2016年10月14日金曜日

ライフスタイル

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!


今日は、ライフスタイル、のお話し。


ライフスタイルというと、

生活様式、なんて言い方もよくされますが、

今回は、心理学者アドラーのいうところのライフスタイルのお話しです。


そもそもアドラーがいうところのライフスタイルとは、


「人生をどのように意味づけしてどのように生きるかというその人独自の生き方」


という意味のようです。


その人が人生の目標をどのようにとらえ、

それに対してどのようにアプローチしていくのか、

そんなことも含めた概念のようです。



昔は、いい学校に入ってい、いい会社に入り、定年まで勤めて、

退職し、のんびりと余生を過ごす、

なんて典型的な筋道がありました。

安定した収入を得るためにいい会社に入り、

その後は年金で好きなことをして暮らす、

という一つの目標とアプローチなのでしょうか。


あるいは、自分の会社を作って、ガンガン稼いで、社会を変えていく、みたいな

そういうやり方もあるのでしょう。



人それぞれ異なるのだと思います。



しかし、


そのライフスタイルが不適切に形成されると、

社会に対応するのが困難になってきます。


自己中心の目標を立てて、

自己中心のやり方でアプローチしていっても、

どこかで社会と衝突してしまうことがあるでしょう。



アドラーは、ライフスタイルと、社会適応の齟齬が生じるのは、

コモンセンスを使わずに私的論理を用いるからだと述べています。


つまり、自分にとって価値あるもののみを追求していって、そして目標を達成しても、

利益を得るのはその人のみで、他者は何の利益も得られません。


自分の利益のみ追求する態度は、

何年も前から人類がとってきた、集団を形成する手法にあらがう態度だ、

というわけです。



さて、ここでは、お金儲けが悪いと言おうとしているわけではありません。

お金を稼ぐことは誰にでも必要なことです。




治療院経営でも同じことです。



私の師匠である実践会代表の中村は言っています。



治療院はつぶしてはいけない。もうけなくてはならない。 と

治療院をつぶしてしまったら、今通っている患者さんがまた困ってしまうではないか、と。




いや、そんなことはない、いくらでも治療院はあるじゃないか、と考える人もいるかもしれません。


でもそれでは、治療院やっている意味がありません。

自分しか治せない、自分にはその価値が提供できる、

そう思うから、きちんと高いお金もいただいて、

治療院経営ができるというものです。



コモンセンスというのは、他者や社会にとって価値のある、ものの見方のことです。


コモンセンスをしっかりもって、

自分なりの目標を持ち、アプローチしていきたいと思います。



皆さんはいかがでしょう?




今日はそんなお話しでした。



治療院経営に有用な操体法のセミナーは、

以下のリンクからご確認!







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