2017年8月2日水曜日

どの姿勢で施術しますか?

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!


今日は、患者さんをどの姿勢で施術するかというお話し。


それぞれの手技によって、

治療姿勢というのは決まってくるのが通常かと思います。


どの姿勢でも良いというわけにはいかないのが普通だろうと思います。


操体法においても、

つま先上げは仰臥位、Kポジションは側臥位、かえる足は腹臥位など、

操法によっては、姿勢は決まっています。


同じ操法でも、坐位で行うのと、仰臥位で行うのと、

二通りある操法もあります(肩の上げ下げなど)。


圧痛操法や骨操法などはどの姿勢でも可能です。



さて、操体法が楽な方へ、気持ちいい方へ動かす、ということは、

もう皆さんご存知かと思います。


なので患者さんにとってもらう姿勢も、最も楽な姿勢が望ましいです。


仰向けになるのが辛いのに、

わざわざ仰臥位で操法を行わなくても良いでしょう。


先日、どの姿勢をとっても辛い、という方がいらっしゃいました。

痛みに過敏になっているような方で、どこに触れても痛いという方でした。



坐位でいろいろと話していたので、

坐位のままでできる施術を考えてみました。


動診をしてみたら、体幹の右回旋に強い痛みがありました。


なので(?)、


今回は三軸操法を試してみました。

左ひねりー左側屈ー前屈

のパターンを行います。


3軸目まで決めたとき、

患者さんが、「気持ちいい」とおっしゃったので、

これは決まったな、と思いました。


案の定、右回旋の強い痛みが大きく改善していました。

歩き方も良くなりました。


三軸操法は今回の本題ではありませんが、


三軸操法なら、坐位でも、立位でも、仰臥位でもできます。


どの姿勢でも対応できる技術をもっていれば、

施術のバリーションが広がるのは間違いありません。


三軸操法に限らず、


操体法を用いれば、どの姿勢からでも治療が可能です。

どの操法から始めて、

どの操法を必ずやらなければならない、という決まりがありません。


患者さんに楽な姿勢をとってもらい、

楽な動き、気持ちいい動きをしてもらう。


そのための操法を選択すればよいのです。



皆さんのお持ちの技術はどんな姿勢からでも対応可能ですか?


もし、そうでなければ、是非、操体法を学びに来てください。

以下のリンクから確認してみてください。



今日はそんなお話しでした。


今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



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