今日は痛い部位にさわれない、というお話し。
当実践会の上級コースであるベーシックコースのご紹介の際に、
「痛い部位に触れなくても結果を出せる」
ということをお話ししています。
今回のお話しは、
「痛い部位にさわれない」
という似たようなお話し。
実際にあった症例ですが、
肩が凝っていると話す男性がいまして、
肩(僧帽筋上部)を押すと痛みが生じています。
肩直接のマッサージではほぐせそうにありません。
(どっちみち私はマッサージはできませんが)
Kポジでは前方に手を伸ばしてもらう際に(力を入れると)痛みを生じます。
痛い部位にさわれない状態です。
自然と離れた部位からアプローチすることとなります。
アナトミートレインをひもとくと、
アーム・ラインの一部であるSBALにおいて、
僧帽筋と手根伸筋群がつながっています。
腕橈骨筋も関係しているようです。
そこいらへん(橈側手根伸筋、腕橈骨筋)に刺激を加えながら、
肩(僧帽筋)の緊張状態をモニタリングします。
すると、僧帽筋上部の緊張が緩んでくるのがわかります。
本人も緩んでくるのがわかったそうです。
結果、肩の痛みが取れ、楽になりました。
今回の例では手根伸筋群でしたが、
別の箇所でも良いかもしれません。
肩こりに橈側手根伸筋群、皆さんも試して見てください。
このように、
痛い部位にさわれない、さわりたくない、という場合には、
アナトミートレインを意識して、
離れた部分にアプローチしてみてください。
そしていろいろと試してみてください。
今日はそんなお話しでした。
今日もブログを読んでいただきありがとうございました!
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