今日は先日少しだけお話しした、
プレセッション
のお話し。
池上六郎先生が見いだした3軸修正法は、
プレセッションの原理を身体の修正法に適用したものです。
先週の水曜日のピカメルでは、
ごく簡単に三軸修正法を体験できる方法をご紹介しました。
今日は、三軸修正法の原理である、
プレセッションについて簡単にご紹介しておきたいと思います。
プレセッションとは、
回転する物体に、ある方向から力を加えると、
その物体は、加えられた力の方向から回転方向90°先に倒れる、
という原理です。
わかりやすくお正月のコマを例にしますと、
自分の目の前で、右回り(時計回り)にコマを回したとします。
コマの軸に対して、手前から向こう側に力を加えると、
そのコマは、回転方向に90°先、この場合は、右側に倒れます。
右向きに力を加えると手前に倒れ、
手前に力を加えると、左側に倒れ、
左向きに力を加えると、向こう側に倒れます。
この場合は右回りでしたが、
左回りのコマの場合は、同様に考えると、
向こう側に力を加えると左側に倒れ、
左向きに力を加えると、手前に倒れ、
手前に力を加えると、右側に倒れ、
右向きに力を加えると、向こう側に倒れます。
この原理を、先週お話しした、三軸修正法の体験法に当てはめてみます。
身体を右に捻ってから、左に側屈すると、前屈がしやすくなる、でしたね。
右回りのコマは、
左向きに力を加える(たおす)と、向こう側(前方)に倒れます。
すなわち、右に捻った(回転する)身体を、左側に倒す、つまり、左側屈をすると、
前方に倒れやすくなる、ということになります。
どうでしょう?
実は後屈や左右の側屈も同様に考えられます。
つまり、
右に捻ってから、
前屈なら、右側屈がやりやすくなり、
右側屈なら、後屈がやりやすくなり、
後屈なら、左側屈がやりやすくなり、
左側屈なら前屈がやりやすくなる、
ということになります。
左ひねりの場合も同様に考えられます。
それは皆さんも考えてみて下さい。
今日はここまでにしておきたいと思います。
またの機会に続きをお話ししたいと思います。
今日もブログを読んでいただきありがとうございました!
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