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このブログでも、今までに何回か薬の功罪について書いてきました。
今日は、操体法創始者の橋本敬三先生のお話しを参考にしてみたいと思います。
橋本敬三先生は、
薬は確かに黴菌(ばいきん)の繁殖を抑えてくれるが、
それによって私たちのからだそのものが良くなるわけではない、
薬はのめば飲む分だけ自分のからだも壊れていく
と述べています。
さらに、たとえて、
黴菌が100匹攻めてきても、そのうちの60匹を殺して、
40匹がそこをかいくぐってきても、こちらは大丈夫という状況になっていればいい、
1匹でも入れまいとすると、薬がいくらあっても足りず、
全滅させる前に、こちらがぶっ倒れてしまう
と言っています。
さらに、
ふと気がつくと、敵をやっつけるための凶器で自分がやられてしまい、
またその対策を講じると言ったいたちごっこになってしまう、
と述べています。
痛み止めの薬と、それを飲んで胃を悪くするので胃薬を処方される、というのは
良くある話しですよね。
橋本先生のこの説明はとてもわかりやすいですよね。
今、薬をのんでいる方でも、
全てやめるようなことをしなくても、
気持ち60%くらいは薬に頼って、
あとの40%は自分の力で治す、といった気持ちだけでも持つことができれば、
それで良いのではないかと思います。
自分の生活に気をつけるようになり、
橋本先生のいう、
息・食・動・想
の法則に従い、生活の歪みを正すことができるようになってくれば、
もしかしたら、薬に頼らなくてもいいからだになっていくかもしれません。
今日はそんなお話しでした。
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