今日は、基本に立ち返る、ということについてお話ししたいと思います。
当実践会のセミナーでは、
短時間テクニックセミナーやベーシックコース、アドバンスコース等において、
様々な個別技術を伝達させていただいています。
短時間テクニックセミナー腰痛編のIポジションであったり、
肩こり編のKポジションであったり、
ベーシックコースのつま先上げであったり、
いろいろなテクニックがあります。
受講された方はおわかりかと思いますが、
誰でも、即座に結果が出せるテクニックであり、
それぞれ単独でも、使用可能な技術です。
しかしながら、
これも臨床で使用されている方なら、もしかしたら経験があるかもしれませんが、
どうもそれらテクニックが適用にならない、
効果が出にくい、
などと、行き詰まることが出てくるかもしれません。
そうでなくても、
操体法を、個別のテクニックの集合体として学んでいると、
各コースで学んだテクニックの中でしか操体法を用いることができません。
そう気付いたときには、
ぜひ、操体法の基本に立ち返っていただきたいと思います。
操体法の基本原理は、
気持ち良く動けば、
あるいは、
楽な方に身体を動かせば、
身体の歪みが整う、
というものです。(言い方や視点は種々あると思いますが)
当実践会の各セミナーでお伝えするテクニックはどれも、
この原理に則ったテクニックではありますが、
いつしか、基本原理を忘れて、
テクニックとしてのみ使用していることもあるかもしれません。
私もはじめはそうでした。
なんか決まりが悪いな、とか感じたら、
この基本原理に立ち返ることをオススメします。
目の前の患者さんにとって、
どの姿勢が楽なのか、
どの動きが楽なのか、気持ち良いのか?
それは、実践会のセミナーでお伝えしている操法にはない動きかもしれません。
あるいは、各操法において、気持ち良さを味わってもらうような、
声かけや工夫の必要性に気付くかもしれません。
基本原理を忘れずにいると、
同じ操法をしていても、応用がききます。
さて、この操体法の基本原理は、
当実践会セミナーの座学でもお伝えしていますし、
いろいろな操体法関係の書籍もありますので、
ぜひそれらを参考にしてください。
今日はそんなお話しでした。
今日もブログを読んでいただきありがとうございました!
操体法のセミナーは以下のリンクを参照下さい!
【短時間テクニックが学べるセミナーはこちら↓】
10月腰痛編①~下肢からの改善編~セミナー
http://nakamura-koutarou.
9月腰痛編②~上肢からの改善編~セミナー
http://nakamura-koutarou.
8月肩こり編セミナー
http://nakamura-koutarou.
セラピストスキルアップ実践会
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