2017年2月7日火曜日

アナトミートレイン

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!



さて、ご存知の方が大半とは思いますが、

今日は,アナトミートレインについて。


このアナトミートレイン理論は、トーマス・M・マイヤー氏によって発案された、

「体全体は筋肉をおおう筋膜によってつながっている」

という理論です。



ごく簡単に言っていってしまうと、

アナトミートレインでは、全身を覆う筋膜を大きく7つのラインに分けてとらえています。

体の各部分は、それぞれのライン上に位置づけられています。

筋膜は、筋繊維や、骨、内臓などがバラバラにならないようにまとめています。

ある本によれば、

「体全体をおおっている筋膜で、さまざまな部分はつながっている」

というイメージで説明しています。

わかりやすいと思います。


アナトミートレインを理解するのに、もう一つ大事な概念があります。

それは、テンセグリティ、という概念です。


テンセグリティ(Tensegrity)とは、

Tension(張力)と、Integrity(統合)とを合わせた造語で、

アメリカの思想家・デザイナーであるバックミンスター・フラー氏によって、

1950年代に提唱された、骨組み(構造)のことです。

引っ張る力と、圧縮する力によって均衡が保たれる、という構造です。

ヨットで例えると、マストを中心に、それぞれのロープ(索)が引っ張り合って、

張力で均衡を保っているということです。

つまり、連続した張力と局所的な圧縮力が、

互いに力を打ち消し合って平衡状態となっています。

 テンセグリティ構造では、できるだけ少ないエネルギーと質量で自己安定化しています。


 以下はある本にあったわかりやすい説明です。

「大量の骨すべてがまっすぐで縦横がそろっているわけではないのに、

なぜ人間の体はバランスをとれていられるかというと、人間の骨という硬いものを、

筋肉や腱、靱帯や軟部組織といった柔らかい組織が

巧みにバランスをとって引っ張り合って支えているからです。」



アナトミートレインやテンセグリティは、理解すると、

操体法などがどうして遠隔部位を変えることができるのか、わかるようになると思います。

必要な概念だとつくづく感じました。



教科書としては、マイヤース氏の著作アナトミートレインの翻訳版が第3版まででています。


1から読むというしろものではありませんが、

ところどころ必要なところを読むと、

とても参考になります。


今日はそんなお話しでした。


今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



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