2016年12月22日木曜日

Kポジションと骨操法

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!



先日いらした患者さんのお話し。



片手での仕事を一時集中してやり過ぎて、

片側の肩の痛みが発生。

病院では四十肩の診断名。

おそらく、検査では何もわからなかったのでしょう。


神経ブロックも効果が無かったといいます。


肩屈曲時にいくらかの可動域制限と最終域で痛みが発生します。


肩に関しては、器質障害まで進展しているように感じます。

また、腰背部の膨隆も巨大でした。



さて、まずはKポジションを施行してみます。


最初のチェック。

痛みのある側を上にした側臥位で、

上半身だけ後方へ倒れてもらいます。

少し倒しただけで、背中に痛みが生じます。

そして、Kポジションの開始位置、肩の伸展時に痛みが生じます。


なので、痛みの出ない位置、中間位から上肢を前方に突きだしてもらいます。


それならできました。


次の、肩甲骨内転への抵抗、後方へ倒れ込む動作では、

痛みの出ないように、できる範囲でやってもらいます。




それぞれ2回づつやりました。(私は2回が定番です)


最後チェックしますと、上半身の後方への倒れ込みは、

肘がベッドに付くまでとはいきませんが、

普通に捻れるようになってきました。


肩の屈曲も却って反対側よりも可動性が増してきたようです。

屈曲時の痛みも軽減してきました。



そして最後に骨の操法も施行してみました。


例の、肘の圧迫のやつですね。


すると、さらに屈曲角度が増しました。



骨の操法もすごい効果的ですね。


臨床でも十分に効果を発揮します。




Kポジションは、基本の動きで痛みの出る人でも、


痛みの出ない範囲で行えば十分に効果を発揮します。


ちょっと応用的になりますが、

形通りにできなくても諦めずに、試してみてください。


また、アドバンスコースを受講されている方も、

骨操法ドシドシ使ってみてくださいね。




今日はそんなお話しで。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!




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