2018年4月25日水曜日

身体運動の法則 その2

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!



今日は、身体運動の6つの法則、

残りの3つをお話ししたいと思います。


最初の3つは、

1.連動の法則

2.重心安定の法則

3.重心移動の法則


そして4つめは、


4.呼吸との関連


力強い運動、あるいは急激な運動は、

息を吐くときか、息を止めているときにするものです。

武道でもスポーツでも、気合を入れて攻める時とか、動くときは、

息を吐きながら行うと思います。

息を吸うときは運動神経が働かないようです。


また、

ギックリ腰も吸気の時になる、と橋本先生はおっしゃっています。


くしゃみしたとき時とかは、呼気だとは思いますが、

その場合は、腹圧によって腰の関節や椎間板に衝撃が加わるのと、

急激な前屈みの姿勢などが関係するようです。


重い物を持ち上げるときは、息を止めたりすると思いますが、

軽い物の場合は、身体が緩んでいる状態の時もあるので、

そういう時にもギックリ腰になりやすいようです。


もちろん、そこに至るまでに身体の状態も悪くなっているということもあります。


呼吸は、スポーツ、お産、日常生活、精神状態、などいたるところで重要になってきますね。



さて、5番目。


5.動作と姿勢と感情


橋本敬三先生の言葉を借りれば、

「怒る時は腹を立て、季肋に力を入れると肝にさわり、

 悲しみ憂いは、前屈して、呼吸器、消化器を圧迫し、驚くと腎に衝撃を与え、

 腰が抜けることがある。」


動作と感情は連動していることを述べています。


また、姿勢についても、

自信があるときは胸を張るし、

不安な時は眼球がちょろちょろと動きますし、

優しい顔で激怒することはできません。

姿勢と感情も連動しています。



6.飲食との相関


橋本敬三先生は、食べ物は生命のもと、であり、

物の食べ方にもちゃんと法則があるのだと言います。

それを無視すればやはり身体の調子がおかしくなる、と。



添加物や防腐剤のような毒をとることはせず、


その季節の物を食べなさい、

うまい物を食べ過ぎるな、

肉を食べたら、その7倍の野菜やご飯を食べなさい、


などと説いています。


昔から、しっかりと食の重要性も説いておられました。



以上、6つの身体運動に関わる法則や関連性があります。


そのどれかの法則を無視するならば、


身体運動に問題が起こるということです。



操体法って、単なる治療手技とかではなくて、


生きるための様々な法則をも考慮にいれた、

人間全体をみていく体系なんです。


まだまだ奥は深いです…。



今日はそんなお話しでした。


今日もブログを読んでいただきありがとうございました!

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