2016年6月15日水曜日

感覚レベル

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!


今日は、ちょっと変わった方が来院してきました。

看板屋さんと近くの飲食店のマスターから聞いたということでしたが、

言うなれば、同業者の方が、どんなものか試しに来てみたということでした。


別に嫌なオーラがあったわけではありません。

純粋に試してみたかったのだろうと思います。


操体法のことは全く知らないようでした。


いつものように問診、視診、動診と行い、


まずは、Iポジションを試します。

これが、基本と足内旋パターンと両方ともまったく効果を実感できていないようです。

この時点でおかしいな、と思いました。

基本操法もこれといった実感もありませんでした。



では圧痛はというと……




なんと、圧痛操法でも、痛みを感じない!



ご本人にお話を伺いますと、

痛みを痛みと感じないのだといいます。

虫歯を抜くときも麻酔はしなくてもよいらしいです。


真冬でも短パンだし(今日も短パンでいらっしゃいました)、

真夏でも水は飲まない。

そういう感じだとのことです。


ご本人自身それはわかっていて、

人と変わっていることも自覚していているということでした。

かといって内科的疾患とかあるわけでもなく、

不都合も何もないとのことでした。

もちろん本人自身も問題視していませんでした。



当実践会のフロントセミナーでもお伝えしている、

感覚レベルの話しになろうかと思います。


自分の技術の不足ももちろんあろうかと思います。

ほとんど何も変化させられなかったのは申し訳がありません。


それでも、このような症例に出会えたのは私にとってはとても良い経験になりました。


感覚レベルと施術のマッチングの話し。


技術不足を棚上げするつもりではありませんが、

この感覚レベルの話しを私は知っていたので、

今回のこの結果に至った原因をある程度理解することができました。

今後の私の課題の一つになろうかと思います。



今日は、そんな体験談をお話ししてみました。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!




感覚レベルの話しも聞ける操体法のセミナーは、


以下のリンクから!



8月セミナー
http://after-seitai.com/lp/a4/





7月腰痛①セミナー
http://after-seitai.com/lp/a3/




6月腰痛②セミナー
http://after-seitai.com/lp/a9/








セラピストスキルアップ実践会

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