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先日来院された患者さんで、
このようなケースがありました。
Iポジションで左右の違いを確認してもらった時、
「右の方が楽だけど、右の腰が痛い……」
………。
一瞬、どちらの足を蹴ってもらおうかと考えちゃいますよね……。
でも、大丈夫。
どちらも試してみればいいのです。
まず、楽だという右向きのポジションで左足を蹴り込んでもらいます。
あまり変化はなかったようです。
そしたら今度は、左側のポジションで右足を蹴ってもらいます。
すると、変化がありました。
そして、右側のポジションを取ったときの右腰の痛みもなくなっていました。
これでいいんです。
Iポジションの場合でなくとも、
こういったことはありそうですね。
たとえば、基本操法で、
膝たおし。
明らかに、左の方がたおれていないのに、
左の方がやりやすい、と患者さんが言った場合。
操体法では、患者さんの感覚を大事にするので、
それはそれで間違っているわけではありません。
この場合は、患者さんの感覚の通りにやってみて、
思ったような効果が出なければ、
反対もやってみればよいのです。
また、こういう場合もあると思います。
仰臥位で、足の長さが左右違う場合、
短い方の足のかかとを突き出すといいのかな、と思うかもしれませんが、
患者さんにどちらがやりやすいか尋ねると、
長い方のかかとを突き出す方がやりやすい、と言う時。
(経験上はその方が多いです)
やりやすいから長くなっているのかもしれませんからね。
この場合は、長い方の足のかかとを突き出してもらっても、
足の長さは整いますが、
気になるならば、
反対もやってみてもよいと思います。
それで患者さんに利益が出るならば、
やってみるべきだと思います。
操体法は、
必ずこういう方法でやらねばならない、という縛りは少ないように思います。
患者さんの感覚に合わせて、
柔軟に対応することが多いです。
患者さんの気持ちの良い方向に、
が基本ですけれども、
圧痛刺激を入れるやり方もあります。
あくまで応用ですけどね。
言うなれば、
型に縛られないというところが、
操体法の魅力の一つだと思います。
(逆に、西洋医学のセラピストには混乱させてしまう要因の一つかもしれませんね)
今日はそんなお話しで。
今日もブログを読んでいただきありがとうございました!
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