問診の中で、どういう時にその問題の症状が起きますか、
ということを尋ねるのですが、
時々、そりゃそうだろうな~、と思うときがあります。
例えば、先日はこういう方もおりました。
山芋を掘っていくときに、ずっと下の方まで掘っていくんだけど、
最後の方まで掘れずに諦めて折ってしまう。
山芋掘りをやったことがない方はイメージが湧きにくいとは思いますが、
結構深くまで掘るので、とても大変です。
汗だくになります。
もちろん身体もしんどいと思います。
今日来られた方も、
鍬で土興しを30分もやっていると腰が伸びなくなる、とのこと。
私でもそうなるのではないかと思います。
私は以前は2時間ぶっとおしで車を運転しても大丈夫だったのですが、
今は2時間ぶっとおしだと降りたときに、腰が伸びません…。
1時間くらいで休憩するようにしています。
さて、30分も同じ格好をしてもらうわけにももちろんいかないので、
いろいろと動診を試みてみます。
今日の方は、前屈はOKで後屈はやりにくい。
骨格的にはもっともな感じでした。
体幹の回旋をしてもらうと、
片側はいきづらいように見えましたが、
ご本人にはわかりづらいようで、
それでも、こちらの方がいきづらそうですね、と促すと、
そうですね、と同意されるような感じでした。
Iポジションをはじめいくつか操法を行った後で、
もう一度体幹の回旋を行ってもらいます。
すると明らかに、最初いきづらかった方の回旋の可動域が大きくなっていました。
動きもスムーズです。
私がそのように声かけすると、同意してくれました。
嬉しそうにもしています。
ご本人も感じていただけたのかと思います。
また、前後屈も行ってもらいます。
後屈が、可動域はともかく、やりやすくなっているようです。
これは本人にも感じていただけたようです。
背が伸びてすっきりした感じ、とおっしゃっていました。
なんとか、ビフォーアフターを見せることができたようで、
満足して帰っていただくことができました。
今回の場合は、ご本人もわりかた素直な方だったのだと思います。
もちろん感覚レベルもよかったのだと思います。
いつもいつもこのようにうまくいくわけではありませんが、
視診・動診はしっかりやっていく必要がありますね。
今日はそんなお話しでした。
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