2016年10月12日水曜日

あらためて操体法について…

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!




私は今、臨床で操体法を取り入れて、

そして、当実践会のセミナーなどで、

操体法を皆さんにお伝えすることもしています。


当実践会のセミナーなどを受講されたことのある方はおわかりかと思いますが、


操体法の一つ一つのテクニックは、

とても即効性があり、

また、だれでもある程度はすぐに使えるようになります。


もちろん、精度を上げるために、

経験や修行も必要になってきます。

セミナーでお伝えすることが全てではありません。


そして操体法は部位別のテクニックではない、

テクニックを追いかけすぎないで、

とお伝えもしていますが、


それでも、その即効的な効果を目の当たりにして、

患者さんがどんどんと良くなっていくと、


いつの間にか、テクニックを追いかけてしまいがちになります。


IポジションやKポジション、基本操法や応用的な操法など、

こういった症状には、このテクニック、などと、

テクニック重視になってしまうこともままあるかと思います。


技術の向上には経験を積むことは大事なので、

それはもちろん構いません。



ただ、ブログやメルマガなどでお伝えしているように、

操体法は本来的には、ホリスティック(全体的)な健康法です。

もっと言うならば、

操体法とは、「健康な心と体を維持するための生命哲学」です。



たとえば、操体法では、

息(呼吸)・食(食事)・動(動作)・想(ストレス管理)・環(環境)

という5つの要素の全てが、気持ちいい状態で行えていること、整えられていること、

が重要だと考えています。


肩こり、腰痛など、局所の症状がすべて、操体法の治療技術で治るわけではありません。


日常生活上の動作の癖(動)や、

職場・家庭でのストレス(想)、

不規則あるいは偏った食生活(食)、

常に浅い呼吸をしていたり(息)、

これらを助長させる環境に常にさらされている(環)、

のかもしれません。


操体法の治療手技で症状が寛解できたとしても、

これら息・食・動・想・環が修正されていなければ、

再発してしまうことにもなりかねません。


なので、身体の歪みだけではなく、

これら5つの要素の全てについて、歪みを正して、

気持ちよい状態で行えるようにしなければなりません。



テクニックだけではなく、考えることはたくさんあるように思えます。

やっぱり操体法は奥深いですよね。



詳細は、様々な書籍をご参照ください。



そして、これらのことは、患者さんの治療に関してだけではなく、

治療者自らの生活や人生についてもあてはまります。


息・食・動・想・環の全てにおいて、

しっかりと整えられているか?


皆さんも、あらためて考えてみてはいかがでしょうか?


人生が変わるかもしれませんよ。




今日はそんなお話しで。


今日もブログを読んでいただきありがとうございました!



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