2017年9月6日水曜日

操法は一人一人違う

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!


今日は、操法は一人一人違う、というお話し。



皆さんには、


当実践会のセミナーにいろいろと参加していただいて、


それぞれの操法を学んでいただいています。


短時間テクニックセミナーであれば、


IポジションやKポジション。


ベーシックコースであれば、 つま先上げや、膝たおしなどなど。


アドバンスであれば、圧痛操法や皮膚操法、骨操法などなど。


当実践会でお伝えしている操法だけでもたくさんあります。


そのたくさんある操法を実際の患者さんに施術してみると、


一筋縄ではいかないことも多いかと思います。


当実践会では誰でも簡単に習得していただけるようセミナーを行っておりますが、


実際の臨床現場では、全く同じようにはいかないこともたびたびかと思います。


治療者の技量の問題であったり、


患者さん側の感覚レベルや心理的状態などの理由もありますが、


操法は一人一人違う、ということも理由にあげられます。


やり方や手順は同じであっても、


患者さんによって、



抵抗のかけ方の強弱や向き、


足の位置、蹴る方向などの違い、


どうやって声をかけたらわかりやすいか、


などなど、


患者さんによって、変えていかなければならないんです。


すなわち、患者さんによって、操法は異なるわけです。


操法は一人一人違うのです





では、どうしたら良いのか?



個々の患者さんに合わせた操法を行うには、


治療者側が、


患者さんの感覚を感じ取り、


その患者さんの感覚に素直に従う、ということが必要になります。




究極的には、患者さんと一体になる、ということです。


そこまではなかなか難しく、私もまだまだ修行中です。



そういった、


患者さんの感覚を感じ取り、


患者さんの感覚に素直に従う、


という感覚を磨くには、


アドバンスコースで行うようなつりあいの練習をするとか、


上手な人から操法を受けて、自分の感覚を聞き分ける練習などが必要です。


最初は難しいですが、


だんだんとわかるように、できるようになってきます。


是非、操体法の修行は続けていって欲しいと思います。




操体法は皆さん見ての通り、


だれにでも効果が出やすいテクニックです。


けれども、より精度の高い技術を目指そうと考える場合には、


上記のような訓練を行っていく必要があるんですね。



最近は、操体法で高みを目指そうという仲間がどんどん増えてきています。


とても嬉しい限りです。




今日はそんなお話しでした。


今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



操体法をまだ知らない方は、以下のリンクからご確認ください!


そしてより高みを目指す方は、


ぜひ上級コースへ!(セミナー会場でしか申込みを受け付けていないんです)




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10月腰痛編①~下肢からの改善編~セミナー
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