2016年11月7日月曜日

難聴の患者さんのお話し

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!




今日は高齢で、難聴の方が来院されました。


奥様をつれてご自分で運転されて来ました。


現病歴など、問診に必要な項目はあらかじめメモしておいてくださり、


そのほかのことは奥様の方で答えていただけました。


そして施術前の説明は、いつも使用しているファイルがあるので、


それを見てもらいながら説明したので、


難聴のご本人さまでもある程度はおわかりいただけたかと思いました。



補足の部分などは、ホワイトボードにて筆談させていただきました。



さて、最初にIポジションを施行いたしました。

左右どちらがやりやすいか、とか

蹴ってもらう、というのは

ホワイトボードでの筆談で伝えられたのですが、


基本の踏み込みパターンにおいて、

はじめは上体は起こしたままで、というのが伝わりにくかったですね。


はじめから前屈み状態になっていたので、


効果はいかほどか……と思っていたのですが、


ことのほか良好な結果となりました。

左右差は改善し、当初の痛みが激減してしまいました…。


体幹前屈も床まで10cmだったのが、ペタっとついてしまいました。



あまりにもできすぎであり、私自身半信半疑になってしまいました。



ご本人も嬉しそうにしておりましたが、


奥様が帰り際に、


「病院でも先生に説明されてこなかったし、

 話しも聞いてもらえなかったので、

 安心したんだと思います。」


と話してくれました。



なるほどな、とその時納得がいったような気がしました。


説明するのはちょっと難しいですが、


私の対応で、安心感を持っていただき、

その分、施術の効果が増幅したのであろうと考えました。


安心しただけで、治っていった……、というところでしょうか。


実は、私の母が全くの難聴で、

筆談は慣れていたし、

先月の母の通院時に、主治医の若い先生が、

診察室のコンピュータのディスプレイ上に大きく文字をタイピングし、

母に筆談しているのを見て、いたく感動したことがありました。


ご本人に重度の難聴があっても、

家族だけと話すのではなく、

しっかりとご本人とも会話をするということはとても大事なことではないかと思います。



そんなことをあらためて感じた日でした。




そして、施術で使用する決まった文言を、あらかじめ定型文として用意しておけば、

さらにコミュニケーションもスムーズになるかな、と反省もいたしました。




今日はそんなお話しでした。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



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