本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!
先日いらした患者さんのお話しです。
少し間を空けて2回目で来られたのですが、
いつもは左腰が痛いのに、
今回初めて右腰が痛くなったといいます。
その他、右手を挙げたときに、右脇腹に違和感があるようです。
そこで、
膝たおしを行いますが、
動診では、左側へ倒した時が楽だといいます。
なので、右側から左側へと両膝を戻すように動いてもらいます。
この患者さんは、感覚レベルの良い方で、
ほとんどの操法で気持ち良さを感じてもらえます。
この時の膝たおしも、右腰のあたりが痛気持ちいいと言います。
不快な痛みなら避けねばなりませんが、
気持ち良いなら十分に味わってもらいます。
気持ち良さが無くなるまで、味わってもらいます。
気持ち良さがなくなったら力を抜いてもらうように言います。
1分、2分、あるいはもっと経ったかもしれません…。
なかなか力を抜く気配がありません。
だんだんと違和感が消えていく、と本人は言ってます。
しばらく経った後、ようやく力を抜きました。
右腰の違和感は消失し、
右脇の違和感も無くなったようでした。
やっぱり、
気持ち良さがわかる人は、
治っていきやすいですね。
結局のところ、私の仕事は、
患者さんの症状を治すと言うよりも、
気持ち良さを感じてもらえるように促すこと、
だと思っています。
そのための、
手技だったり、
声かけだったり、
タッチの仕方だったり、
環境作りだったりするわけです。
実際の臨床では、
そうもいかず、バタバタもがくときも多いですけどね…。
今日はそんな想いをつらつらと書いてみました。
この患者さん、
あご挙上の時も、だいぶ長く気持ち良さを感じておりました。
今日もブログを読んでいただきありがとうございました!
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