2017年2月10日金曜日

社会的証明

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!


今日は社会的証明という題名ですが、

まずは防災訓練のお話しから。


皆さんは防災訓練とかやったことありますか?


職場によっては様々だと思いますが、


その中に、消火器の使用訓練というものがあります。

これは、

消防隊員がまず、消火器の使い方の説明とデモを見せてくれます。

一般的な今の消火器は、ABC型といって、普通火災、油ものの火災、電気火災の

どれにも対応しているそうです。


実際、使うときには、

「火事だあー!」

「だれか来てください!」

「あなた、119番にに通報して下さい!」

と言ってから、消火器の黄色いピンを抜き、ホースの口を火元に向け、レバーを握ります。

火元から5~8mほど離れ、火元の下の方を狙います。

私もやったことがあります。


さて、私が以前参加した消火器使用訓練の際に、

消防隊員が説明してくれたことの中で気がついた点を一つお話しします。



先ほどの

「だれか来てください!」といった後、


「どなたか119番通報お願いします!」

と言ったのでは、だめだ、というのです。



意味分かりますか?



「どなたか!」ではダメで、


特定の一人を指名して、「あなた、119番に通報して下さい!」

と言うべきだとのことです。



このことは、

「影響力の武器」(ロバート・Bチャルディーニ)という本にも書いてあります。

「社会的証明」の原理です。

アメリカで起きたジェノヴィーズ事件は、キャサリン・ジェノヴィーズという女性が

ある晩、35分間犯人に追い回されたあげく殺害されたという事件ですが、

その35分の間、38人もの近隣住民がこの事件を目撃しています。

しかし、誰一人、警察に通報する人がいなかったのです。

このことを説明するのに、ある心理学者が社会的証明という原理を用いました。

簡単に言うと、我々は自分がどう振る舞うかわからないときに、

他人がどうしているかをみる、ということです。

先ほどの事件では、38人もの人が目撃しているのに、

自分が警察に通報するかどうか躊躇していたのです。

もしかしたら、ただの喧嘩なのかもしれない、ほんとに緊急事態なら誰かが通報しているだろう、

などと考え、他人の出方をうかがっているような事態だといえるかもしれません。

つまり、自分の行動を大多数の他の人の行動に合わせるということですよね。

先ほどの書籍の中で、自分の身を守るためには、例えば、群衆の中で具合が悪くなった時は、

「誰か助けてください」ではなく、

「そこのあなた救急車を呼んでください」というべきだと書いています。

参考になります。



「影響力の武器」はマーケティングの教科書ですが、

具体例を用いて、いろいろと面白いことが書かれています。

代表中村も、良書として挙げていますよ。



今日はそんなお話しでした。


今日もブログを見ていただきありがとうございました!





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