本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!
私は今、臨床で操体法を取り入れて、
そして、当実践会のセミナーなどで、
操体法を皆さんにお伝えすることもしています。
当実践会のセミナーなどを受講されたことのある方はおわかりかと思いますが、
操体法の一つ一つのテクニックは、
とても即効性があり、
また、だれでもある程度はすぐに使えるようになります。
もちろん、精度を上げるために、
経験や修行も必要になってきます。
セミナーでお伝えすることが全てではありません。
そして操体法は部位別のテクニックではない、
テクニックを追いかけすぎないで、
とお伝えもしていますが、
それでも、その即効的な効果を目の当たりにして、
患者さんがどんどんと良くなっていくと、
いつの間にか、テクニックを追いかけてしまいがちになります。
IポジションやKポジション、基本操法や応用的な操法など、
こういった症状には、このテクニック、などと、
テクニック重視になってしまうこともままあるかと思います。
技術の向上には経験を積むことは大事なので、
それはもちろん構いません。
ただ、ブログやメルマガなどでお伝えしているように、
操体法は本来的には、ホリスティック(全体的)な健康法です。
もっと言うならば、
操体法とは、「健康な心と体を維持するための生命哲学」です。
たとえば、操体法では、
息(呼吸)・食(食事)・動(動作)・想(ストレス管理)・環(環境)
という5つの要素の全てが、気持ちいい状態で行えていること、整えられていること、
が重要だと考えています。
肩こり、腰痛など、局所の症状がすべて、操体法の治療技術で治るわけではありません。
日常生活上の動作の癖(動)や、
職場・家庭でのストレス(想)、
不規則あるいは偏った食生活(食)、
常に浅い呼吸をしていたり(息)、
これらを助長させる環境に常にさらされている(環)、
のかもしれません。
操体法の治療手技で症状が寛解できたとしても、
これら息・食・動・想・環が修正されていなければ、
再発してしまうことにもなりかねません。
なので、身体の歪みだけではなく、
これら5つの要素の全てについて、歪みを正して、
気持ちよい状態で行えるようにしなければなりません。
テクニックだけではなく、考えることはたくさんあるように思えます。
やっぱり操体法は奥深いですよね。
詳細は、様々な書籍をご参照ください。
そして、これらのことは、患者さんの治療に関してだけではなく、
治療者自らの生活や人生についてもあてはまります。
息・食・動・想・環の全てにおいて、
しっかりと整えられているか?
皆さんも、あらためて考えてみてはいかがでしょうか?
人生が変わるかもしれませんよ。
今日はそんなお話しで。
今日もブログを読んでいただきありがとうございました!
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