2018年4月18日水曜日

ギプスしている方へのKポジション

本日も当ブログにお越しいただきましてありがとうございます。

先日、肩のこりを訴える患者さんを施術する機会がありました。

凝っている方の肩甲骨周りは固くなっています。

こういうときには、当実践会でお伝えしているKポジションを行うのが、
手っ取り早い訳ですが、

この患者さんはあいにく、前腕部骨折で前腕部はギプス固定されています。

さすがに、通常の、末梢から圧をかけるやり方では、

骨折部に悪い影響を与えかねません。

肘から圧をかけてみようかとも一瞬考えましたが、

無理せずとも、

kポジションの後方へ引く方だけを行うことにしました。
ただし、セミナーでお伝えしている患者さんの前方へ立つやり方ではなく、
患者さんの後方へ回って、肩甲骨内側縁を保持する(抵抗をかける)方法です。

三回施行し、結果、これだけでも、十分に肩甲骨周りは緩みました。

当実践会のセミナーでは、
最もわかりやすい方法、効果を実感しやすい力加減で、
Kポジションをお伝えしていますが、
実際はいろいろな応用や別法があったりします。

前でも後ろでも動きがあると痛みを感じる方もいて、
そういう場合には例えば、釣り合いを保つように抵抗をかける方法もあります。

これらの応用や別法は、1回のセミナーではお伝えしきれないので、
上級コースにお進みいただくか、
繰り返し受講されることをおすすめいたします。

一回だけ受講して、臨床でなかなか使えない、ではもったいないと思います。

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。


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