2017年2月9日木曜日

よく話しを聞くこと

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!


今日は、ちょっと昔の話しになりますが、

私の病院勤務時代のお話しです。





世の中にはクレーマーと呼ばれる人たちがいます。

 モンスター○○、という言い方もあります。

 モンスターペアレントとか、モンスターペインシェントとか。

 病院スタッフなら、患者やその家族からの理不尽(とスタッフ側が感じている)な苦情に

 難渋した経験もきっとあるでしょう。

 確かに酷いな、と思うことももちろんあります。

 逆に、その苦情ももっともだな、と思うこともあります。

 得てして、病院側の論理で話を進めがちです。

 仕方ないよね、とか。

 身体拘束なんかはいい例ですよね。

 点滴いじっちゃうから仕方ないよね、

 おむついじっちゃうから仕方ないよね、etc...。

 身体拘束しないで看護・介護することができないのは私たちの能力不足である、

 という視点が少しでもあれば、また違うのですが。

 
 話を戻して、

 あるとき、変な要求をしてくる患者家族と対面する機会がありました。

 いわゆるモンスター家族、みたいな感じでしょうか。

 もちろん事前にいろいろと話を聞いていたので、少し億劫なところもありましたが、

 実は何か違うような気がして、いつものように対面してきました。


 丁寧に相手のお話を聞きました。



 すると、やはり、家族としてただ一生懸命なだけで、全く悪気もなく、

 よくその方の話を聞いて理解してあげれば、こちらも納得するようなことでした。

 詳しくはお話できませんが、

 治療者側は、治療や訓練のやり方に何か意見を言われると、

 感情的にただ拒否してしまうことが多いのではないでしょうか?

 もちろんダメなものはダメで良いのですが、

 なぜそう思うのか、もっと掘り下げて話しをきいてあげると

 また違った見方ができるのではないかと感じます。

 
 セラピストの立場に固執しないで、感情的にならないで、

 相手の話を聞いてあげれば、理解できることもあるな、

 というのが、その時の気づきです。


 そう、その相手の方、私が訪室したとき、ベッドに患者さんと一緒に座って(端座位) おり、

 私はいつものように目線を合わせようと床にしゃがんで挨拶を始めたんですが、

 その相手の方も、上から目線では悪いからと床にしゃがんでしまったのです。

 相手の方が足が悪いのは事前に分かっていたので、私は慌ててイスを持ってきて、

 お互いに無理なく座るようにしました。

 なんか、悪い人じゃないよな、という気が、その時点でしました。 


 今日は、こんな感じのお話でした。


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