2018年6月27日水曜日

Iポジションでの手の支え方

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!

先週末は当実践会のテクニックセミナー腰痛編が全国4会場で開催されました。
参加された受講生の皆さん、どうもありがとうございました。
その後臨床で使用されてみていかがでしたか?

今回お伝えしたのは、操体法の一つのテクニックであるIポジションです。
受講されたことのある方はおわかりかと思いますが、
Iポジションは、楽な方へ向いてもらい、
ベッドから垂らした方の脚を踏み込んでもらうことになっています。

踵部を操者の手のひらで支え、そこへ8:2で負けるように踏み込んでもらい、
クローズにするために途中で止めることになります。
その際、どうしても脚の力の方が強いため、
操者の手がぷるぷると震えてしまったりします。
操者の不安定さが患者さんに伝わるとよろしくないと、我々は考えているので、
震えないようにする工夫をしなければなりません。

患者さんの脚を支える方の操者の肘を、
自分の腹や大腿部に接触させて安定化させる方法も指導しています。
しかし、それでも、不安定になってしまう方には、
私は以下のようにすることを提案しています。

それは、患者さんの脚を止める際に、
患者さんの踵部を支えた方の手の甲を、自分の腹や大腿部で支える方法です。
すると、自分の重心に近いところで支えるので、かなり安定します。

ほとんどの方はこの方法を試してみると、安定できることを実感してくれます。
他の方法でも安定していれば、それで大丈夫です。
そのままの方法でIポジションを施行してくださって構いません。

しかし、どうも不安定になってしまうという方は、
先ほどの、手の甲を自分の腹や大腿部で支える方法を試してみて下さい。
きっと安定するはずです。

今日はそんなお話しでした。
今日もブログを読んでいただきありがとうございました!


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