2017年1月13日金曜日

気持ち良さを十分に味わう

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!



先日いらした患者さんのお話しです。




少し間を空けて2回目で来られたのですが、

いつもは左腰が痛いのに、

今回初めて右腰が痛くなったといいます。

その他、右手を挙げたときに、右脇腹に違和感があるようです。



そこで、

膝たおしを行いますが、

動診では、左側へ倒した時が楽だといいます。


なので、右側から左側へと両膝を戻すように動いてもらいます。



この患者さんは、感覚レベルの良い方で、

ほとんどの操法で気持ち良さを感じてもらえます。


この時の膝たおしも、右腰のあたりが痛気持ちいいと言います。


不快な痛みなら避けねばなりませんが、

気持ち良いなら十分に味わってもらいます。

気持ち良さが無くなるまで、味わってもらいます。

気持ち良さがなくなったら力を抜いてもらうように言います。


1分、2分、あるいはもっと経ったかもしれません…。

なかなか力を抜く気配がありません。


だんだんと違和感が消えていく、と本人は言ってます。

しばらく経った後、ようやく力を抜きました。


右腰の違和感は消失し、

右脇の違和感も無くなったようでした。



やっぱり、

気持ち良さがわかる人は、

治っていきやすいですね。


結局のところ、私の仕事は、

患者さんの症状を治すと言うよりも、

気持ち良さを感じてもらえるように促すこと、

だと思っています。


そのための、

手技だったり、

声かけだったり、

タッチの仕方だったり、

環境作りだったりするわけです。


実際の臨床では、

そうもいかず、バタバタもがくときも多いですけどね…。

今日はそんな想いをつらつらと書いてみました。


この患者さん、

あご挙上の時も、だいぶ長く気持ち良さを感じておりました。




今日もブログを読んでいただきありがとうございました!




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