本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!
今日は、先日ちょっとミスったお話し。
先日いらした患者さんは、ギックリ腰のような症状の方でした。
腰を曲げてつらそうに歩いてきました。
治療ベッドに腰掛けていても、
両手で支えていないと痛むようでした。
左側の腰の痛みです。
横になっていると楽だというので、
問診その他、事前説明は横になったまま行いました。
それもそこそこに治療を始めました。
一回では治りませんよ、というお話しはしましたが、
自分としては、今日は、
手を離しても座って居られるようになるまで、くらいを目標にしました。
まず圧痛操法。
右足の特に中指が激痛のようです。
左足はどの指もそれほどの痛みはありません。
この圧痛操法では、痛みはとれませんでした。
手を離すと「痛っ」という感じです。
それから次に基本操法をいくつか試します。
最後に合谷も試します。
合谷も激痛のようでした。
最終的には、
手を離して座れるようにはなりませんでした。
見た感じでは、そんなに変わった感じはしませんでした。
炎症があるのかもしれませんね、などと言い、
また翌日来てもらうことにしました。
全く変わらないケースも珍しいな、と思っていたところ、
治療ベッドから歩いて帰るときに、
背筋を伸ばして歩いているのに気付きました。
(あれ、良くなっているではないですか……)
そして、一緒に来ていた奥さんに、
「来た時より、楽になった。」
と話しています。
しまった、と思いました。
見た目には最初と変わらず痛そうにしていたので、
つい、変わっていないと思い込んでいたのです。
実際にはだいぶ改善していたのです。
「いくらか楽になりましたか?」
くらい尋ねればよかったのに…。
なんか、初歩的なミスをしてしまいました。
痛みを追ってはいけない、といつも話しているのに…。
患者さんはいくらかでも良くなって帰っていただけたので、
それは良かったのですが、
ちょっと反省しました。
今日はそんなお話しでした…。
10月のセミナーもあと1週間ほどです。
以下のリンクもお確かめください!!
↓
【new】12月腰痛編②~上肢からの改善編~セミナー
http://after-seitai.com/lp/a9/
11月肩こりセミナー
http://after-seitai.com/lp/a4/
10月腰痛編①~下肢からの改善編~セミナー
http://after-seitai.com/lp/a3/
セラピストスキルアップ実践会
0 件のコメント:
コメントを投稿