本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!
当院に来られる方の中で、
痛みを感じにくい、という方がいらっしゃいます。
多くの人なら痛がるであろう刺激を与えても、
なんでもない、という方です。
「痛み」はそもそも身体からの生命危険信号です。
この危険信号を感じにくいというのは、
あまりよろしくないように思えます。
私はこういった痛みを感じにくい患者さんには、
症状に気付いたときには、だいぶ重症になっているかも、
などと説明したりもします。
痛みなどの不快感が繰り返し続くと、
身体が、この不快感を感知しないように働くそうです。
現代社会で生活していると、
我慢したり、無理したり、いろいろと頑張るので、
危険信号が作動しないようになっている人が多いのかもしれません。
これもひとつの防御反応ということでしょうか。
こういった方に限らずとも、私たちは、
日常生活の中で、「気持ち良さ」を感じるための工夫をすることが必要なのかもしれません。
それと、操体法の施術により、
患者さんも、施術者も、いわゆる感覚レベルが上がっていき、
この危険信号を感じやすくなってきます。
操体法を継続的に学んでいる方は、それが実感できていると思います。
操体法は、
私たちの日常生活のあり方にも示唆を与えてくれます。
操体法で人生が変わる、ということも大げさではありませんよ。
今日はそんなお話しで。
今日もブログを読んでいただきありがとうございました!
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