この前、私が担当している男性患者さんが、こんな話をしてくれました。
人間には5つの必要な素養がある。
「ひとつはやっぱり思いやりだなぁ。」
あと、勤勉、健康、・・・・。(残り二つ忘れました・・)
その患者さん、さらに続けます。
「最近は思いやりのないのが多い」
「この前も、隣のベッドの男。」
「おれに、あれとってくれ、とか戸締めてくれ、とかなんとか言うから、
俺に言うな、看護婦に言ってくれ、って言ったんだ。」
「ほんとに思いやりのないのがいるもんだ」
さっきの、思いやりが必要、という話の後に、その具体例・・・。
内心私が苦笑したのは言うまでもありません。
思いやりは、自分が相手に向けるものではなく、
相手が自分にしてもらうもの、という認識なんでしょうか。
もちろん、その90歳にもなろうという患者さんの言うことなので、
全く咎める気もなにもありませんが、
一つの人間ウォッチとしては面白かったです。
今日はそんな小話で。
今日もブログを見ていただきありがとうございました!
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