2016年12月15日木曜日

後知恵バイパス

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!



皆さんは、日常の中で、


「やっぱりね」

「ほらね、そうなると思ったよ」


と言ったり思ったりしたことがあるでしょうか?


予感が的中した、と感じたときに使う言葉かと思います。


しかし、実際にはどれだけ的中したのかは怪しいようです。




こんな実験があったようです。



ある有名な小説家が生涯に何冊の長編小説を書いたか、被験者に質問します。


結果は、平均51冊でした。(正解は66冊です)


しばらくしてから、同じ人に正解を伝えてから、

「あのとき何冊と推定しましたか?」

と尋ねると、

その回答の平均値は、63冊になったのです。


多くの人は、以前自分は正解はしなかったが、正解に近い回答をした、

と思い込んでいたのです。


他にも似たような実験結果はあるようです。




つまりは、

「やっぱりね」とかいうときの”やっぱり”は、

それほど”やっぱり”でもないということです。


こういうのを「後知恵バイアス」と言うそうです。



さらに、よくありがちなのが、

「あの時、こうしていれば…」

という類いの後悔があります。


因果をはじめから知っていた、というニュアンスが前提にあるので、


これも、後知恵バイアスの一種のようです。


つまり、



後悔しても意味はない



ということではないでしょうか。




結局、たいして、因果もわかっていなかったのだから、

あのときこうしていれば、なんて考えるのは、ナンセンスだということですね。



しかしながら、この後知恵バイアスは強力なバイアスらしいので、

なかなか取り除くのは難しいようです。



私自身はというと、

ほとんど後悔とかしません。


昔に戻ってやり直したいとか一度も思ったことはありません。


今が一番と思っているからでしょうか。


まあ、良くも悪くものんきなところはあるのですが…。



今日はそんなお話しで。



今日もブログを読んでいただきありがとうございました!





あのとき、操体法を習っておけば…、ということがないように…


以下のリンクからすぐにお申し込みを!







【new】2月肩こりセミナー↓
http://after-seitai.com/lp/a4/ 




1月腰痛編①~下肢からの改善編~セミナー
http://after-seitai.com/lp/a3/









セラピストスキルアップ実践会

0 件のコメント:

コメントを投稿