2016年9月7日水曜日

力加減

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!



当実践会の短時間テクニックセミナーや上級のコースで、

IポジションやKポジション、基本操法を学んだ方は、

実践でどんどん使用していることと思います。



セミナーなどでもそうですが、


臨床で使ってみるとなおさら、


力加減というものが気になってくると思います。


患者さんにはどれくらい力を入れてもらうのか、

自分はどれくらいの抵抗をかければ良いのか、などですね。



セミナーでは、3割くらいの力で、とか、

10:8でこちらが負ける感じで、とか指導させていただいていると思います。


それを基準に考えていってもらえば良いと思います。


私も、臨床で実際使用していると、


基本操法のつま先上げでも、


とても強い力でつま先を上げてくる方がいます。


もちろんあらかじめ声かけを工夫していくわけですが、

(「ふわーっと上げてください」 のように)


それでも、こちらが猛烈に足の甲を押さえなきゃならないくらい力を入れてくる方もいます。


私はつま先上げの時は、

相手のつま先がほとんど上がらないくらいのところで押さえてしまうのですが、

それでも、だんだんとつま先が上がってきてしまうくらいの時があります。


こういったときは、いったんやめて、

「もっと弱い力でいいですよ」などと声かけして、

リセットしてから再施行するとよいと思います。


あまり強い力だと、施術の効果が現れにくいと思います。





短時間テクニックセミナーで、皆さんに最初に体験してもらいますよね?


気持ちいい方に動かすと体が楽になっていくというあの体験です。

左右回旋、左右屈、前後屈で皆さんには体験していただいています。


この時、ゆっくりと、3割くらいの力で、やってもらっていると思いますが、


早く動かしたり、力を入れすぎたりすると、

感覚のフィルターを超えてしまい、


気持ちいい感じとか、

左右の違いとかがわからなくなってしまうからなんですね。



なので実際の操法も、3割程度の弱い力でやってもらうのがよいと思います。


但し、患者さんの3割といっても、厳密にはわからないとは思いますので、


それはやはり経験を積んでいくしかないのかな、と思います。




それと力加減だけではなく、

つながっていく感じ、がつかめてくると、

その患者さんに適した力加減がわかってくると思います。



やっぱり経験が大事になってきますね…。




あと、特に基本操法では、気持ちいい感じをわかってもらえると、

ビフォーアフター的にも、

患者さんに効果を感じていただきやすいですよ。







今日はそんなお話しで。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



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