2016年8月4日木曜日

動診は大事

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!


今日の患者さんのお話し。


温厚そうな年配の男性です。


こちらの施術前説明にも、よく納得されながら聞いてくれています。


しゃがんで作業した後の立ち上がり時の腰の痛みと、

5分ほど歩いた後の膝内側の痛みが主な症状です。


すぐには再現できない症状ではありました。


座位時、体幹の回旋では左右の差はありません。

屈んだときに腰が張るようです。



Iポジションを試してみます。


左右の例のポジションをとってもらいます。


左、右と。


右の方が明らかにやりずらそうで、


本人も、右の時に、腰の張りを訴えます。


もちろん左のIポジションを施行します。

まずは基本の蹴り出しパターンで。


施行後、腰の張りが少なくなったのと、

足を上げるのが楽になったことに気付かれたようです。


もう一回、今度は、内旋パターンで。


見た目には、さらに動きがよくなっているのがみてとれます。


本人も左右違いが無くなった、とおっしゃっています。


さらに、今まで完全に正座ができなかったのに、

今は正座ができるようになった、と気付かれたようです。



始めに訴えていた症状は再現できなくても、


何かしらの左右の違いが発見できて、


しかも本人がそれを感じることができれば、


より施術の効果を体感できますよね。


基本的な話しですが、


やはり動診は大切です。


今日はそんなお話しで。



操体法を学ぶなら、

以下のリンクからご確認ください!





【NEW】10月腰痛①セミナー
http://after-seitai.com/lp/a3/



9月腰痛②セミナー
http://after-seitai.com/lp/a9/




8月肩こりセミナー
http://after-seitai.com/lp/a4/







セラピストスキルアップ実践会



0 件のコメント:

コメントを投稿