと…


幸せでなくてはいけないという強迫観念、

今は幸せでも不幸に転落するかもしれないという恐怖感、

そのように常に気を揉まなければいけないような精神状態から免れている状況が、

「幸せでも不幸せでもない」であり、

そこに安らかさを感じるのであろう、ということです。


さらに言うと、


この町の人は、幸せから不幸せまでの範囲設定がとても広く、

極端に不幸を感じる人を作らないように気をつけているのだろうということです。




「幸せでも不幸せでもない」という状況は、

なんかつまらないようにも思えます。

やっぱり幸せになりたいですよね。



でも、日常のちょっとしたことでも幸せに感じれたらそれはそれでよいし、

それは自分の気持ちの持ちようですよね。



そして、先の5つの特徴にあったように、



個々の違い、すなわち多様性を認め、

人物本位で他者をみて、

自分に有能感があり、

すぐに弱音を吐ける環境にいて、

ゆるやかに周りと関わっていける、


そんな環境にいたら、

きっと居心地はいいでしょうね。




私は、幸せでなくてはいけない、といったような強迫観念は持っていませんが、

やはり、家族は幸せにしてあげたいという気持ちはあります。

そういう気持ちを原動力として、がんばるのはよいのかなと思います。



あまりゆるやかでも、

前に進む原動力が乏しくなりますよね!



ということで、


強迫観念や義務感ではなく、


皆さん、幸せになりましょう!!




今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



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