2016年10月13日木曜日

ミスったお話し。

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!



今日は、先日ちょっとミスったお話し。





先日いらした患者さんは、ギックリ腰のような症状の方でした。



腰を曲げてつらそうに歩いてきました。


治療ベッドに腰掛けていても、


両手で支えていないと痛むようでした。


左側の腰の痛みです。


横になっていると楽だというので、


問診その他、事前説明は横になったまま行いました。


それもそこそこに治療を始めました。


一回では治りませんよ、というお話しはしましたが、


自分としては、今日は、


手を離しても座って居られるようになるまで、くらいを目標にしました。





まず圧痛操法。


右足の特に中指が激痛のようです。


左足はどの指もそれほどの痛みはありません。



この圧痛操法では、痛みはとれませんでした。


手を離すと「痛っ」という感じです。



それから次に基本操法をいくつか試します。


最後に合谷も試します。


合谷も激痛のようでした。


最終的には、


手を離して座れるようにはなりませんでした。


見た感じでは、そんなに変わった感じはしませんでした。


炎症があるのかもしれませんね、などと言い、


また翌日来てもらうことにしました。



全く変わらないケースも珍しいな、と思っていたところ、



治療ベッドから歩いて帰るときに、


背筋を伸ばして歩いているのに気付きました。


(あれ、良くなっているではないですか……)


そして、一緒に来ていた奥さんに、


「来た時より、楽になった。」


と話しています。



しまった、と思いました。




見た目には最初と変わらず痛そうにしていたので、


つい、変わっていないと思い込んでいたのです。


実際にはだいぶ改善していたのです。



「いくらか楽になりましたか?」


くらい尋ねればよかったのに…。


なんか、初歩的なミスをしてしまいました。



痛みを追ってはいけない、といつも話しているのに…。



患者さんはいくらかでも良くなって帰っていただけたので、


それは良かったのですが、


ちょっと反省しました。




今日はそんなお話しでした…。




10月のセミナーもあと1週間ほどです。


以下のリンクもお確かめください!!







【new】12月腰痛編②~上肢からの改善編~セミナー

http://after-seitai.com/lp/a9/





11月肩こりセミナー
http://after-seitai.com/lp/a4/




10月腰痛編①~下肢からの改善編~セミナー
http://after-seitai.com/lp/a3/






セラピストスキルアップ実践会

0 件のコメント:

コメントを投稿